6月冒頭のアジア安保会議で米国防長官ヘグセスは「中国を含むいかなる覇権の押し付けも許さない」とし、台湾を中心とした「第1列島線が防衛ライン」だと強調、日本や韓国など同盟国の中国侵略戦争への総動員と軍事費の国内総生産(GDP)比3・5%への引き上げを要求しました。
これと一体で、4月の米比軍事演習「バリカタン」、5月陸上総隊演習、6月後半の陸自・米海兵隊合同演習「レゾリュート・ドラゴン」、米軍多国間演習「バリアント・シールド」などの中国侵略戦争に向けた実戦的演習を、九州・沖縄―フィリピンに大規模な軍事力を展開して行っています。
米帝は「中国の脅威に対抗する」と言いながら「アメリカ・ファースト」「政治的に正しいやり方はしない」などと帝国主義としての強盗的本質をむき出しにして、中国侵略戦争に突き進んでいます。
他方、中国の習近平政権もイランで米軍による大虐殺が進行しているまさにその時に米中首脳会談でトランプを招き「偉大な大統領」などと称揚しています。米帝の軍事的威嚇・圧力に対して帝国主義打倒を対置するのではなく、米帝トランプと取引し、あるいは軍事的に対抗して体制延命を策動し、戦争をもう一方の側から促進する役割を果たしています。
戦争の元凶である帝国主義を打倒すること、そして帝国主義打倒の闘いを裏切り、世界の革命運動に敵対するスターリン主義(中国習近平体制など)を打倒することこそ、中国侵略戦争を阻止し、世界戦争を阻止する道です。
日本の高市政権は米帝の中国侵略戦争に国家の総力をあげて参戦することを決断しています。防衛費の2倍、3倍、5倍化、沖縄始め日本全土へのミサイル配備、武器輸出の解禁と「継戦能力の強化」、スパイ防止法=反戦反基地運動弾圧と改憲攻撃の激化。すべて中国侵略戦争に向かっての戦争国家化攻撃です。沖縄ー九州・日本列島が中国侵略戦争の前線として位置付けられているなかで、高市は日本の帝国主義としての利害をかけてこの戦争に主体的に参戦しようとしています。
かつて日本は中国・アジアへの侵略戦争で南京大虐殺を始め2000万人もの中国・アジアの人々を虐殺しました。軍隊慰安婦制度にみられるように女性への暴虐の限りを行いました。この歴史を絶対に繰り返させてはなりません。
日本における反戦闘争を爆発させることが決定的です。たたかう中国ーアジアの人々と連帯し、また沖縄の反基地闘争と連帯して、高市打倒の巨大な反戦闘争を巻き起こしましょう。
トランプと並ぶ戦争放火者である高市が8月6日の広島「平和記念式典」に参加、アメリカやイスラエルの代表など居並ぶ帝国主義者の前で演説しようとしています。中国侵略戦争に向けて原爆で犠牲となった被爆者を英霊としてまつりあげ、「平和のため」「ヒロシマ・ナガサキをくりかえさないため」としてあらたな核戦争=中国侵略戦争に日本と世界の人民を動員するための「戦争式典」に他なりません。
戦争放火者=高市の式典出席を許すな! 8・6「戦争式典」を粉砕しよう! 8・6ヒロシマで、高市打倒の巨大な反戦反核闘争を爆発させよう!
日中戦争開始のきっかけとなった盧溝橋事件(1937年7月7日)から89年、アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキを繰り返させないため、目の前に迫る中国侵略戦争を絶対に阻止するため、8・6ヒロシマ反戦反核闘争に向かって7・5集会に集まろう!
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