2014年7月15日火曜日

谷口事務局長へのインタビューが『NAZEN通信』No.15と『婦人民主クラブ』7月15日号に載りました

解雇撤回と戦争反対・核廃絶は生き抜くための闘い!

安倍を8・6の力で打倒しよう!

『NAZEN通信』No.15より

NAZEN 呼びかけ人の壹貫田さん(広島連帯ユニオン書記長)が、8・6ヒロシマ大行動実行委事務局長の谷口恭子さんに、8・6にむけた決意をうかがいました。

壹貫田 今年の8・6 は、安倍首相が集団的自衛権の行使を閣議決定して、8月6日に広島の祈念式典に参加するという情勢です。広島での動きはどうでしょうか?

谷口 広島でも、被爆者をはじめ、安倍に対する怒りはあふれています。一方で、広島市は安倍と一体となって8・6ヒロシマの怒りをつぶそうとしています。亡くなった被爆者や生き抜いている被爆者の思いに応えるのは、安倍を打倒すること―広島が安倍を拒否することだと思います。7 月9 日、広島市に対して、安倍を呼ぶなという申入れを行いました。広島こそが、「鎮魂・祈り」ではなく、安倍打倒の声と行動を束ねていくことだと思っています。

壹貫田 実行委員会でも熱心な討論が行われていますが。

谷口 これまでは戦争と労働の問題が別々に論じられていたのですが、自分の雇い止め解雇の問題もあって、前回の実行委員会から大きく変わってきました。戦争も首切りも、「命より金」の安倍政権や経営者が自分の利益を守るためにやっている。敵は一つです。労働運動も反戦・反核運動も、絶対反対の団結を作っていくのが重要だという論議になってきました。

壹貫田 谷口さん自身が広島連帯ユニオンに加入し、解雇撤回に立ち上がっています。その闘いと8・6の闘いがつながっている具体例がありますか?

谷口 非正規労働者の怒り、青年の怒り、女性の怒りは、私の職場にもすごくあります。採用されて最初に交わす言葉は「ここだけ?」です。みんなダブルジョブやトリプルジョブで、おそらく休日もまともになく、長時間労働をさせられています。他方で「正社員には絶対なりたくない。正社員は地獄だ」という若者も。結局どこもブラックなんです。やはり「この職場で闘う」という労働組合が必要だと確信しました。

壹貫田 職場の皆さんの反応はどうですか?

谷口 雇い止めがハッキリした時は、みんな心配してくれて。「許せない」「ストライキでも」という思いはすごくあるんです。でも資本の分断があって、組合に入って解雇撤回でいっしょに闘う、とストレートにはいかない。ここをどう突破するかが問われていると痛感しています。それをやり切ったら安倍も倒せると思います。

壹貫田 ほんとうに8・6 の課題そのものですね。実行委員会に参加した皆さんが、それぞれのところで組織化していくために貴重な討論になりました。

谷口 実行委員会のメンバーが一つに団結することができたと思います。今年は韓国からも反核を闘う医師の方や民主労総の仲間が参加されます。日韓の労働者の敵は一つ、一つの労働者階級として団結していきたいと思います。

壹貫田 最後に、全国のみなさんへ一言お願いします。

谷口 今年の8・6 は平日のど真ん中ですが、休みをとって、ぜひ広島に来て下さい。福島の怒り、被爆者の怒りを一つにして安倍を倒せ!核と戦争をなくそう、のアピールを世界に発しましょう。

NAZEN通信のダウンロードはこちら(すべての原発今すぐなくそう全国会議)から

http://nazen.info


 『婦人民主クラブ』7月15日号より

8・6ヒロシマ大行動事務局長の谷口恭子さんが、デパート食品売り場レジの職場で雇い止め通告を受け、解雇撤回闘争を闘っています。支部会員で広島連帯ユニオンの執行委員でもある森実智恵美さんがインタビューし、8・6ヒロシマと一体でたたかわれている外注化・雇い止め解雇撤回!について聞きました。

雇い止め解雇撤回!ー職場包囲する広島連帯ユニオンのデモ


[森] まず、最初に今日7月6日夕方行った谷口さんの職場福屋デパートを包囲するデモを行った話から。広島連帯ユニオンとして谷口さんの雇い止め解雇撤回を掲げてのデモでしたが、その目的は?

[谷] あきらめが当たり前の仲間に、闘ったら今の職場の状況や雇い止め解雇をひっくり返せることを示したかったです。

[森] 注目度バツグンでしたね。広島連帯ユニオンは、福屋デパートを含む広島市の中心街、商店街で働いている非正規労働者、とりわけ若い労働者の怒りと結びつく大きなスタートを切れたと感動しています。

[森] では、5月22日、アクオ西日本に7月末で雇い止め解雇を通告されたとき、まず頭に浮かんだ事は?

[谷] はあ?何で!許せない!でしたね。会社に「モノを言う」から切られるのか、直後にはそう感じました。

[森] 谷口さんは、その時点では、職場で広島連帯ユニオンの組合員であることを明らかにしていましたよね。

[谷] はい、4月下旬に、それまでは「自動更新」だったのに、アクオ西日本が「更新しない場合もある」とスタッフに個人面談を設定してきたので、労働組合として構えることが重要と思って組合員通告をして面談に臨みました。この時には、雇い止めの話はなかったんです。

[森] 今回の雇い止めは谷口さんだけ?

[谷] はい、雇い止めは私だけです。同僚は皆ビックリして怒っていました。理由がわからない、ひどい、許せないと。

非正規だらけのデパート 労働者はダブル・トリプルジョブ


[森] ところで、働いている職場の状況を話してください。

[谷] 「福屋」という広島の老舗デパートの食品売り場レジで働いています。レジは、元々は社員がやっていた仕事です。今は、5台あるレジの内フル稼働している3台のレジは、それぞれ別の派遣会社に外注されています。

[森] どういう人たちが働いているんですか?

[谷] 主婦パート、家族の介護をしながらダブルジョブで働いている独身の女性、20代の青年はそのほとんどがダブル・トリプルジョブで女性が多いです。新しく職場に来た人への最初のあいさつは、「ここだけ?」です。

[森] 安倍政権が「女性の活用」を掲げていますが、どう思いますか?

[谷] もうすでに嫌と言う程こき使って「活用」しているじゃないかと怒りがわきます。同僚に夜11頃連絡をとったら「今、まだ別の仕事中!」というような事も。仕事の掛け持ちで一ヶ月休日が全くない人もいます。

派遣会社の無責任は、新自由主義の典型


[森] 広島連帯ユニオンは、雇い止め解雇通告に対して即刻アクオ西日本に団体交渉を申し入れました。

[谷] アクオ西日本は、弁護士をたてきたんですが、この弁護士が働いている労働者の現状を無視して、自分の都合だけで日程をかってに設定したり、とにかく高圧的態度で日程をきめないままで、腹がたちます。でも本当に驚いたのは、アクオ西日本の対応です。雇い止め解雇を通告してきた責任者が「(谷口の解雇について)私はわからない」「会社にわかる者はいない」「団体交渉をする気はない」と言うのです。これが自分の首を切る会社の対応か!と。

[森] 新自由主義の極みですね。無責任きわまりない!
この間、福屋デパートの前で出退勤の労働者やお客さん等通行人に、谷口さんも広島連帯ユニオンとして登場して「解雇撤回!」のビラを配布し、宣伝をやっていますね。職場の人たちの反応は?

[谷] 衝撃が走っています。アクオ西日本とやりあっていた当初は「一体なにがやりたいの?谷口さんが切られるのはいいとは思わないけど、派遣だからね・・・」とか「谷口さんがもめたらアクオ西日本が福屋デパートから切られる。みんな生活がかかっているのに、他の人をまきこむな」とか、一番身近な同僚の労働者が私と敵対的関係になる構造があって、重たい雰囲気でした。
しかし、アクオ西日本や谷口個人の問題という狭い領域から、福屋デパートの外注化や非正規という働かせ方そのものを問題にして労働組合でたたかっているということが伝わってきて、重たい雰囲気はだんだん取り除かれているのを感じます。

[森] 改めて聞きます。谷口さんの雇い止め解雇の意図をどう考えますか?

[谷] 全世界の労働者が立ち上がっている状況があり、一方で無力感、絶望感、激しい分断の現実があります。その中で労働者に絶対立ち上がらせない!という資本の意図を感じます。

戦争と首切りの安倍たおせ!8・6ヒロシマに結集を!


[森] 谷口さんは、職場の仲間とjrの外注化や安全崩壊の話をしたり解雇撤回10万筆署名を持ち込む関係に入っていましたからね。資本が恐怖したんですね!
最後に、あと一ヶ月に迫った8・6ついて、8・6ヒロシマ大行動の事務局長でもある谷口さんからのアピールをどうぞ。

[谷] 私自身が雇い止め解雇を受け、外注化・非正規職・解雇撤回闘争と8・6の闘いが全く一体となりました。安倍の女性「活用」との闘いでもあります。集団的自衛権行使と戦争、原発、労働規制撤廃の安倍打倒の8・6ヒロシマ大行動を実現したいですね。その中で労働組合の拠点をつくりたいと思っています。
今、集団的自衛権行使を閣議決定した安倍首相が8月6日に平和公園に足を踏み入れ平和記念式典に参加することに、被爆者を初め多くの怒りの声が上がっています。福島の怒りと一つになり、労働運動と国際連帯の力で全原発廃炉・核廃絶を掲げた8・6ヒロシマ大行動に、全国のみなさんの大結集をよろしくお願いします。

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