2013年7月26日金曜日
ビラ第2弾が出来ました!
すべての労働者、農民、漁民、市民のみなさん。被爆68周年の8・6ヒロシマから、「全原発を廃炉に! すべての核をなくせ!」の声を全世界に発しましょう。被爆者と福島に生きる人々の原発・核・被ばくへの怒りをともにして、安倍政権の原発再稼働と真っ向から対決する歴史的な「世界大会」をかちとりましょう。
福島第一原発からは、今も大量の放射能が漏れ続けています。困難な避難生活を続ける約15万人もの人々、酷暑の中で収束作業を続ける労働者の内部被曝、子どもの甲状腺がんの増加—。この状況下で安倍政権は、「原発事故で死んだ者はいない」「福島を経験したから世界一安全な原発ができる」などと言い、再稼働と原発輸出に突き進んでいます。さらに改憲、核武装・戦争へと向かおうとしている。絶対に許せません!
労働者を被曝させることによって成り立っているのが原発です。労働者の命と安全を守り、被曝労働絶対反対を貫く労働組合の闘いが決定的です。茨城の国鉄水戸動力車労働組合のJR労働者は、福島原発事故で被曝した車両の運用阻止へストライキで闘っています。この闘いを全国・全世界に広げよう! 国際連帯の力で全世界の原発を止め、戦争をとめましょう。
海外からのメッセージより
●ドイツ ケアスティン・ルーデックさん(ゴアレーベンの核廃棄物処分場建設反対運動リーダー)
私たちは、日本政府が福島の大惨事をあらゆる手段を使ってもみけし、原子力を容認させようとしていることを知っています。日本政府が、反核・反原発運動がより強力に発展することを阻止するために弾圧していることを知っています。
人間の命と健康を犠牲にして原子力から利益を得ようとする動きが全世界的なものである以上、これを阻止する反対運動もまた全世界的なものでなくてはなりません。
世界がこれ以上放射能で汚染されないように、これ以上被曝が進まないように、おたがいに助け合いましょう。再び原発大事故が起きる前に原子力に終止符を!
●トルコ ベイラム・イルマズさん(国際労働者連帯協会代表)
私たちは、フクシマの惨事以降みなさんが遂行してきた原発に反対する勇敢な断固たる闘いを心より支持します。私たちは、資本家どもが人類と自然を自らの利益のために破壊して行くという搾取のシステムの中で生き抜いています。資本主義的搾取者どもは、フクシマの子どもたちや家族はどうなってもいいと考えていることがはっきりしました。これこそ殺人的システムであると言うほかなく、全世界の労働者は、このシステム自体とその原発・核武装政策に対抗して団結せねばなりません。
●アメリカ マリリア・ケリーさん(ローレンス・リバモア研究所に反対して闘っている団体、リライバリー・ケアの代表)
みなさんが2013年8月6日、ヒロシマに結集されるとき、私たちは、北カリフォルニアのローレンス・リバモア国立研究所に集まります。その日、アメリカが核爆弾を設計し改良したこの地で、ヒロシマ・ナガサキを追悼します。私たちは、全世界の核兵器を廃絶し原発依存を断ち切る皆さんの闘いに連帯します。世界の子どもたちにとって、安全で不安のない、持続的で健康な平和的未来を共に創造して行きましょう。