7月5日の午後、8・6ヒロシマ大行動実行委員会は、45人の参加で広島反戦集会とデモ行進を行ないました。
集会では、今年の8・6闘争を「アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキをくりかえすな」「中国侵略戦争・核戦争阻止!」のスローガンを掲げ、トランプと並ぶ戦争放火者=高市が出席する「戦争式典」を粉砕する実力デモの爆発を勝ち取ろう、という決意で固く一致し、8・6までの一ヶ月決戦に突入しました。
基調報告に立った宮原亮事務局長は、「自分自身が運動内での女性差別・性暴力を告発した当該を『運動の団結を破壊するもの』として圧殺した事を自己批判した。そしてこの自己批判の闘いの中で、8・6ヒロシマ大行動が、帝国主義の戦争とその準備に対して真っ向から帝国主義打倒を呼びかける運動になっていなかった」と総括を行いました。そして「8・6ヒロシマ大行動の生まれ変わりをかけて今年の8・6ヒロシマを中国・アジア、中東人民との血債をかけた大衆的実力闘争として闘おう」と呼びかけました。さらに「今、すでに第三次世界大戦に突入しているという情勢の中で、中国侵略戦争に突入する米帝トランプと共に日帝高市が『非核三原則』の建前もかなぐり捨て、改憲・安保3文書改定で『核持ち込み』『核共有』『原子力潜水艦保有』に踏み込み、中国侵略戦争=世界戦争・核戦争へと突き進んでいる。この高市が参加する8・6『平和式典』は、原爆の犠牲者を英霊として祭り上げ、『日本の平和のため』と称して、新たな核戦争=中国侵略戦争に動員するための戦争式典そのものであり、この戦争式典を怒りのデモで粉砕する8・6ヒロシマ大闘争を大爆発させよう」と呼びかけました。
続いて実行委から4人が決意を表明しました。最初に、在日・被爆3世で広島連帯ユニオンの鄭伊佐さんが、この間の激しく進む入管法改悪と排外主義の攻撃を弾劾し、改憲と中国侵略戦争を狙う高市政権の攻撃だと喝破した。アジア侵略と植民地支配について、「私は戦争の当事者とはいえない世代だから、反戦なんかしていない、反省すべき謂れもない」と言い放つ高市がヒロシマ・ナガサキの土を踏むことを絶対に許さないと発言しました。
改憲・戦争阻止!呉(準)の高橋一樹さんは、呉においても一大軍事基地=軍事拠点作りが急速に推し進められている実態を暴露し、「呉が、戦前、戦後と一貫してアジア人民虐殺の出撃拠点だった。歴史の転換をかけて帝国主義打倒の反戦反基地闘争を呉からも作り出す」との決意を述べ、8・6ヒロシマ大行動への結集を訴えました。
広島県労組交流センター女性部の森実智恵美さんは、自らの生まれ変わりをかけて、全ての女性に帝国主義打倒の8・6闘争の先頭に立とうと訴えました。市川房枝は戦争動員体制への参加が女性の「家からの解放」、「非常時こそ婦人の能力活用を」と戦争翼賛を担いましたが、高市の「女性活躍」そのものだと一喝し、帝国主義、天皇制の下でも平和、女性解放が実現できるとする日本共産党の「平和を守れ」論も打ち破って、女性たちの8・6実力闘争への大結集を誓いました。
次に被爆者青年同盟の壹貫田康博さんが発言に立ち、自らが担ってきた「8・6ヒロシマ大行動」の方針を、帝国主義打倒のない「労働運動の前進」に流し込んでいた過ちを自己批判し、今、米帝の中国侵略戦争として世界戦争=核戦争が始まっている中で、70年代の被爆者青年同盟、反戦被爆者の会結成、71年の佐藤8・6来広阻止闘争の原点にたち、8・6「戦争式典」粉砕、「高市打倒」の怒りの実力行動を闘うと決意を表明しました。
1ヶ月後に控えた被爆81年の8・6ヒロシマを「血債の思想」をよみがえらせ、被爆者解放の原点を取り戻し、式典粉砕の実力デモを勝ち取ろうと決意をみなぎらせ、原爆ドームからデモに打って出ました。
コーラーには女性と青年が立ち、いつも以上に声を揃え、力強く「戦争式典粉砕!高市打倒!」を訴えて進みました。連日の雨が上がり、多数の市民、青年、学生、海外からのか注目を浴びました。手を振り返す、あるいはこぶしを振り上げ、呼応してくれました。「高市は広島に来るな!」「アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキをくりかえすな!」のコールへの反響に、高市糾弾・打倒の戦闘的デモへの決意を一層強めました。
