2025年4月22日火曜日

8・6集会弾圧・デモ弾圧をやめろ! 広島市に申し入れ



4月21日、広島市市民活動推進課に対して、今年の8月6日の「原爆の日」について昨年のように平和公園での集会を規制・弾圧しないこと、私たちのデモに対して規制・弾圧しないことを求める申し入れを行いました。

 広島市は申し入れに先立って8・6ヒロシマ大行動実行委員会に対して8月6日のデモの拡声器の音量についての話し合いを求めてきましたが、私たちは昨年来の8・6弾圧および昨年の8・6集会規制と機動隊による弾圧策動、その後の公園条例違反での過料請求などの経過から「話し合いをする関係は広島市の方から破壊されており、話し合いに応じることはできない」と断ってきました。その後も広島市は「執拗に」話し合いを求め、昨年12月にはデモの音量抑制やデモ更新のルート変更などの「要請」文を送りつけてきました。国家権力と一体で弾圧を振りかざしておきながら「要請」などという姿勢は本当に許し難いものです。
21日の申し入れでも市は申し入れを受け取るやいなや「話し合いを」と言い始めたので、その場でこの間の弾圧について徹底弾劾しました。
戦後80年、被爆80年ということで、本来ならば改めてかつての侵略戦争と原爆投下について記憶を新たにし、2度と繰り返させない、目の前に迫る中国侵略戦争を絶対に阻止するということを誓う年にしなければなりません。しかし石破首相や松井市長は全く逆。80年ですべてを「過去のこと」にして新たな侵略戦争に向かって反戦反核闘争への弾圧を強めています。天皇の広島訪問も全く同じ意図です。
全学連の仲間は東京学芸大で反戦ビラを校門で巻いていたところを「傘のつゆ先があたった」などということを「暴行」などといって逮捕されています。絶対に許せないし、このような弾圧を粉砕しなければなりません。
被爆80年の8・6に向かって闘っていきましょう!

広島ホームテレビで報道されました




4・19広島反戦デモと岩国基地についての学習会を行いました



4月19日、トランプ関税によってますます中国侵略戦争情勢が切迫する中、広島から安保粉砕・全基地撤去、中国侵略戦争阻止の闘いを作り出そうとデモを行いました。

広島大学学生自治会の仲間から提起された集会の基調提起を共有します。

戦争に突き進むトランプ・石破への怒りは深く、手を降っての声援が多くありました。





デモ終了後、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の会議で岩国基地の現状について学習会を行いました。


 

2025年4月13日日曜日

中国侵略戦争阻止! トランプ・石破打倒! 4・19広島反戦デモ

 


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1月20日に登場したトランプ政権は、 「米国は富を増やし、領土を拡大する」「軍隊を使って不法移民を排除する」など帝国主義的利害をむき出しにしている。 閣僚を対中強硬派で固め、 対中国の関税を発動し、 これまでとは比較にならない規模で戦争に突進している。

2月7日の日米首脳会談では、 日本の大軍拡を 「27年度以後」 も継続し、 軍事費が 「さらにかなり増える」 (トランプ)ことを確認している。 米国防次官候補のコルビーは日本の軍事費をGDP費3%に引き上げることを要求した。 圧倒的な力を持つ米日の側(米国の軍事費は中国を含む2 ~ 10位の国を合わせるよりも上)が中国侵略戦争を仕掛けようとしているのだ。

この動きに応え、 石破も米軍 ・ 自衛隊の指揮統制の連携強化 ・ 一体化(3月24日の統合作戦司令部発足)、 沖沖縄の軍事要塞化を進めている。 戦争の第一の元凶であるトランプ、 それと一体化する石破を打倒する反戦闘争にともに立ち上がろう。


沖縄の 「戦場化」 阻止する闘いを本土から

2月19日から3月7日にかけて、 米海兵隊と陸自(水陸機動団)の強襲上陸作戦訓練 「アイアン ・ フィスト25」 が沖縄 ・ 九州で昨年を倍する4千の部隊規模で行われた。

「アイアン ・ フィスト」 は海兵隊の強襲上陸作戦のノウハウを自衛隊に教え込むことを目的として2005年から行われてきたが、 23年からは沖縄 ・ 九州に場所を移し、中国との戦闘を具体的に想定した形で実施されている。

今回の開会式では、 琉球弧の島々に出撃拠点を構築しながら中国本土に侵攻していく 「遠征前進基地作戦」 (EABO)を中心に訓練を行うことを宣言した。 中国侵略戦争に向けた軍事演習であり、 絶対に許すことはできない。 反戦 ・ 反基地で不屈に闘う沖縄の人々と連帯し、 戦争に向かって突き進む政府を打倒するデモを日本中で巻き起こそう。


反戦闘争で戦争は止められる

そもそも沖縄は、 アジア・太平洋戦争で本土決戦の 「捨て石」 として地獄の戦場にされ、 4人に1人が殺されてきた。 天皇は自分の戦争責任を逃れ、 天皇制を維持することと引き換えに沖縄を米軍統治下に置くことを承認した。 その結果として 「基地の島」 としての沖縄の現実が

ある。 そして今、 島々の戦場化を前提に侵略戦争が準備されている。 本土の労働者 ・ 学生としてこんな現実を許すわけにはいかない。

今こそ広島から反戦反核の闘いに立ち上がろう。 昨年2024年私たちは、 8月6日の原爆ドーム前での集会を禁止して反戦反核運動潰しに踏み切った政府 ・ 広島市と真正面から対決し、 集会規制を実力で打ち破った。 国家権力との衝突を辞さずに闘い抜くことで、弾圧を打ち破って戦争は止められると証明した。

このような闘いを日本全国でつくりだすことこそ戦争を止める道だ。 4月19日に原爆ドーム前に集まり、 共に声をあげよう。 トランプ ・ 石破を打倒し、中国侵略戦争を絶対に阻止しよう!

2025年2月7日金曜日

8・6ヒロシマ暴処法弾圧粉砕! 2・4 裁判闘争報告集会を開催


 
2月4日、8・6暴処法弾圧第3回公判が開かれ、公判闘争終了後「8・6暴処法弾圧 裁判闘争報告集会」を中区の人まちプラザで開催しました。60名が結集し、闘いの前進と勝利、被告5名との団結をを打ち固める素晴らしい集会となりました。

集会では8・6ヒロシマ大行動実行委員会宮原事務局長が基調提起。その後、5名からアピール。「弁護人を介在させない5名の接触禁止」の保釈条件解除を勝ち取り、堂々と集会で5名が並んで登場するのは初めて。5名全員から弾圧への怒りと勝利感、闘う鮮明な決意が語られました。

8・6ヒロシマ暴処法弾圧を許さない会呼びかけ人でジャーナリストの浅野健一さんがアピール。


集会で上映した映像


公判闘争も闘い抜きました。







2・2呉反戦デモ



2月2日、中国侵略戦争の軍事拠点として強化されようとしている呉で、中国侵略戦争阻止を掲げ、呉反戦デモを行いました。

呉駅前で30分間アピール集会を開催。改憲・戦争阻止! 大行進・呉(準備会)地元の高校生などが飛び入り参加しました。

集会終了後呉市内をデモ行進。「中国侵略戦争とめよう」「呉を侵略の拠点にするな」と訴えました。レンガ通り入り口を回って海上自衛隊呉地方総監部までデモ。

中谷防衛大臣と海上自衛隊呉地方総監あての申し入れを行いました。

申入書







2025年1月24日金曜日

中国侵略戦争阻止! 呉を侵略の拠点にするな! 2・2呉反戦デモ

 


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中国侵略戦争へ突き進むトランプ-石破政権打倒!

 昨年9月、アメリカ海軍は戦略指針「航海計画2024」を公表し、「2027年までに中国と戦争になる可能性に備えて(米軍の)能力強化を図る」と打ち出しました。第2次世界大戦後の経済・政治・軍事、そして戦争、そのすべての中心であったアメリカは、いまやその力を失い、没落の危機にある。その危機からの脱出をかけた中国侵略戦争の「2027年開戦」を本気で構えているのです。トランプの大統領再選=就任は、この戦争情勢を急加速させています。政治・経済・社会の全面で崩壊を深める日本も石破政権のもと、活路を求めてアメリカと共に主体的に中国侵略戦争へと突き進んでいる。

呉を軍事基地として拡充・強化

 昨年3月、防衛省は呉市と広島県に、政府が目指す「防衛力の抜本的な強化」のための「多機能な複合防衛拠点」を新たに日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地(日鉄呉跡地)に整備する意向を示しました。防衛省は2025年度概算要求で、その整備に向けた経費として4・6億円を計上しています。

また今年3月には、沖縄・琉球弧(南西諸島)などに戦車や弾薬を運ぶための陸海空3自衛隊を統合した「自衛隊海上輸送群」が新設され、その司令部が海上自衛隊呉基地に置かれようとしている。呉を沖縄・琉球弧を最前線の「戦場」とした米日の中国侵略戦争のための軍事基地として拡充・強化しようというのです。

改憲・戦争阻止の反戦運動を

 沖縄ではこの間、辺野古新基地建設の強行と一体で、琉球弧の軍事要塞化へ向けた基地の強化や戦争を行うための実践訓練がエスカレートしています。米日政府は「台湾有事」を叫んで中国の脅威をあおり、それを口実として戦争準備を進めているのです。すべての侵略戦争は「防衛」「自衛」の名のもとに行われてきました。

呉からも「中国侵略戦争阻止」の声をあげましょう。防衛省の日鉄呉跡地買収絶対反対、呉の侵略拠点化阻止、改憲阻止、戦争と大軍拡の石破政権打倒へ、2・2呉反戦デモに共に立ち上がろう!

2025年1月19日日曜日

保釈条件の改善勝ち取る! 2・4暴処法弾圧裁判報告集会に結集を!

 

大勝利の報告です!
年末に保釈奪還を勝ちとった暴処法弾圧5人について、保釈条件として弁護人を介在させない5人の相互接触禁止と広島市職員(その数約1万人)との接触禁止というゆるし難い条件が設定されていました。
しかしついに5人の相互接触禁止は解除され、広島市職員への接触禁止についても被害者とされている人物及び証人などの特定の人物以外は解除されました。
1・10初公判を集団的な団結した力でうち抜いたことで切り開かれた大勝利だと思います。

次回公判は1/29(水) その次が2/4(火)。4日は夕方から報告集会も行います。
大結集で、公訴棄却・無罪を勝ち取りましょう!

1月10日の弁護団の意見陳述、被告5名の冒頭意見陳述をまとめました。