2025年4月30日水曜日

4.29岩国闘争(4.28沖縄デー全国統一行動)

 


 4・28沖縄デー闘争の全国行動の一貫として、4月29日に岩国基地撤去を訴え、岩国駅で街宣、集会を行い、米軍岩国基地正門に向けたデモを行いました。
 正午に岩国駅前に広島の学生・女性、労働者が結集、香川や愛媛の大行進の仲間も駆け付けて、約40名での街頭宣伝を行いました。13:00からはリレートークで集会を行いました。宮原事務局長から基調提起では、昨年の日米指揮所演習(キーンエッジ)では、極東最大の米軍岩国基地が最前線基地として稼働し、逆に攻撃も受ける前提の演習を行ったこと、この戦争に自衛隊が最前面に立って、参戦することも明らかになっていることから、トランプ政権と石破政権を打倒して「中国・アジア人民を大虐殺し、沖縄・琉球弧・日本全土を戦場とする中国侵略戦争を絶対に阻止しよう」と呼びかけました。8・6ヒロシマ大行動の呼びかけ人で、岩国基地の戦闘機の訓練地域である安芸太田町の町議である大江厚子さんからは、戦争絶対反対の訴えで今春、三選を果たしたことと、3期目を中国侵略戦争阻止に全力で、活動していく決意のアピールが発せられました。広島大学の全学連から、4-5月安保沖縄闘争に向けた決起のアピールが力強く発せられました。 この訴えに、運動部の試合で来ていた広島市内の高校生や地元の青年の男女が数名が集会に飛び入りで合流し、戦争阻止の闘いの前面に青年、学生、女性が立ちました。
 デモに出発です。合流してきた青年たちとはプラカードを持って、コールに合わせてデモ隊を見送ってくれました。デモ中には、沿道を自転車で通りかかった男性が「米軍基地はいらない」とコールを唱和して、地元の人々と基地撤去で合流しました。駅から基地までは約1時間のデモコース。青天に涼しい風が吹きく中、岩国基地周辺の住宅にも「中国侵略戦争阻止!」「岩国基地撤去!」の声が響き渡りました。
 デモ終了後は、米軍岩国基地への抗議申し入れ行動です。岩国基地正門前には、山口県警の機動隊が規制線を形成し、基地ゲートには近づけないような弾圧体制を作っていました。抗議を受け入れようとしない米軍岩国基地への怒りと共に「中国侵略戦争阻止!」「米軍基地撤去!」の声を叩きつけ、隊員に「侵略の銃を取るな!」を呼びかけました。米軍の兵士もデモ隊に手を振るなど、反応が返ってきました。5月沖縄現地闘争、6・14全国3千名へ、共に闘っていきましょう。(8・6ヒロシマ大行動実行委員会・八木康行)

岩国駅前での街頭宣伝


岩国駅前で集会

岩国駅前での集会中に若者が合流

岩国基地ゲートまでデモ行進

岩国基地ゲート前で申し入れ後シュプレヒコール














2025年4月22日火曜日

8・6集会弾圧・デモ弾圧をやめろ! 広島市に申し入れ



4月21日、広島市市民活動推進課に対して、今年の8月6日の「原爆の日」について昨年のように平和公園での集会を規制・弾圧しないこと、私たちのデモに対して規制・弾圧しないことを求める申し入れを行いました。

 広島市は申し入れに先立って8・6ヒロシマ大行動実行委員会に対して8月6日のデモの拡声器の音量についての話し合いを求めてきましたが、私たちは昨年来の8・6弾圧および昨年の8・6集会規制と機動隊による弾圧策動、その後の公園条例違反での過料請求などの経過から「話し合いをする関係は広島市の方から破壊されており、話し合いに応じることはできない」と断ってきました。その後も広島市は「執拗に」話し合いを求め、昨年12月にはデモの音量抑制やデモ更新のルート変更などの「要請」文を送りつけてきました。国家権力と一体で弾圧を振りかざしておきながら「要請」などという姿勢は本当に許し難いものです。
21日の申し入れでも市は申し入れを受け取るやいなや「話し合いを」と言い始めたので、その場でこの間の弾圧について徹底弾劾しました。
戦後80年、被爆80年ということで、本来ならば改めてかつての侵略戦争と原爆投下について記憶を新たにし、2度と繰り返させない、目の前に迫る中国侵略戦争を絶対に阻止するということを誓う年にしなければなりません。しかし石破首相や松井市長は全く逆。80年ですべてを「過去のこと」にして新たな侵略戦争に向かって反戦反核闘争への弾圧を強めています。天皇の広島訪問も全く同じ意図です。
全学連の仲間は東京学芸大で反戦ビラを校門で巻いていたところを「傘のつゆ先があたった」などということを「暴行」などといって逮捕されています。絶対に許せないし、このような弾圧を粉砕しなければなりません。
被爆80年の8・6に向かって闘っていきましょう!

広島ホームテレビで報道されました




4・19広島反戦デモと岩国基地についての学習会を行いました



4月19日、トランプ関税によってますます中国侵略戦争情勢が切迫する中、広島から安保粉砕・全基地撤去、中国侵略戦争阻止の闘いを作り出そうとデモを行いました。

広島大学学生自治会の仲間から提起された集会の基調提起を共有します。

戦争に突き進むトランプ・石破への怒りは深く、手を降っての声援が多くありました。





デモ終了後、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の会議で岩国基地の現状について学習会を行いました。


 

2025年4月13日日曜日

中国侵略戦争阻止! トランプ・石破打倒! 4・19広島反戦デモ

 


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1月20日に登場したトランプ政権は、 「米国は富を増やし、領土を拡大する」「軍隊を使って不法移民を排除する」など帝国主義的利害をむき出しにしている。 閣僚を対中強硬派で固め、 対中国の関税を発動し、 これまでとは比較にならない規模で戦争に突進している。

2月7日の日米首脳会談では、 日本の大軍拡を 「27年度以後」 も継続し、 軍事費が 「さらにかなり増える」 (トランプ)ことを確認している。 米国防次官候補のコルビーは日本の軍事費をGDP費3%に引き上げることを要求した。 圧倒的な力を持つ米日の側(米国の軍事費は中国を含む2 ~ 10位の国を合わせるよりも上)が中国侵略戦争を仕掛けようとしているのだ。

この動きに応え、 石破も米軍 ・ 自衛隊の指揮統制の連携強化 ・ 一体化(3月24日の統合作戦司令部発足)、 沖沖縄の軍事要塞化を進めている。 戦争の第一の元凶であるトランプ、 それと一体化する石破を打倒する反戦闘争にともに立ち上がろう。


沖縄の 「戦場化」 阻止する闘いを本土から

2月19日から3月7日にかけて、 米海兵隊と陸自(水陸機動団)の強襲上陸作戦訓練 「アイアン ・ フィスト25」 が沖縄 ・ 九州で昨年を倍する4千の部隊規模で行われた。

「アイアン ・ フィスト」 は海兵隊の強襲上陸作戦のノウハウを自衛隊に教え込むことを目的として2005年から行われてきたが、 23年からは沖縄 ・ 九州に場所を移し、中国との戦闘を具体的に想定した形で実施されている。

今回の開会式では、 琉球弧の島々に出撃拠点を構築しながら中国本土に侵攻していく 「遠征前進基地作戦」 (EABO)を中心に訓練を行うことを宣言した。 中国侵略戦争に向けた軍事演習であり、 絶対に許すことはできない。 反戦 ・ 反基地で不屈に闘う沖縄の人々と連帯し、 戦争に向かって突き進む政府を打倒するデモを日本中で巻き起こそう。


反戦闘争で戦争は止められる

そもそも沖縄は、 アジア・太平洋戦争で本土決戦の 「捨て石」 として地獄の戦場にされ、 4人に1人が殺されてきた。 天皇は自分の戦争責任を逃れ、 天皇制を維持することと引き換えに沖縄を米軍統治下に置くことを承認した。 その結果として 「基地の島」 としての沖縄の現実が

ある。 そして今、 島々の戦場化を前提に侵略戦争が準備されている。 本土の労働者 ・ 学生としてこんな現実を許すわけにはいかない。

今こそ広島から反戦反核の闘いに立ち上がろう。 昨年2024年私たちは、 8月6日の原爆ドーム前での集会を禁止して反戦反核運動潰しに踏み切った政府 ・ 広島市と真正面から対決し、 集会規制を実力で打ち破った。 国家権力との衝突を辞さずに闘い抜くことで、弾圧を打ち破って戦争は止められると証明した。

このような闘いを日本全国でつくりだすことこそ戦争を止める道だ。 4月19日に原爆ドーム前に集まり、 共に声をあげよう。 トランプ ・ 石破を打倒し、中国侵略戦争を絶対に阻止しよう!