2019年7月30日火曜日

7・30広島市へ申し入れを行いました!

 7・20公開討論会には、私たち8・6ヒロシマ大行動実行委員会のメンバー以外の方も多く参加し、平和記念式典のあり方と拡声器規制について真剣な討論を行いました。
 私たちは、公開討論会への参加を拒否した松井市長および市民活動推進課の姿勢に抗議し、討論会で参加者から寄せられた、市長/市民局市民活動推進課あてのメッセージを届けるために、市役所を訪れました。


 

 

公開討論会参加者による松井市長・市民活動推進課への意見

 

・拡声器を規制する動きがあるという動きに関して、こうした法律や条例ができること自体広島でなくても恥ずかしい、広島であればなお情けない。

 

・拡声器規制条例と聞いて、暴走族追放条例を思い出した。暴走族追放条例も広島市が一番初めにつくった。「国際平和都市ヒロシマの厳粛なイメージにそぐわない暴走族」。別に式典の場でないにもかかわらず、そういう言葉がわざわざ入っていた。そして実際にその条例ができたことで、日本中に広がっていった。同じことを繰り返すのではないか。

 

・市議会議員は市民の代表ではありますが、議員と行政、また団体活動家といった賛否代表とだけで意見が交わされ、広く一般市民が参加・世論形成が出来ているとは思いません。もっと広く、気楽に(活動集会、糾弾会にならないような)一般参加の人々が意見を表明できるような機会が欲しいと思います。反対派の人が主催した会だと参加できないなら、市が主催して、反対の人も招いて広い場所で公開討論会を開いていただきたいです。

 

・安倍首相や自民党政権に忖度しないように!

 

・市の職員がたえず平和教育を心がけ、被爆の苦しみを風化させない。

 

・安倍を呼ぶことは絶対に許せません。8/6を市民への「政権への承認」を迫るセレモニーにさせたくありません。

 

・原爆、ヒバクシャを観光資源=金もうけの道具として消費していく市政に対し、怒りや疑問の声が上がるのは当然です! その声をあげる者を条例で排除するような企ては即刻中止して下さい!

 

・表現の自由や団結の自由を圧殺してしまいかねない条例を制定するのは、本当に正しいですか?もっと市民の声に耳を傾け、平和とは何かを考えてもらいたい!

 

・一方的な内容のアンケートで規制しようというのはおかしいです。反戦反核運動つぶしを意図したものだと思います。

 

・8/6を安倍の政治利用に明け渡すな。ヒロシマの怒りを安倍にぶつけるのが広島市の仕事だ。

 

・核兵器禁止条約への批准さえ拒否する安倍首相を平和式典に呼び続けることが、被爆者・市民の意に沿うことなのか考えていただきたいと思います。

 

・核廃絶に向けて、核禁止条約を直訴するわけでもなく、式典でも被爆者あいさつもない。そうした式典でありながら、核廃絶を全世界に訴えるデモを敵視するなど恥ずかしくないのか。

 

・市民の言論の自由は憲法21条で保障されており、結社・集会の自由と結びついている市民団体による表現行為であるから、これを弾圧する条例の制定は許されないと思います。

 

・市長の座右の銘に「和以不同」があるが、核廃絶のために自分は目立った行動はしないという意味か?あなたに「平和首長」を名乗る資格はない。

 

・「市民活動推進課」の名で市民活動を弾圧するな!

 

・行政が市民活動に口を出すこと自体理解できない。

 

・市議会にちゃんと提案して議論するように。市職員の意志を無視して弾圧部隊に動員するな。

 

・戦争は悪です。悪に立ち向かうのは善の行動です。静かにすることよりも、戦争を、核をなくすための一歩を進めることが、一番の鎮魂になるでしょう。