2025年1月24日金曜日

中国侵略戦争阻止! 呉を侵略の拠点にするな! 2・2呉反戦デモ

 


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中国侵略戦争へ突き進むトランプ-石破政権打倒!

 昨年9月、アメリカ海軍は戦略指針「航海計画2024」を公表し、「2027年までに中国と戦争になる可能性に備えて(米軍の)能力強化を図る」と打ち出しました。第2次世界大戦後の経済・政治・軍事、そして戦争、そのすべての中心であったアメリカは、いまやその力を失い、没落の危機にある。その危機からの脱出をかけた中国侵略戦争の「2027年開戦」を本気で構えているのです。トランプの大統領再選=就任は、この戦争情勢を急加速させています。政治・経済・社会の全面で崩壊を深める日本も石破政権のもと、活路を求めてアメリカと共に主体的に中国侵略戦争へと突き進んでいる。

呉を軍事基地として拡充・強化

 昨年3月、防衛省は呉市と広島県に、政府が目指す「防衛力の抜本的な強化」のための「多機能な複合防衛拠点」を新たに日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地(日鉄呉跡地)に整備する意向を示しました。防衛省は2025年度概算要求で、その整備に向けた経費として4・6億円を計上しています。

また今年3月には、沖縄・琉球弧(南西諸島)などに戦車や弾薬を運ぶための陸海空3自衛隊を統合した「自衛隊海上輸送群」が新設され、その司令部が海上自衛隊呉基地に置かれようとしている。呉を沖縄・琉球弧を最前線の「戦場」とした米日の中国侵略戦争のための軍事基地として拡充・強化しようというのです。

改憲・戦争阻止の反戦運動を

 沖縄ではこの間、辺野古新基地建設の強行と一体で、琉球弧の軍事要塞化へ向けた基地の強化や戦争を行うための実践訓練がエスカレートしています。米日政府は「台湾有事」を叫んで中国の脅威をあおり、それを口実として戦争準備を進めているのです。すべての侵略戦争は「防衛」「自衛」の名のもとに行われてきました。

呉からも「中国侵略戦争阻止」の声をあげましょう。防衛省の日鉄呉跡地買収絶対反対、呉の侵略拠点化阻止、改憲阻止、戦争と大軍拡の石破政権打倒へ、2・2呉反戦デモに共に立ち上がろう!

2025年1月19日日曜日

保釈条件の改善勝ち取る! 2・4暴処法弾圧裁判報告集会に結集を!

 

大勝利の報告です!
年末に保釈奪還を勝ちとった暴処法弾圧5人について、保釈条件として弁護人を介在させない5人の相互接触禁止と広島市職員(その数約1万人)との接触禁止というゆるし難い条件が設定されていました。
しかしついに5人の相互接触禁止は解除され、広島市職員への接触禁止についても被害者とされている人物及び証人などの特定の人物以外は解除されました。
1・10初公判を集団的な団結した力でうち抜いたことで切り開かれた大勝利だと思います。

次回公判は1/29(水) その次が2/4(火)。4日は夕方から報告集会も行います。
大結集で、公訴棄却・無罪を勝ち取りましょう!

1月10日の弁護団の意見陳述、被告5名の冒頭意見陳述をまとめました。

2025年1月14日火曜日

広島市に「集会禁止」規制に対する不服申し立ての行政審査請求を提出



昨年8月6日の原爆ドーム前集会を「広島市公園条例違反」として8・6ヒロシマ大行動に対して5万円の過料(罰金)処分を行ってきていることに対し、1月14日、広島市に対して不服申し立ての「審査請求書」を提出しました。

今回の広島市の過料処分は、昨年来の8・6暴処法弾圧と一体で8月6日の原爆ドーム前集会を「非合法」とするための攻撃です。トランプ政権登場でますます中国侵略戦争が急切迫する中、被爆80周年の節目に「8・6ヒロシマ」の反戦反核闘争を圧殺しようとする攻撃そのものです。
昨年の8・6闘争の勝利、暴処法弾圧5人奪還の勝利を引き継ぎ、広島市の規制の不当性を徹底的に明らかにし、中国侵略戦争阻止の8・6ヒロシマ闘争の正義性を明らかにするために行政審査闘争を、暴処法裁判闘争と一体で闘い抜きたいと思います。

審査請求書(PDF)



 

2025年1月13日月曜日

8・6暴処法弾圧 第一回公判 勝利的に闘い抜く




 11:00から記者会見、12時から裁判所前で集会を行い、傍聴券の抽選・配布。傍聴席は満杯になりました。広島地裁は職員総出で警備体制を取り、公判の行われる3階を封鎖し、金属探知機で一人一人身体検査をして行うという物々しいものでした。後で分かったことですが、警察も百名規模で裁判所内部に待機させていたようです。


公判の前半では5人の冒頭意見陳述。被害届けも被害者もいない(被害者Aは証人申請されていない)、反戦反核運動弾圧のためのでっち上げを徹底弾劾し、裁かれるべきは国家権力であり裁判所であることを明確にした堂々たる意見陳述を5人全員が行いました。

(冨山さんの意見陳述を添付します)

弁護団からは森川弁護士から革命党破壊・反戦反核運動破壊のため政治弾圧であることを明確にさせ、控訴棄却を求める意見。また工藤弁護士からは公訴棄却を踏まえた上で、最低でも無罪にすべきである意見を完結明瞭に述べられました。


公判の後半では「証拠調べ」と称して証拠とされている動画を見るということでしたが、法廷内部側面壁に設置されている大型モニターには映さず、裁判官、検察、弁護人、被告の前にあるモニターにしか映されないので傍聴席からは一体なんの映像なのかさっぱり不明。途中冨山さんが「一体これは何なのか?裁判は公開が原則ではないのか。なぜ大型モニターに映さないのか」と追及の声が上がり、弁護人からも異議申し立てが行われましたが検察は「必要性がない」と主張し裁判官も即時却下。傍聴人に見せることのできない証拠とは一体何かと怒りが広がりました。

結局最後まで傍聴人に非公開の「証拠調べ」が行われ閉廷に。直後に傍聴席全体から裁判官と検察に対する徹底弾劾の声が爆発。「直ちに公訴棄却し謝罪せよ」「裁判書は戦争に加担するのか!」の怒りの声が叩きつけられました。


「静かな8月6日」の代表石川(日本会議)や日本会議系の市議・平岡らも傍聴していましたが被告を先頭とした法廷全体の怒りの空気に、平岡などは身動きひとつできない緊張ぶりでした。


終了後は裁判所前で総括集会。圧倒的迫力で検察と裁判所を徹底弾劾したことを報告しました。

次回公判は1月29日(水)。公判は14時からなので今回と同じく12時に裁判所前集合となります。(記者会見などについては未定)。

また以下の公判予定は

 第3回 2月4日(火)

 第4回 2月14日(金)

 第5回 3月19日(水)

すべて14時開廷です。

裁判闘争に勝利しよう!


冨山さん意見陳述


2025年1月2日木曜日

暴処法弾圧 1・10初公判に集まろう!

 


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8・6ヒロシマ暴処法弾圧の初公判が1月10日に行われます。

昨年2月28日の5人の不当逮捕、3月の起訴、そして不当逮捕と一体の広島市による8月6日集会禁止攻撃、さらには酷暑の広島拘置所への長期拘留。反戦反核運動への凶暴きわまる弾圧でした。

しかし広島市の集会禁止を打ち破って8月6日原爆ドーム前集会は実力で敢行。さらには弾圧粉砕の闘いで12月12日5人の保釈を勝ち取りました!

中国侵略戦争に向けた反戦反核闘争つぶしの弾圧を完全に打ち破るため、裁判闘争に勝利しよう! 広島地裁は控訴棄却(裁判取り消し)を!

1月10日(金)、広島地裁に集まろう!