9月、中国侵略戦争に向けた日米共同訓練が実施されています。
9月11~25日まで沖縄・九州、北海道、硫黄島などで、米海兵隊と陸自による国内最大規模の実動演習「レゾリュート・ドラゴン25」実施されます。これは米海兵隊の「遠征前進基地作戦(EABO)」に基づく中国侵略戦争の実戦を想定した演習です。EABOに特化した米軍の最新兵器=地対艦ミサイルシステム「NMESIS(ネメシス)」、巡航ミサイルやドローンに対応する最新鋭の短距離防空システム「MADIS(マディス)」が石垣島に展開され、無人艇「ALPV」を使った物資の輸送訓練も徳之島で行われます。しかも、NMESISは来年3月からキャンプ・ハンセン(沖縄県)の第12海兵沿岸連隊に配備され、那覇軍港に一時配備されているALPVは無期限配備に切り替えることも同時に発表されているのです。
また米軍岩国基地(山口県)ではトマホークミサイル発射装置「タイフォン」の展開訓練が国内で初めて実施されようとしています。トマホークミサイルは核ミサイルとして使用することも可能であり、事実上核戦争訓練です。絶対に許すことはできません。
さらに岩国では同時に空母艦載機の離発着訓練が爆音をまき散らしながら強行されようとしています。
沖縄県・与那国町では住民の反対でロケット砲システム「ハイマース」の展開訓練が取りやめとなりました。反対の声を上げれば戦争訓練を阻止することはできます。
沖縄・琉球弧での基地撤去・安保粉砕の闘いと連帯し、岩国基地撤去・軍事演習許さない行動に立ち上がろう!
