2024年1月31日水曜日

広島県・海田町でのミサイル避難訓練反対! 広島県庁に申し入れ

 




2月15日に広島県海田町で実施されようとしているミサイル避難訓練は戦争のために住民を動員していく訓練です。訓練実施に反対し、県庁危機管理課に申し入れを行いました。

2024年1月13日土曜日

1・13ヒロシマ反戦デモ

 





1月13日、ガザ虐殺許すな! ヒロシマ反戦デモを開催、多くの新しい仲間や飛び入り参加の方を含め、約50名でデモ行進を行いました。

デモ前の集会での基調提起を掲載します。



1・13 ヒロシマ反戦デモ 基調提起


ガザ虐殺をやめろ

イスラエルによるガザ侵攻、パレスチナ人民虐殺をやめさせなければならなりません。 

10月7日以降、ガザでは病院で確認された死者だけで、23000人を超えています。そのうち4割は子どもです。十分な医療体制もない中、麻酔なしで足を切断する子どもが1日10人、これまでに1000人を超えていると言われています。

これをネタニヤフもバイデンも岸田も「自衛の戦争だ」と言って正当化している。アメリカや日本など帝国主義はイスラエルを支え、ガザ虐殺に加担しています。絶対に許すことはできません。

今日はアメリカ・イギリスの反戦団体が呼びかける国際的なパレスチナ連帯・反戦行動の日です。全世界で巨大な反戦デモを爆発させましょう。兵器輸送をストップさせ、イスラエルに加担する企業へのストライキ・ボイコットをやり、戦争の継続が不可能となるような社会の状況を作り出す必要があります。全世界のデモと連帯して今日の行動をやりましょう。


アメリカ・イスラエルによる民族抹殺の戦争

 戦後アメリカが中東石油支配の要として軍事基地国家としてでっち上げたのがイスラエルです。アメリカ・イスラエルは何度も何度も中東で戦争を行なってきました。中東石油支配は戦争によって支えられてきたと言って過言ではありません。。

 さらに、この10年間、アメリカは中国との戦争に向かって、米軍を東アジアにシフトさせる中で、その代わりにイスラエルに年間38億ドル(5500億円)もの軍事援助を行なって、イスラエルの軍事力をさらに強化して中東石油支配を継続してきていました。そういう中で、パレスチナ自治区へのたび重なる空爆、軍隊や入植者による襲撃、ガザ地区の封鎖が行われてきたのです。そして昨年9月の国連でネタニヤフは、パレスチナを消し去った地図を掲げ、「新中東構想」などと称して「パレスチナはアラブの2%にすぎない、残り98%がイスラエルと和解すればパレスチナ人はそれを受け入れるしかないだろう」と宣言したのです。

 パレスチナ人への民族抹殺攻撃は、今始まったのではないということです。第一次大戦の時からの侵略と抑圧があり、そしてこの数年の文字通りのパレスチナ自治区解体・民族抹殺攻撃があったということです。

 だからこそ、ハマスを中心としたパレスチナ解放勢力による10 ・7蜂起は、民族抹殺に対する人間としての当然の抵抗としてあったということです。これを「テロ」と言って非難することはできないし、「イスラエルもハマスも自制を」などというのは偽善です。

世界戦争をとめよう!

 一昨年、ウクライナ戦争が始まり、今ガザ大虐殺の戦争が継続しています。アメリカは日本を最前線の出撃基地にして中国侵略戦争に突き進もうとしています。今日台湾の総統選があり、今年11月には米大統領戦がありますが、これらをも戦争促進要因にしながら、中国侵略戦争に突き進んでいます。アメリカが世界の盟主から没落し、最大の競争相手の中国を戦争で打ち負かすことを決断する中で、世界中で戦争が始まっています。昨日米英によるイエメン・フーシ派に対する攻撃が開始されました。戦争はどんどん拡大し、世界戦争になろうとしています。絶対に止めなければなりません。

 日本の岸田政権はアメリカと共同で中国侵略戦争をやるために、戦争国家体制作りに突進しています。12月22日岸田政権は「防衛移転3原則」を改定し、ついに殺傷兵器の輸出に道を開きました。直ちにパトリオットミサイルがアメリカに移転されました。同日、大軍拡予算も閣議決定され、前年度から1兆1千億円増の7兆9496億円です。


巨大な反戦闘争を作り出そう!

 日本の地で反戦闘争を爆発させることが世界戦争を止める決定的な力です。岸田政権は沖縄の基地反対闘争を圧殺するために、12月28日、辺野古新基地の代執行を強行しました。絶対許せません。昨年のG7広島サミット、はだしのゲン削除、全てヒロシマの反戦反核闘争を圧殺することを狙ったものです。

 昨年末、松井広島市長が教育勅語で広島市職員の研修を行なっていたことが明らかになりました。「教育勅語」は戦争中、子どもたちを「国のために死ねる国民」に育成するためのものです。松井は「親を大切に」とか「友達と仲良く」といいことが書いてあるかのように言って「評価しても良い部分もあった」と言っていますが、教育勅語の結論はいったん非常事態となれば国のために命を差し出せいうことであって、親を大切にというのも要は国家に反抗するなということです。松井は問題視されても来年以降も使い続けると居直っています。絶対許すことはできません。

 ヒロシマでパレスチナと本当に連帯する反戦運動、中国侵略戦争を本当に阻止する運動を作っていこう。デモや集会やあらゆることを継続し、運動を拡大していきましょう。

 デモ終了後に実行委員会のミーティングを行います。ぜひ多くの仲間に参加してもらって、いろんな知恵を出して欲しいと思います。

 ガザ虐殺をやめろ! パレスチナ連帯! 中国侵略戦争阻止の大きな声を今日のデモで上げていきましょう!










次は2・12学習講演会とデモです。もっと多くの人の参加をお待ちしています。