2024年2月2日金曜日

2・12 パレスチナを知り、戦争をとめるための講演会に集まろう!


パレスチナを知り戦争をとめるための講演会

パレスチナ解放 不屈のたたかい

おはなし 田中 博一さん


日本アラブ未来協会 アラビア語研究家

1998年から2009年まで毎夏、パレスチナ・ガザ、ヨルダン川西岸地区を訪問。2000年在日アラブ人と共に日本アラブ未来協会を設立。02年から8月6日・9日の原爆の日に現地で原爆展を行い子どもたちと平和祭を開催。パレスチナと連帯し各地で行動。著書にアラビア語翻訳書・辞書など多数。

 パレスチナとの連帯を呼びかけ続けてこられた田中さんをお招きし、日本から、そしてヒロシマから、パレスチナと連帯し戦争をとめるために何ができるのか。共に考え、議論する場にしたいと思います。


2/12(月・休日)12:30開場 13:00開会

広島市平和資料館(東館)地下1階 第二会議室 参加費:500円

15:30~ ガザ虐殺やめろ!デモ行進


田中博一さんのアピール

ガザで行われた平和祭でアピールする田中博一さん

「(パレスチナでの)活動の一つは8・6、8・9の原爆の日に子ども達と平和祭を行うことでした。難民キャンプで広島平和記念資料館からもらった資料や禎子のポスターを展示し、平和の話をして子ども達と交流することでした。パレスチナの人たちはヒロシマやナガサキをよく知っています。瓦礫から立ち直った広島・長崎は希望だ、『希望は平和だ』ということでした。」

「右から左までハマスのテロはひどい、どっちもどっちだ、暴力の連鎖だ、宗教戦争で解決不能だなどと言っていますがそうじゃない。パレスチナ問題は宗教問題ではありません。民族問題でもありません。帝国主義の問題なんだということです。」


※百万人署名運動全国通信23年12月号での田中さんへのインタビューから。写真はガザ平和祭でスピーチする田中さん(左上)と見学するパレスチナの子どもたち(右下)

ガザ平和祭で展示を見学するパレスチナの子どもたち


米・イスラエルによる大虐殺を許さない!

■イスラエル軍によるガザ大虐殺が続いています。病院・学校・難民キャンプが無差別に攻撃されています。米や日本などG7各国はイスラエルを擁護し、虐殺に加担しています。

■これに抗議し、全世界で虐殺に抗議する巨大なデモが起きています。パレスチナの労働組合の呼びかけに応え、イスラエルに武器を送る企業でのストライキや抗議行動が起きています。

■10月7日のハマスによる「蜂起」は突如として起きたわけではありません。アメリカは戦後、中東石油支配のためにパレスチナの人々を追い出してイスラエルという軍事基地国家をでっち上げ、戦争によって中東全体を制圧してきました。暴力で土地を奪い、抵抗するものを殺し、投獄する民族抑圧に対して、当然の抵抗として「10・7蜂起」は起こりました。これを「テロ」といって非難することはできません。

■米や日本の政府は「イスラエルには自衛権がある」などと言って虐殺に加担しています。日本の企業もイスラエルの兵器開発に関わるなどイスラエルの戦争を支援しています。

■10•7蜂起とその後のガザ大虐殺は、戦争と抑圧によって成り立っている今の世界のあり方に対して「このままでいいのか?」と私たちに問うているのではないでしょうか?

■岸田政権は沖縄・南西諸島を軍事強化し、防衛費2倍化で大軍拡を進め、中国侵略戦争に突き進んでいます。ウクライナ戦争・中東戦争から米中戦争と世界戦争危機が迫っており、私たち自身の未来のかかった問題です。

■パレスチナと連帯し、戦争をとめるため、共に考え、行動しましょう!