4月21日、広島市市民活動推進課に対して、今年の8月6日の「原爆の日」について昨年のように平和公園での集会を規制・弾圧しないこと、私たちのデモに対して規制・弾圧しないことを求める申し入れを行いました。
広島市は申し入れに先立って8・6ヒロシマ大行動実行委員会に対して8月6日のデモの拡声器の音量についての話し合いを求めてきましたが、私たちは昨年来の8・6弾圧および昨年の8・6集会規制と機動隊による弾圧策動、その後の公園条例違反での過料請求などの経過から「話し合いをする関係は広島市の方から破壊されており、話し合いに応じることはできない」と断ってきました。その後も広島市は「執拗に」話し合いを求め、昨年12月にはデモの音量抑制やデモ更新のルート変更などの「要請」文を送りつけてきました。国家権力と一体で弾圧を振りかざしておきながら「要請」などという姿勢は本当に許し難いものです。
21日の申し入れでも市は申し入れを受け取るやいなや「話し合いを」と言い始めたので、その場でこの間の弾圧について徹底弾劾しました。
戦後80年、被爆80年ということで、本来ならば改めてかつての侵略戦争と原爆投下について記憶を新たにし、2度と繰り返させない、目の前に迫る中国侵略戦争を絶対に阻止するということを誓う年にしなければなりません。しかし石破首相や松井市長は全く逆。80年ですべてを「過去のこと」にして新たな侵略戦争に向かって反戦反核闘争への弾圧を強めています。天皇の広島訪問も全く同じ意図です。
全学連の仲間は東京学芸大で反戦ビラを校門で巻いていたところを「傘のつゆ先があたった」などということを「暴行」などといって逮捕されています。絶対に許せないし、このような弾圧を粉砕しなければなりません。
被爆80年の8・6に向かって闘っていきましょう!