4・28沖縄デー闘争の全国行動の一貫として、4月29日に岩国基地撤去を訴え、岩国駅で街宣、集会を行い、米軍岩国基地正門に向けたデモを行いました。
正午に岩国駅前に広島の学生・女性、労働者が結集、香川や愛媛の大行進の仲間も駆け付けて、約40名での街頭宣伝を行いました。13:00からはリレートークで集会を行いました。宮原事務局長から基調提起では、昨年の日米指揮所演習(キーンエッジ)では、極東最大の米軍岩国基地が最前線基地として稼働し、逆に攻撃も受ける前提の演習を行ったこと、この戦争に自衛隊が最前面に立って、参戦することも明らかになっていることから、トランプ政権と石破政権を打倒して「中国・アジア人民を大虐殺し、沖縄・琉球弧・日本全土を戦場とする中国侵略戦争を絶対に阻止しよう」と呼びかけました。8・6ヒロシマ大行動の呼びかけ人で、岩国基地の戦闘機の訓練地域である安芸太田町の町議である大江厚子さんからは、戦争絶対反対の訴えで今春、三選を果たしたことと、3期目を中国侵略戦争阻止に全力で、活動していく決意のアピールが発せられました。広島大学の全学連から、4-5月安保沖縄闘争に向けた決起のアピールが力強く発せられました。 この訴えに、運動部の試合で来ていた広島市内の高校生や地元の青年の男女が数名が集会に飛び入りで合流し、戦争阻止の闘いの前面に青年、学生、女性が立ちました。
デモに出発です。合流してきた青年たちとはプラカードを持って、コールに合わせてデモ隊を見送ってくれました。デモ中には、沿道を自転車で通りかかった男性が「米軍基地はいらない」とコールを唱和して、地元の人々と基地撤去で合流しました。駅から基地までは約1時間のデモコース。青天に涼しい風が吹きく中、岩国基地周辺の住宅にも「中国侵略戦争阻止!」「岩国基地撤去!」の声が響き渡りました。
デモ終了後は、米軍岩国基地への抗議申し入れ行動です。岩国基地正門前には、山口県警の機動隊が規制線を形成し、基地ゲートには近づけないような弾圧体制を作っていました。抗議を受け入れようとしない米軍岩国基地への怒りと共に「中国侵略戦争阻止!」「米軍基地撤去!」の声を叩きつけ、隊員に「侵略の銃を取るな!」を呼びかけました。米軍の兵士もデモ隊に手を振るなど、反応が返ってきました。5月沖縄現地闘争、6・14全国3千名へ、共に闘っていきましょう。(8・6ヒロシマ大行動実行委員会・八木康行)
岩国駅前での街頭宣伝
岩国駅前で集会
岩国基地ゲートまでデモ行進
岩国基地ゲート前で申し入れ後シュプレヒコール