2024年2月19日月曜日

ミサイル避難訓練に抗議! 海田町でデモ 飛び入り参加者も

 


当日の様子(動画)

2月15日広島県安芸郡海田町で行われたミサイル避難訓練に対して、抗議のデモと弾劾行動を行いました。

この日の行動に先立って広島県庁危機管理課及び海田町に訓練中止の申し入れを行いました。(申入書は下に掲載)

県庁の危機管理課には水害や地震の際の避難などを呼びかけるチラシやパンフが大量に置いてあります。通常はこうした形で住民の命を守る業務に従事している自治体労働者が、戦争のための訓練に動員されていることに怒りを感じます。

申し入れの場で「机の下に隠れたり、地下に避難したりしてそれで命が守れると思っているんですか?」と質問すると「爆心地は守れないかもしれないが周辺の人は守れる」との答え。しかしそのような訓練を行うことでますます排外主義と敵意があおられ、結果としては戦争が近づくことにしかなりません。

海田町での申し入れで驚いたことは、住民にはこの訓練については全く知らせておらず、当日福祉センターを利用するサークルにだけ協力をお願いしているとのこと。

当日のデモには飛び入りで参加した方はこのサークルの所属の方で、何と事前には「防災訓練」と聞かされていたとのこと。私たちのビラを見て訓練の正体を知り、怒りを持ってデモに合流されました。

住民をだましてまで戦争訓練の実績づくりをすることは許せません。

また今回の件で自治体労働者が戦争やその訓練で矢面に立たされることがはっきりしました。岸田政権は地方自治法を改悪し、国の命令に有無を言わせず地方自治体を従わせようとしています。自治体労働運動とともにこの攻撃を跳ね返していかなくてはならないと思います。

海田市の駅前でミサイル訓練反対の宣伝