2024年8月16日金曜日

8・6ヒロシマ大行動 総括と報告


2024年の8・6ヒロシマ大行動は日本が中国侵略戦争=核戦争に突入することを許すのかどうかをかけた歴史的決戦として闘われました。

「ウクライナ戦争は2年を超え、「ロシアを抑え、中国を打ち負かす」というアメリカの国家戦略に沿って延々と泥沼の戦争が継続しています。

イスラエルによるガザ虐殺は毎日のように繰り返されています。

世界戦争が始まり、大虐殺が毎日のように繰り広げられ、中国侵略戦争が核戦争として勃発する前夜の情勢にあって、なんとしてもこの戦争をとめなければなりません。特に、中国侵略戦争における最大の参戦国であり出撃基地であり戦場にもなろうとしているこの日本において、戦争を行う政府を打倒する闘いとして、巨大な反戦闘争を爆発させていくことが必要です。」(基調提起より)

4月日米首脳会談での「日米同盟のアップグレード」が打ち出され、7月28日の2プラス2ではそのための具体的な「詰め」が行われました。具体的には日米両軍の司令部機能の統合のための在日米軍の司令部機能の強化、さらには核戦争の準備を具体的に進めるための「拡大抑止」協議での初の閣僚級協議が行われました。同じく28日から8月7日まで岩国、九州、沖縄、琉球弧を戦域とした陸自と米海兵隊の実働演習「レゾリュートドラゴン」の実施されています。中国侵略戦争が核戦争として準備が具体的に進められ、「核抑止力論の肯定」どころではない、日本が実際に核戦争を始めようとしている中で、これを許すのかどうかが焦点となる中での8・6でした。

同時にそれは今始まっている世界戦争、ガザでの虐殺が進行する中での8・6でした。世界中の人たちが1秒でも早くガザ虐殺をとめたいと行動を開始する中で、あろうことか広島の記念式典にイスラエルを招待し、シオニスト=米エマニュエル駐日大使を招待するというのです。この許しがたい「イスラエル招待」と平和公園集会禁止=反戦反核の排除は一つの問題でした。

2月28日の暴処法弾圧=5人の逮捕・起訴、5月7日の広島市による8月6日平和公園立ち入り規制=集会禁止の打ち出し。アメリカ帝国主義とともにガザ虐殺を支え、中国侵略戦争・核戦争を準備する日本帝国主義・岸田は、何がなんでもヒロシマの反戦反核闘争を圧殺することを決断し、ついに広島市を使って平和公園での集会禁止という「むき出しの言論弾圧」を打ち出してきました。市は、一方では「規制に法的根拠はない」などといいながら、規制に従わなければ「警察と連携して対処する」と一貫して回答を繰り返してきました。8・6暴処法弾圧を背景に逮捕をちらつかせる脅しで集会圧殺を狙ってきたのです。

したがって、今回の8・6ヒロシマ大行動に参加するほとんどすべての仲間は「逮捕」という問題を真剣に考えた上での参加でした。実行委員会でも「逮捕」という問題を正面から据えて議論してきました。


安倍政権発足後の2013年、日本会議は8月6日に日本の核武装を主張する元統合幕僚長・田母神の講演会を開催。翌14年には、集団的自衛権合憲閣議決定と15年安保・戦争法制定。この過程で8・6原爆ドーム前集会に対する右翼による集会妨害攻撃はどんどん激化し、それを口実に集会の周りを機動隊が取り囲むという弾圧が始まります。そして2018年末から始まった拡声器規制の攻撃、21年「広島市平和推進基本条例(いわゆる厳粛条例)」の制定、そして22年日米首脳会談でのG7サミット広島開催の決定、昨年のG7広島サミットと「核抑止肯定」の広島ビジョン。並行して平和ノートからの「はだしのゲン」「第五福竜丸」の削除、パールハーバー公園との姉妹公園協定、市長による「教育勅語」研修が行われてきました。

まさに「10年がかり」で「ヒロシマの怒り」を解体し8・6ヒロシマ闘争をつぶす攻撃がしかけられてきたのです。こうした中、4月日米会談・共同宣言をもって中国侵略戦争に突入する中で、画然たる弾圧のエスカレーションとして8・6暴処法弾圧と平和公園集会禁止攻撃に踏み切ってきたのです。全国から抗議の声が上がる中、イスラエル代表の式典出席をあくまでも強行したこと、逆にイスラエルを招待しなかった長崎の式典にG7が出席をボイコットしたことは象徴的事態です。ガザ大虐殺のような、いやそれをも上回る侵略戦争をやろうとしているからこそ、虐殺者は招待し、反戦反核は排除するということが行われようとしたのです。


私たちは、まさに今回の集会禁止攻撃が、戦争が始まっている中での戦時下の反戦反核運動つぶしの攻撃、実際に核戦争をやろうとしている中での反戦反核運動への政治弾圧であるとはっきりさせました。

「79年間のヒロシマ・ナガサキの闘いの蓄積の全てが今問われている」

「『力の限りたたかったが、核戦争を止められなかった』ということでは許されません。目の前で準備が進む核戦争を始まる前に止めるため、今この瞬間に『力の限り』以上のたたかいが必要」(基調提起)と議論してきました。

またパレスチナ人民の決死の闘い、沖縄の体をはった闘いと連帯して今ここで闘わなければ、それは「裏切り」になってしまうと議論してきました。

そして「逮捕の脅しに一歩も引かずに闘う」「核戦争を阻止するかどうかがかかっている」「大結集の力で逮捕・弾圧を打ち返す」ことを確認して当日に臨みました。

参加者すべてが家族や職場や学園などで逮捕の可能性を議論し、なぜそこまでやるのかを議論してきました。


前夜から原爆ドーム前に座り込み、朝4時過ぎから続々と結集したすべての仲間はそうやって「腹をくくって」座り込みに参加しました。市は朝5時前から「退去要請」を繰り返し、要請に従わないと警察に「排除要請」を行い、警察も明らかに暴力的に排除するための準備を整えていました。排除のための「屈強な」機動隊の部隊を用意し、女性の機動隊員も揃えて平和公園まで「進軍」してきた機動隊員が目撃されていますが、「腹をくくった」座り込み参加者のあまりの迫力と自分たちがやろうとしていることの不正義性の前に排除など不可能と判断し、回れ右をして撤退していったそうです。


学生、青年たちを中心に座り込みをスクラムで守る

反戦運動への弾圧を絶対に許さないという強固な座り込み参加者の迫力の前に、機動隊は近寄ることさえできない




「公安条例違反(平和公園で座り込みをやることがなぜ公安条例違反か!)」や「威力業務妨害(何の業務か!)」などを警告する警察に対して徹底的に抗議


8時15分の黙祷まで平和公園内の集会を貫徹し、イスラエル・米国代表、岸田の出席を弾劾するデモを真正面から堂々と出発しました。


「原爆と戦争に対する深い怒りを込めて、今の虐殺を一刻も早く終わらせる決意を込めて」

8時15分黙祷



弾圧を狙う機動隊を押し退け、原爆ドーム前正面からデモに出発






元安橋は蛇腹で封鎖されている。「戦争式典」弾劾のデモが直撃

岸田演説の真っ最中にその最も直近で怒りのコールを叩きつける



岸田の演説は、G7広島サミットで述べたお題目を繰り返すだけ。核戦争の準備を進めながら「核なき世界」などというインチキは万人に見抜かれています。松井市長も「核抑止からの政策転換」などと言っていますが、核抑止を肯定したG7広島サミットと広島ビジョンを肯定し、サミット記念館まで建設しておいて何をか言わんやです。岸田はその日、被爆6団体との会合で怒りを叩きつけられ、翌日自民党憲法改正実現会議で「憲法9条に自衛隊明記を」と「遺言」を残し、9日長崎でも怒りを叩きつけられ、翌週自民党総裁からの辞任を表面しました。ヒロシマ・ナガサキの怒りと闘いで岸田に「とどめを刺した」と言って過言ではないと思います。


午後から県立総合体育館で開催された8・6ヒロシマ大集会では朝の集会の勝利を圧倒的に確認するものとなりました。



8・6ヒロシマ大集会 基調提起(補足提起を追加)


午後のデモでは市民が座り込み貫徹の報を聞き「よかったねよかったね」と声をかけてくる場面も。朝デモの出発地点でも被爆者と思われる男性が「よくやった、よくやった」「これが広島の心じゃ」と声を上げていたとのこと。








また、私たちの行動は全世界のメディアが報道しました。


アラブニュース 「平和式典 イスラエル招待の広島市長に対しデモ」


デモクラシーナウ


新華社通信 


ウエスト・フランス


ドイツ レイバーネット


世界戦争の開始、中国侵略戦争=核戦争の切迫という危機感、パレスチナと連帯し、沖縄の闘いとともにこの戦争をなんとなんとしても止めなければならないという決意、弾圧を恐れず、労働者市民の団結の力で絶対に阻止できるという確信、そして79年間のヒロシマの闘いの全蓄積が一つになって切り開いた勝利です。

どんな弾圧もヒロシマを黙らせることはできない。闘えば勝てる! 戦争を阻止できる! 確信も高く、さらにさらに巨大な反戦闘争を作り出していきましょう!























2024年8月8日木曜日

8月6日原爆ドーム前集会を貫徹! 集会禁止を打ち破る完全勝利

 


 8月6日平和公園での立ち入り規制=集会禁止を打ち破り、私たちは原爆ドーム前の反戦反核集会を貫徹しました。広島市当局、警察権力は暴力的な排除、逮捕を狙っていましたが、座り込み参加者に指一本触れることもできませんでした。強制的に排除された人も、逮捕者もゼロ。不当にも機動隊の阻止線のために集会に合流できなかった人も目の前の歩道で集会に参加。8時15分に黙祷を行い、公園真正面から堂々とデモに出発しました。イスラエル代表、米代表、そして岸田首相の出席に抗議し、岸田首相演説を最も近い場所から徹底弾劾するコールを叩きつけました。一点の曇りもない大勝利です。

 一切の弾圧を許さなかった力の根源は、被爆者をはじめ、すべての広島の労働者市民が79年間積み重ねて来た反戦反核の思いと運動の蓄積の力です。また、ガザ虐殺に怒り立ち上がる日本中世界中の巨大な反戦の声の力です。

 どんな弾圧や脅しによっても、ヒロシマの声を黙らせることはできません! 力を合わせれば本当に戦争をとめることができる! このことを全世界に示す大勝利だったと思います。

 ガザ虐殺は繰り返され、日米による中国侵略戦争=核戦争が迫っています。私たちはこれからも、全ての人々と力を合わせ核戦争阻止までたたかい抜きます。ともに戦争反対の声をあげましょう!


原爆ドーム前集会で発表した8・6ヒロシマアピールを紹介します。


2024年8・6ヒロシマアピール

 

 広島への原爆投下から79年目の今日、原爆ドーム前に集まった皆さん。

 今日この場所は、広島市によって公園が封鎖され、プラカード・横断幕・ゼッケンなど反戦反核を訴えるものが持ち込み禁止とされ、市民が原爆ドーム前で反戦反核のアピールをすることが禁止されるという異常な状況の中で8月6日を迎えています。

 対岸の慰霊碑の前では、ガザで大虐殺を続けるイスラエルの代表が招待されて式典に出席しています。米国の代表と岸田首相が出席していますが、彼らはつい10日前の7月28日、閣僚会合で「拡大抑止の強化」を打ち出し「アメリカの核兵器と日本の通常兵器を組み合わせて」中国との核戦争をやることを宣言しました。日米同盟を「核同盟」として位置付け、軍司令部機能の一体化を進めています。同じ28日から明日8月7日まで、中国を仮想敵国とした大軍事演習を岩国基地、九州・沖縄・琉球弧全域で繰り広げています。まさに核戦争前夜です。

 ウクライナ戦争が延々と引き延ばされ、パレスチナへの大虐殺が繰り返されています。その上、中国との間で核戦争をやろうというのです。しかも他ならぬこの日本がその侵略戦争・核戦争の遂行者となろうとしています。

 今日の平和公園の異常な規制がなぜ起きているのか。被爆地でG7の核を肯定する「広島ビジョン」などというものがなぜ出されたのか。「はだしのゲン」が削除され、被爆地の市長が教育勅語で職員を研修するなどということがどうして起こるのか。そして昨年の8・6集会に参加した5人の仲間が、なぜ半年も経ってからでっち上げ逮捕され、いまだに拘束されているのか。そしてなぜ松井市長はイスラエル招待に固執したのか。その理由は完全にはっきりしました。岸田政権が、日米同盟のもとで中国との核戦争を決断したからです。そのためにはヒロシマを絶対に黙らせなければならないと決断したからです。

 彼らは右翼勢力をけしかけ、反戦反核集会を妨害するだけでは不十分と、今回ついにむき出しの国家暴力で参加者を逮捕し、集会を禁圧する暴挙に出てきました。

 改憲や核武装を主張し「台湾有事を戦う覚悟が必要」などと叫ぶ岸田首相を筆頭とする勢力が、「8月6日は慰霊の日だ」「静かにしろ」と叫んで黙らせようとしています。日本と世界の人々が注目する8月6日の広島・平和公園で「戦争絶対反対! 核戦争をとめよう!」という声が上がり、日本中・世界中から同じ声が上がることを何よりも恐れているのです。

 原爆の死者を悼むことと戦争反対の声を上げることは本来対立することではありません。日本のアジア侵略戦争・太平洋戦争の帰結が原爆投下でした。「安らかに眠ってください、過ちは繰り返しませぬから」という碑文は、戦争反対の誓いです。被爆者とその遺族は「原爆の日」に祈りを捧げたその足で、反戦反核行動の先頭に立ち、核と戦争に対する怒りを誰よりも激しく叫んできたではありませんか。「過ち」を再び繰り返そうとしている者だけが、8月6日をただ祈ることしか許されぬ日として勝手に主張し、国家暴力をたのみに「黙れ」と脅しています。

 しかし目の前で、自国政府がヒロシマ・ナガサキの惨劇を繰り返そうとしているのに、命令におとなしく従い、口をふさいで黙るならば、それこそ死者に対する裏切りです。

 だから私たちは、この不当極まる集会禁止に抵抗するため、昨晩から夜通し原爆ドーム前に座り込みました。そして本日、原爆ドーム前での反戦反核集会を断固貫徹しました。

 被爆者の皆さん、遺族の皆さん、広島市民の皆さん、そして日本と世界の全ての皆さん。今こそ核戦争をとめるため、自国政府の戦争に反対して立ち上がりましょう! 

 核戦争に突き進む岸田首相に、反戦反核デモで怒りの声を叩きつけましょう!

被爆79周年 核戦争阻止! 8・6ヒロシマ大行動’24

原爆ドーム前集会にて


前夜22時の集会。夜通しの座り込みで原爆ドーム前を守り抜いた

公園条例違反を主張する広島市に説明を求めるも、まともな説明もなく過料5万を主張し警察に排除を要請

公園からの退去を繰り返し警告し強制排除を策動するが座り込みの強固な団結と自分たちのやっていることのあまりの不正義性の前に指一本触れることもできない

原爆ドーム前集会と強制排除できず立ち尽くす機動隊(手前)機動隊の不当な阻止線の前にドーム前集会に合流できなかった仲間も機動隊を挟んで歩道から参加。お互いに発言を行い一体の集会として貫徹

8時15分 ヒロシマ・ナガサキまで行き着いた戦争を止められなかった悔しさと、今進行している戦争への怒りを込めて黙祷

イスラエル代表、米代表エマニュエル大使、岸田首相の出席に抗議し、岸田首相の演説を真横で直撃するデモ

2024年7月27日土曜日

広島市は集会禁止を撤回せよ! 記者会見

 

7月26日、広島市市政記者クラブにおいて8月6日の平和公園集会規制に対する抗議と8月6日の闘争方針についての記者会見を行いました。(記者会見での声明文は下に掲載)

この場で被爆者、被爆2世、3世有志による連名での「集会禁止令の撤回を求めるアピール」を発表しました。


8月6日広島「原爆の日」の「平和公園集会禁止令」の撤回を求める

被爆者・被爆2世・3世のアピール


 5月7日、広島市は 今年の8月6日の「原爆の日」朝5時から9時まで、原爆ドーム前を含む平和公園全域を立ち入り規制し、プラカードなどの持ち込み、ゼッケンなどの着用を禁止する「入場規制」を明らかにしました。

 これは、長年8月6日の原爆投下の時間に合わせて原爆ドーム前で行われてきた反戦反核集会を事実上禁止する「集会禁止令」です。

 昨年、8・6ヒロシマ大行動実行委員会主催の原爆ドーム前集会に参加した5人の仲間が、半年も経った2月28日に逮捕されました。右翼による集会への妨害・襲撃から身を挺して守ったことを「暴力行為等処罰法」違反とでっち上げての弾圧です(8・6ヒロシマ暴処法弾圧)。広島市は今回の規制についてこの事件を理由としています。

 8月6日の原爆ドーム前で反戦反核の声を上げたら右翼が襲いかかり、抵抗すれば警察が逮捕し、それを理由に集会自体が禁止される。まさに戦前を思わせる言論弾圧そのものです。このような集会規制を絶対に認めることはできません。

 

 市が発表した「規制」には法的根拠がないことが明らかになっています。ところが市議会では「警察と連携して」集会を強制的に禁止し、従わないものは警察の暴力で排除するような答弁が繰り返されています。ついに被爆者席から地声で抗議の声が上がっても、警察力で押さえつけるような答弁さえ行われています。

 このような国家権力による集会禁圧は、憲法21条「表現の自由」を侵害する行為であり、地方自治法244条で定められた「地方公共団体は正当な理由がない限り公の施設の使用を拒んではならない」「公の施設を利用することについて不当な差別的取り扱いをしてはならない」という規定にも反するものです。この規制は直ちに撤回されなければなりません。


 ウクライナ戦争は2年を超え、イスラエルによるガザ虐殺が続いています。イスラエルを式典に招待するなという市民の怒りの声が上がっています。

 岸田政権は日米同盟のもとで中国侵略戦争を行う準備を急ピッチで進めています。22年末の安保3文書改定以来、防衛費2倍化、沖縄・琉球弧・日本全土のミサイル配備を進め、今年4月の日米首脳会談で自衛隊と米軍の司令部統合を決定しました。核ミサイルを日本に配備し中国との核戦争を準備する「拡大抑止」閣僚級協議も今年中に行われようとしています。

 虐殺を繰り返すイスラエルや、虐殺を支え、中国との核戦争を準備する米国代表や岸田首相が招待され、「教育勅語」を賛美する松井市長が執り行う式典。一方で反戦反核の声は暴力的に排除する。これは一体誰のため、何のための式典でしょうか? 

 「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」という核と戦争に絶対反対のヒロシマの思いを真っ向から踏みにじる、8月6日「平和公園集会禁止令」の撤回を求めます。

(2024年7月26日)

【被爆者】御堂義之 土井玞美子  高木美佐子 

【被爆2世】中島健 壹貫田康博 井上千代 野田次郎 平野綾子 吉川眞理 渡子健 鄭澄恵 竹中孝子 木坂公治、桂秀昭、田坂量慈、木原省治 平原敦志 島本正勝 吉田光男 新田和生

【被爆3世】 宮原亮 鄭伊佐 吉田千尋 中島敦史 上本龍一


問い合わせ先 8・6ヒロシマ大行動実行委員会 〒730-0036 広島市中区袋町5-4-302

       電話&FAX 082-245-8410 


被爆者・被爆2世・3世のアピールのダウンロード


8月6日朝、原爆ドーム前へ!

8月5日16:30からの市役所前包囲デモ 22:00からの原爆ドーム前座り込みにも参加を!





2024年7月21日日曜日

7・28 2プラス2会談&日米共同軍事演習弾劾デモへ


 核配備・対中戦争を準備する日米2+2
 7月28 日に東京都内で、日米の防衛・外務の閣僚による「日米安全保障協議委員会」(2プラス2)が開催される。この会議では、中距離ミサイルをはじめとした核戦略資産を日本に配備する「拡大抑止」に関する協議が、初めての閣僚級協議として開かれる。核配備を具体的に進めるための会議であり、絶対に許せない!

 今年4月におこなわれた日米首脳会談では、日米安保同盟について「核を含むあらゆる能力を用いた……米国の揺るぎないコミットメント」(日米共同声明「未来のためのグローバル・パートナー」)を表明。核同盟として中国にたいする戦争を準備することを確認し、そのために米軍と自衛隊の司令部を統合することで合意した。日米が一体となって中国にむけて核ミサイルを撃つ「戦争同盟」への大転換だ。日米2+2はこうした日米首脳会談の合意事項を具体化するものとしておこなわれる。文字通りの「戦争会議」だ!


日米で中国侵略戦争構える軍事演習

 この日米2+2に合わせて7月28 日から8月7日まで、陸上自衛隊と米海兵隊の実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」が沖縄・九州を中心に過去最大規模で開催されようとしている。今年のレゾリュート・ドラゴンは「米海兵隊の機動展開前進基地作戦(EABO)を踏まえ、作戦レベルと戦術レベルにおける連携要領の具体化を図る」とし、今年3月に新設された「地対艦ミサイル連隊」(沖縄県・勝連分屯地)が初めて参加し、V-22 オスプレイが昨年に続いて参加する。

 このEABO は、沖縄・琉球弧の島々を次々と戦場にしながら中国とミサイルの撃ち合いをする作戦だ。有人島を含む約40 の島々を飛び移りながらミサイルを発射し、反撃を受けても次のミサイルを撃つというものであり、住民を犠牲にすることが前提の作戦だ。断じて許せない!

 レゾリュート・ドラゴンには米軍岩国基地も参加する。上陸作戦と兵站輸送のためにオスプレイを整備・展開し、九州から琉球弧に武器と兵士を送るための訓練だ。

 核配備のための会議と同時に、このような中国侵略戦争のための訓練がおこなわれるというのだ。絶対に許せない!


核を容認するヒロシマへの転換が狙われている

 米インド太平洋軍司令官のパパロは、6月10 日付米紙ワシントン・ポストのインタビューに対し「中国が台湾に侵攻」した場合には「多数の機密装備を使い、台湾海峡を数千の無人兵器による地獄絵図(ヘルスケープ)にしたい」と答えた。

このように具体的に準備されている日米の対中国侵略戦争とは、帝国主義が自らの延命をかけて大国化した中国に戦争を仕掛けるものであり、人類を破滅に導く核戦争になるほかない。米バイデン政権は5月14 日に2年半ぶりとなる臨界前核実験を行い、今後の核使用を視野に実験の頻度をあげるとしている。これに呼応してNATO 事務総長のストルテンベルクは「核兵器を保管庫から出して配備する」(6月17 日付英紙テレグラフ)と語っている。

 岸田政権・松井市政は、体制の延命をかけ、なんとしてもヒロシマの反戦反核の闘いを潰し、ヒロシマから核を容認させるために血道を上げている。今年の「平和記念式典」は例年以上に帝国主義者のための「戦争式典」となる。現在もパレスチナへの虐殺を継続し、「アメリカは勝つために原子爆弾を投下した」「ガザに原爆を落とすのも選択肢の一つ」と語るイスラエルを招待し、イスラエルによる虐殺を全面的に擁護し支援しているアメリカの代表(駐日米大使エマニュエ

ルは「沖縄の基地は負担ではなく責任」だと言い放った人物であり、札付きのシオニスト)を招き、軍事費二倍化を目下すすめている岸田首相に挨拶をさせる。これが戦争式典でなくて何だというのか!

 なにより広島市長・松井一實は、平和教材から『はだしのゲン』を削除し、就任以来10 年間にわたって新人研修に「教育勅語」を使ってきた人物であり、広島県警と一体となって、昨年8月6日原爆ドーム前の反戦集会・デモに参加した5人の仲間を逮捕・起訴させている、ヒロシマ潰しの下手人だ。

 5人の仲間は、戦中「治安維持法」を補完するものとして制定された「暴力行為等処罰法(暴処法)」という弾圧立法を根拠にして勾留され続けている。『はだしのゲン』で描かれていたのとまったく同じ戦時弾圧だ!


「戦争式典」粉砕する8・6ヒロシマへ!

 広島市は5月、原爆の日にドーム前も含めた平和公園全域を鉄柵で囲い反戦反核集会を禁圧すると発表した。戦争屋が一堂に会する「戦争式典」を守るために、反戦反核の声を上げさせないということだ。こんな式典は粉砕する以外にない! 8・6ヒロシマ大行動に集まり、核戦争阻止の巨大な反戦闘争で戦争屋どもを倒そう!

 核配備を狙い、中国侵略戦争を核戦争として準備する日米帝国主義を倒そう! 7月28 日ヒロシマ集会に集まろう!

8月6日朝、原爆ドーム前へ!

 


岸田首相とイスラエル・米国代表は
式典出席するな!

反戦反核つぶしの
8・6弾圧ー平和公園封鎖ゆるさない!

違法・不当な集会禁止打ち破ろう!
8月6日(火) 
7:00 原爆ドーム前集会
12:30 8・6ヒロシマ大集会
広島県立総合体育館小アリーナ

松井市長=右翼=警察一体の
反戦反核集会「禁止」を許さない!

8月5日(月)
17:00 市役所包囲デモ 
16:30 市役所前集合
18:30 前夜総決起集会
アステールプラザ中ホール
(広島市中区加古町4-17)
22:00〜翌朝5:00 原爆ドーム前座り込み
何時からでも参加できます。集まれる人は集まってください! 

 市民の皆さん! 今年の8月6日「平和記念式典」はとんでもない「戦争式典」になろうとしています。

 広島市は8月6日朝5時から9時まで、原爆ドーム前での集会を禁止する「通達」を出しました。その後、この「通達」には法的根拠はなく「市民にお願いをしているだけ」であることが明らかになりました。

 にもかかわらず、市は「警察と連携して」強制的に集会を禁止し、従わないものは警察の暴力をもって強制的に排除するような答弁を市議会で繰り返しています。

 法的な根拠もなく憲法で保障された集会を公権力が禁圧するということは完全なる違法行為です。こんな「規制」を絶対に認めることはできません。


 虐殺を繰り返すイスラエル代表、中国との核戦争を準備するアメリカ代表や岸田首相が招待され、「教育勅語」を賛美する松井市長が執り行う式典。こういう戦争をやろうとしている者たちが「主役」で、反戦反核の声は警察の暴力で排除する。これは「平和式典」ではなく「戦争式典」です。

 すべての皆さん! 8月6日朝7時、原爆ドーム前に集まりましょう! 反戦集会弾圧をねらう広島市・警察権力の「不正義」を圧倒的な市民の怒りで包囲しましょう! 不当な弾圧を粉砕し、岸田首相・松井市長にヒロシマの怒りの声を叩きつけましょう!


2024年7月16日火曜日

「県警と連携して」集会禁圧を宣言する広島市当局を許さない!


7月11日、平和記念式典を統括する広島市市民活動推進課および平和公園を管理する緑政課と、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の「協議」の場がもたれました。

6月28日に出した私たちの質問状に対して、市は7月8日付けで正式な文書回答を行いました。(6月26日の回答も含めて下に全文)。市が一方的に発表した「集会禁止令」に従わなければ「広島県警と連携して対応」という回答です。警察の暴力によって集会を弾圧し、従わなければ逮捕するという脅しに対して参加者から怒りの声が上がりました。

市議会では被爆者席から拡声器などを使わず「地声で声が上がったらどうするのか」(山路市議 市議会建設委員会にて)という質問が行われ、市は「県警と連携して対応」と回答するなどますます許しがたい議論が繰り広げられています。

他方、7月28日には日米の防衛・外務閣僚による会議(いわゆる2プラス2)が開催され、その場で「拡大抑止閣僚級会議」が行われようとしています。拡大抑止とはアメリカの核兵器で同盟国を「防衛する」という意味で、要は中国との間で核戦争をやるための協議ということです。8・6のわずか1週間前にこのような核戦争会議が行われようとしています。

しかも同じ28日から8月7日まで米軍岩国基地や九州、沖縄、琉球弧を「戦域」とした日米共同軍事訓練「レゾリュートドラゴン」が行われます。与那国島では自衛隊の基地が壊滅していることを想定し、民間空港を使って訓練するなど超実戦的な訓練として繰り広げられようとしています。

この訓練の真っ最中に岸田首相は広島に来て「平和のメッセージ」を発するというのです。この式典の主役はイスラエル、アメリカ、岸田首相であり、「教育勅語」を賛美する松井広島市長です。反戦反核集会は禁圧し、イスラエルの出席や岸田首相に被爆者席から怒りの声が上がっても警察によって弾圧するというのです。これは「平和式典」ではなく「戦争式典」です。絶対に許すことはできません。

8月6日朝、原爆ドーム前に総結集を呼びかけます。不当な集会弾圧を実力で打ち破って、反戦反核の声を上げましょう!

6月26日付広島市からの回答と、7月8日付広島市からの回答

 6月28日の8・6ヒロシマ大行動実行委員会からの質問状