2025年1月13日月曜日

8・6暴処法弾圧 第一回公判 勝利的に闘い抜く




 11:00から記者会見、12時から裁判所前で集会を行い、傍聴券の抽選・配布。傍聴席は満杯になりました。広島地裁は職員総出で警備体制を取り、公判の行われる3階を封鎖し、金属探知機で一人一人身体検査をして行うという物々しいものでした。後で分かったことですが、警察も百名規模で裁判所内部に待機させていたようです。


公判の前半では5人の冒頭意見陳述。被害届けも被害者もいない(被害者Aは証人申請されていない)、反戦反核運動弾圧のためのでっち上げを徹底弾劾し、裁かれるべきは国家権力であり裁判所であることを明確にした堂々たる意見陳述を5人全員が行いました。

(冨山さんの意見陳述を添付します)

弁護団からは森川弁護士から革命党破壊・反戦反核運動破壊のため政治弾圧であることを明確にさせ、控訴棄却を求める意見。また工藤弁護士からは公訴棄却を踏まえた上で、最低でも無罪にすべきである意見を完結明瞭に述べられました。


公判の後半では「証拠調べ」と称して証拠とされている動画を見るということでしたが、法廷内部側面壁に設置されている大型モニターには映さず、裁判官、検察、弁護人、被告の前にあるモニターにしか映されないので傍聴席からは一体なんの映像なのかさっぱり不明。途中冨山さんが「一体これは何なのか?裁判は公開が原則ではないのか。なぜ大型モニターに映さないのか」と追及の声が上がり、弁護人からも異議申し立てが行われましたが検察は「必要性がない」と主張し裁判官も即時却下。傍聴人に見せることのできない証拠とは一体何かと怒りが広がりました。

結局最後まで傍聴人に非公開の「証拠調べ」が行われ閉廷に。直後に傍聴席全体から裁判官と検察に対する徹底弾劾の声が爆発。「直ちに公訴棄却し謝罪せよ」「裁判書は戦争に加担するのか!」の怒りの声が叩きつけられました。


「静かな8月6日」の代表石川(日本会議)や日本会議系の市議・平岡らも傍聴していましたが被告を先頭とした法廷全体の怒りの空気に、平岡などは身動きひとつできない緊張ぶりでした。


終了後は裁判所前で総括集会。圧倒的迫力で検察と裁判所を徹底弾劾したことを報告しました。

次回公判は1月29日(水)。公判は14時からなので今回と同じく12時に裁判所前集合となります。(記者会見などについては未定)。

また以下の公判予定は

 第3回 2月4日(火)

 第4回 2月14日(金)

 第5回 3月19日(水)

すべて14時開廷です。

裁判闘争に勝利しよう!


冨山さん意見陳述