2014年7月15日火曜日

谷口事務局長へのインタビューが『NAZEN通信』No.15と『婦人民主クラブ』7月15日号に載りました

解雇撤回と戦争反対・核廃絶は生き抜くための闘い!

安倍を8・6の力で打倒しよう!

『NAZEN通信』No.15より

NAZEN 呼びかけ人の壹貫田さん(広島連帯ユニオン書記長)が、8・6ヒロシマ大行動実行委事務局長の谷口恭子さんに、8・6にむけた決意をうかがいました。

壹貫田 今年の8・6 は、安倍首相が集団的自衛権の行使を閣議決定して、8月6日に広島の祈念式典に参加するという情勢です。広島での動きはどうでしょうか?

谷口 広島でも、被爆者をはじめ、安倍に対する怒りはあふれています。一方で、広島市は安倍と一体となって8・6ヒロシマの怒りをつぶそうとしています。亡くなった被爆者や生き抜いている被爆者の思いに応えるのは、安倍を打倒すること―広島が安倍を拒否することだと思います。7 月9 日、広島市に対して、安倍を呼ぶなという申入れを行いました。広島こそが、「鎮魂・祈り」ではなく、安倍打倒の声と行動を束ねていくことだと思っています。

壹貫田 実行委員会でも熱心な討論が行われていますが。

谷口 これまでは戦争と労働の問題が別々に論じられていたのですが、自分の雇い止め解雇の問題もあって、前回の実行委員会から大きく変わってきました。戦争も首切りも、「命より金」の安倍政権や経営者が自分の利益を守るためにやっている。敵は一つです。労働運動も反戦・反核運動も、絶対反対の団結を作っていくのが重要だという論議になってきました。

壹貫田 谷口さん自身が広島連帯ユニオンに加入し、解雇撤回に立ち上がっています。その闘いと8・6の闘いがつながっている具体例がありますか?

谷口 非正規労働者の怒り、青年の怒り、女性の怒りは、私の職場にもすごくあります。採用されて最初に交わす言葉は「ここだけ?」です。みんなダブルジョブやトリプルジョブで、おそらく休日もまともになく、長時間労働をさせられています。他方で「正社員には絶対なりたくない。正社員は地獄だ」という若者も。結局どこもブラックなんです。やはり「この職場で闘う」という労働組合が必要だと確信しました。

壹貫田 職場の皆さんの反応はどうですか?

谷口 雇い止めがハッキリした時は、みんな心配してくれて。「許せない」「ストライキでも」という思いはすごくあるんです。でも資本の分断があって、組合に入って解雇撤回でいっしょに闘う、とストレートにはいかない。ここをどう突破するかが問われていると痛感しています。それをやり切ったら安倍も倒せると思います。

壹貫田 ほんとうに8・6 の課題そのものですね。実行委員会に参加した皆さんが、それぞれのところで組織化していくために貴重な討論になりました。

谷口 実行委員会のメンバーが一つに団結することができたと思います。今年は韓国からも反核を闘う医師の方や民主労総の仲間が参加されます。日韓の労働者の敵は一つ、一つの労働者階級として団結していきたいと思います。

壹貫田 最後に、全国のみなさんへ一言お願いします。

谷口 今年の8・6 は平日のど真ん中ですが、休みをとって、ぜひ広島に来て下さい。福島の怒り、被爆者の怒りを一つにして安倍を倒せ!核と戦争をなくそう、のアピールを世界に発しましょう。

NAZEN通信のダウンロードはこちら(すべての原発今すぐなくそう全国会議)から
↓
http://nazen.info


 『婦人民主クラブ』7月15日号より

8・6ヒロシマ大行動事務局長の谷口恭子さんが、デパート食品売り場レジの職場で雇い止め通告を受け、解雇撤回闘争を闘っています。支部会員で広島連帯ユニオンの執行委員でもある森実智恵美さんがインタビューし、8・6ヒロシマと一体でたたかわれている外注化・雇い止め解雇撤回!について聞きました。

雇い止め解雇撤回!ー職場包囲する広島連帯ユニオンのデモ


[森] まず、最初に今日7月6日夕方行った谷口さんの職場福屋デパートを包囲するデモを行った話から。広島連帯ユニオンとして谷口さんの雇い止め解雇撤回を掲げてのデモでしたが、その目的は?

[谷] あきらめが当たり前の仲間に、闘ったら今の職場の状況や雇い止め解雇をひっくり返せることを示したかったです。

[森] 注目度バツグンでしたね。広島連帯ユニオンは、福屋デパートを含む広島市の中心街、商店街で働いている非正規労働者、とりわけ若い労働者の怒りと結びつく大きなスタートを切れたと感動しています。

[森] では、5月22日、アクオ西日本に7月末で雇い止め解雇を通告されたとき、まず頭に浮かんだ事は?

[谷] はあ?何で!許せない!でしたね。会社に「モノを言う」から切られるのか、直後にはそう感じました。

[森] 谷口さんは、その時点では、職場で広島連帯ユニオンの組合員であることを明らかにしていましたよね。

[谷] はい、4月下旬に、それまでは「自動更新」だったのに、アクオ西日本が「更新しない場合もある」とスタッフに個人面談を設定してきたので、労働組合として構えることが重要と思って組合員通告をして面談に臨みました。この時には、雇い止めの話はなかったんです。

[森] 今回の雇い止めは谷口さんだけ?

[谷] はい、雇い止めは私だけです。同僚は皆ビックリして怒っていました。理由がわからない、ひどい、許せないと。

非正規だらけのデパート 労働者はダブル・トリプルジョブ


[森] ところで、働いている職場の状況を話してください。

[谷] 「福屋」という広島の老舗デパートの食品売り場レジで働いています。レジは、元々は社員がやっていた仕事です。今は、5台あるレジの内フル稼働している3台のレジは、それぞれ別の派遣会社に外注されています。

[森] どういう人たちが働いているんですか?

[谷] 主婦パート、家族の介護をしながらダブルジョブで働いている独身の女性、20代の青年はそのほとんどがダブル・トリプルジョブで女性が多いです。新しく職場に来た人への最初のあいさつは、「ここだけ?」です。

[森] 安倍政権が「女性の活用」を掲げていますが、どう思いますか?

[谷] もうすでに嫌と言う程こき使って「活用」しているじゃないかと怒りがわきます。同僚に夜11頃連絡をとったら「今、まだ別の仕事中!」というような事も。仕事の掛け持ちで一ヶ月休日が全くない人もいます。

派遣会社の無責任は、新自由主義の典型


[森] 広島連帯ユニオンは、雇い止め解雇通告に対して即刻アクオ西日本に団体交渉を申し入れました。

[谷] アクオ西日本は、弁護士をたてきたんですが、この弁護士が働いている労働者の現状を無視して、自分の都合だけで日程をかってに設定したり、とにかく高圧的態度で日程をきめないままで、腹がたちます。でも本当に驚いたのは、アクオ西日本の対応です。雇い止め解雇を通告してきた責任者が「(谷口の解雇について)私はわからない」「会社にわかる者はいない」「団体交渉をする気はない」と言うのです。これが自分の首を切る会社の対応か!と。

[森] 新自由主義の極みですね。無責任きわまりない!
この間、福屋デパートの前で出退勤の労働者やお客さん等通行人に、谷口さんも広島連帯ユニオンとして登場して「解雇撤回!」のビラを配布し、宣伝をやっていますね。職場の人たちの反応は?

[谷] 衝撃が走っています。アクオ西日本とやりあっていた当初は「一体なにがやりたいの?谷口さんが切られるのはいいとは思わないけど、派遣だからね・・・」とか「谷口さんがもめたらアクオ西日本が福屋デパートから切られる。みんな生活がかかっているのに、他の人をまきこむな」とか、一番身近な同僚の労働者が私と敵対的関係になる構造があって、重たい雰囲気でした。
しかし、アクオ西日本や谷口個人の問題という狭い領域から、福屋デパートの外注化や非正規という働かせ方そのものを問題にして労働組合でたたかっているということが伝わってきて、重たい雰囲気はだんだん取り除かれているのを感じます。

[森] 改めて聞きます。谷口さんの雇い止め解雇の意図をどう考えますか?

[谷] 全世界の労働者が立ち上がっている状況があり、一方で無力感、絶望感、激しい分断の現実があります。その中で労働者に絶対立ち上がらせない!という資本の意図を感じます。

戦争と首切りの安倍たおせ!8・6ヒロシマに結集を!


[森] 谷口さんは、職場の仲間とjrの外注化や安全崩壊の話をしたり解雇撤回10万筆署名を持ち込む関係に入っていましたからね。資本が恐怖したんですね!
最後に、あと一ヶ月に迫った8・6ついて、8・6ヒロシマ大行動の事務局長でもある谷口さんからのアピールをどうぞ。

[谷] 私自身が雇い止め解雇を受け、外注化・非正規職・解雇撤回闘争と8・6の闘いが全く一体となりました。安倍の女性「活用」との闘いでもあります。集団的自衛権行使と戦争、原発、労働規制撤廃の安倍打倒の8・6ヒロシマ大行動を実現したいですね。その中で労働組合の拠点をつくりたいと思っています。
今、集団的自衛権行使を閣議決定した安倍首相が8月6日に平和公園に足を踏み入れ平和記念式典に参加することに、被爆者を初め多くの怒りの声が上がっています。福島の怒りと一つになり、労働運動と国際連帯の力で全原発廃炉・核廃絶を掲げた8・6ヒロシマ大行動に、全国のみなさんの大結集をよろしくお願いします。

2014年7月12日土曜日

8・6ヒロシマ大行動実行委員会から全国のみなさまへ




8・6ヒロシマ大行動実行委員会のアピール

1)7・1集団的自衛権容認の閣議決定を絶対に許さない! まさに私たちはいま歴史の分かれ道に立っています。「再び戦争、ヒロシマ・ナガサキの過ちを絶対に繰り返させない! 」——この決意も新たに8・6ヒロシマに集まりましょう。ヒロシマ・ナガサキと福島の怒りをひとつにして、戦争・原発・首切りの安倍打倒へ立ちあがりましょう。
 何が「国民の命と暮らしを守る」でしょうか。「国民」の99%は労働者とその家族です。集団的自衛権行使容認・憲法9条解体と同時に進められている成長戦略——残業代ゼロ・首切り自由・総非正規化への労働規制撤廃——。すべてが1%の資本家、権力者だけが生き伸びるための「労働者への戦争」としてしかけられています。福島で原発事故を引き起こし、労働者を被曝させ、放射能汚染地域に帰還を強制し、子どもの命を危険にさらしているのも安倍です。民営化、外注化、規制緩和でJRをはじめあらゆる職場で安全を崩壊させているのも安倍です。必死になって育てた子どもの未来も非正規、被曝、そして戦争しかない。まさしく労働者の生存と権利を根底から破壊し尽くそうとしている者こそ安倍です。
 「国の存立」「国益」「国民の生命を守る」、まさにいま安倍が言っているとおりの言葉を連ねてかつての戦争も始められ、ヒロシマ・ナガサキの惨劇にまで行き着きました。これは絶対に消せない歴史の真実です。7・1閣議決定で戦争宣言を発した安倍が、8・6平和記念式典で「過ちは繰返しませぬから」と刻まれた慰霊碑の前に立つ。これほどの被爆者への、ヒロシマへの蹂躙はありません。広島市や反動マスコミは、「3・11以来、8・6の平和公園が騒がしい」「祈りと鎮魂の8・6を取り戻せ」「首相への抗議をやめろ」などと言ってきています。一方で、広島ではとても公然とは登場できなかったような極右勢力が安倍の戦争政治で調子づき、平和公園や広島の街中で「核武装しろ」「中国、韓国を許すな」などと扇動している。この許し難い現実に対して、被爆者を先頭に激しい怒りで平和公園を埋め尽くさずして、安倍へ怒りの声をあげずして、どうして命を奪われた被爆者たちは「安らかに眠る」ことなどできるでしょうか。「過ちは繰り返しませぬから」という戦後日本の労働者民衆の誓いは、今こそ「安倍打倒」として貫かれなければなりません。
 福島の怒りがおさまらないように、ヒロシマ・ナガサキの怒りも絶対におさまらない!70年たとうと100年たとうと、戦争と被爆(被曝)を繰り返そうとする者たちを打ち倒さずには、絶対におさまらないのです。この決して消すことのできないヒロシマ・ナガサキの、そして沖縄、ビキニ、福島の怒りの火を、安倍打倒の闘いの炎として燃え上がらせましょう。

2)ヒロシマ・ナガサキの闘い、原水禁運動、被爆者解放闘争、この歴史的闘いのすべては、何よりも労働運動、労働組合の闘いとしてありました。この闘いは今、動労千葉と共に国鉄闘争の先頭に立つ動労水戸、国労郡山工場支部の被曝労働拒否の闘いとして継承され、戦後労働運動、原水禁運動の限界をのりこえるものとして発展しています。動労水戸の竜田延伸反対ストが、仮設住宅住民をはじめ地域の労働者、住民の圧倒的支持と共感を集めているように、闘う労働組合が中心にたったときにものすごい力が生まれます。労働組合こそ、生産と社会の全部を回している真の主人公である労働者の団結体だからです。被曝労働拒否を貫く労働組合を中心に、被爆者の闘い、放射能から命を守る避難・保養・医療の取り組み、学生運動、農民運動、あらゆる運動が結びつき、その団結の力が国境を越えて広がるとき、核と原発をなくし、戦争をとめることができます。
 福島での被曝労働拒否の闘いと団結し、広島にこそ闘う労働組合、階級的労働運動を再生させるときです。被爆しながら必死に鉄道、電車を動かし、労働運動再建へ闘った国鉄や広電の労働組合員。「再び教え子を戦場に送り『第二の広島』をつくらぬために日本の青年教育労働者が先頭に立って闘おう」と呼びかけた朝鮮戦争下の広教組青年部の闘い。原爆で家族を失い、自らも被爆し傷つきながら生き抜くために団結し、仕事を要求して闘った全日自労広島支部の闘い等々。これらの被爆者—被爆労働者の壮絶な闘い、生と死のすべてを継承し、今に生かすのは、8・6ヒロシマ大行動実行委員会に結集する動労西日本であり、広島連帯ユニオンの闘いです。いま、峠三吉の詩「1950年の8月6日」の舞台でもある福屋デパートで、派遣で働く広島連帯ユニオン組合員(8・6ヒロシマ大行動実行委員会の谷口恭子事務局長)の解雇撤回闘争が闘われています。この闘いを広島のど真ん中に階級的団結と闘う組合をつくりだす闘いとして勝利させましょう。

3)階級的労働運動と国際連帯の力こそ、戦争をとめ、全原発廃炉・核廃絶を実現する力です。新自由主義の崩壊、資本主義体制の危機が進行する中で、東アジア、ウクライナ、イラク、世界中に戦争の危機が高まっています。今こそ国家主義と排外主義による労働者の分断を打ち破り、ヒロシマから全世界の労働者民衆に、核と戦争に絶対反対でたたかう階級的団結と国際連帯を呼びかけましょう。
 今年の世界大会にはヒロシマと福島の闘いとの連帯を求めて、韓国反核医師会のキムイクジュン先生(東国大医学部教授)、さらに広島連帯ユニオンがつながりをもった民主労総の城西工団労組、慶北一般労組、医療連帯大邱支部の仲間が参加します。この韓国の闘う医師、労働者とともに、8・6ヒロシマから核・戦争・新自由主義と闘う国際連帯の新たな発展をかちとっていきましょう。
 全国、全世界の闘う仲間のみなさんの参加と賛同をお願いします。

8月5日に開催される関連行事のご案内です

●避難・保養・医療運動交流会
 14:30~16:30 広島市東区民文化センター1F スタジオ2

●解雇撤回・非正規職撤廃! 日韓連帯集会
 14:30~16:30 広島市東区民文化センター大ホール(入口1F)
 主催/広島連帯ユニオン・合同一般労組全国協議会

<産別労働者交流集会>
●8・5ヒロシマ教育労働者交流集会
 13:00~16:00 広島市東区民文化センター2F ギャラリー
●国鉄労働者交流集会
 14:00~16:00 広島市東区民文化センター3F 音楽室
●郵政労働者交流集会
 13:00~ 広島市東区民文化センター3F 中会議室
●医療、自治体なども予定。詳細決まりしだい掲載します。

●8・5オキナワとヒロシマをむすぶ全国青年労働者交流集会 in Hiroshima
 16:40~18:10 広島市東区民文化センター大ホール(入口1F)

●全国学生集会
 16:40~18:10 広島市東区民文化センター大会議室

2014年7月10日木曜日

安倍首相を8・6に広島に呼ぶな〜広島市に申し入れ


 7月9日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会は、広島市に対して、安倍首相の8・6平和記念式典への参加に反対する申し入れを行いました。

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広島市長 松井一實様
被爆69周年 8・6ヒロシマ大行動実行委員会
広島市中区幟町14-3-705
TEL&FAX/082-221-7631

集団的自衛権行使で、戦争への道に踏み出す

 安倍首相の8・6平和記念式典参加に反対する申入れ


 安倍首相は、多くの反対の声を無視して7月1日、集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行しました。私たちは、憲法9条をなきものにし、再び戦争への道に踏み出した安倍首相を絶対に許しません。
 このような安倍首相が8・6平和記念式典に参加することを誰が歓迎するでしょうか。「二度と過ちはくり返しません」のヒロシマの誓い、「核と人類は共存できない」というヒロシマの声に真っ向から敵対しているのが安倍首相です。そもそも安倍首相は、「抑止のための、小型だったら原爆も持つ事は許される」という演説も行っている人物です。集団的自衛権行使においても「絶え間のない抑止力強化を」と言っていますが、これは日本の核武装まで狙ってのものです。
 福島を見捨て、武器を売り、戦争への道を進む安倍首相が、平和公園に足を踏み入れ慰霊碑の前で何を言うというのでしょうか。亡くなった被爆者を前に、今度は原爆を落とされる前に敵をやっつけると誓うというのでしょうか。安倍首相が平和公園に足を踏み入れる事そのものが許せません。
 松井市長は、安倍首相への出席要請をきっぱりと撤回することを求めます。

1、フクシマの苦しみを見捨て、原発再稼働と海外輸出に突き進む安倍首相をヒロシマは許しません。


 安倍首相の式典参加は、二度と被爆を許さないと願い訴え続けてきたヒロシマ・ナガサキ、そしてフクシマ、全ての人民を冒涜し侮辱しています。 
 3・11から3年以上が過ぎましたが、福島の現実はますます深刻化しています。避難生活の長期化、労働者・農漁民・住民への内部被曝と被曝労働の強制、拡大し続ける放射能汚染水問題、そして福島の子どもに50人(疑いも含めれば89人)もの甲状腺ガンが発見されるという大変な事態が起きているのです。
 しかし、安倍政権は、石原伸晃環境大臣の「金目」発言にあるように「命よりカネ」の政治を続け、資本家たちは「再稼働こそ経済成長の条件」(葛西JR東海名誉会長)と叫び、再稼働と原発輸出へ突き進んでいるのです。「安倍首相!あなたは死の商人!。世界を滅ぼす気か!」というのが被爆者の心からの叫びであり、怒りです。
 労働規制を解体し、残業代ゼロ、解雇自由などで、青年たちの未来を奪う安倍政権は、ついに、青年を戦場に送って命を奪おうと言うのです。しかし、おとなしく従っているわけではありません。集団的自衛権行使の閣議決定にたいして、国会・首相官邸前を初め全国各地で「戦争反対!」「安倍たおせ!」の世代をこえた大規模なデモが巻き起こっています。これはヒロシマの声です。労働者民衆は、「お国のために」と戦争をすることを拒否します。朝鮮、中国の労働者は戦う相手ではありません。今、世界中で労働者民衆が「生きさせろ」の巨大な反乱を起こしています。
 私たちは、今夏8・6ヒロシマを、「ヒロシマ・ナガサキと福島の怒りをひとつに」「労働運動と国際連帯の力で、全原発廃炉・核廃絶」を掲げてたたかいます。安倍首相の平和記念式典参加など絶対に許しません。

2、松井市長は、被爆者の立場に立って、安倍首相の式典出席を拒否すべきです。


 広島市は、どうしてこのような安倍首相に記念式典への出席要請をするのでしょうか。記念式典は、お国のためでも、首相のためでもないはずです。犠牲となった被爆者への追悼は、二度と核も戦争もない社会をつくることではないでしょうか。これに真っ向から敵対しているのが安倍首相です。松井市長、あなたはどちらの立場に立つのですか。
 集団的自衛権行使に対して、全国の自治体で多くの反対決議が上がっていますが、被爆地広島の市議会はこれを否決したというではありませんか。集団的自衛権行使は、どのように言い繕おうと、日本が海外で戦争をするということです。「丁寧に説明」すればいいということではありません。今年の8月6日、安倍首相と同席して、松井市長はどんな「平和宣言」を発するのですか。
 安倍首相は、一国の首相だから出席を拒否することはできないという事ではありません。一国の首相であるからこそ、その責任は重いはずです。8月6日8時15分、平和公園で何が誓われるかを世界が注目しています。集団的自衛権行使で再び戦争をするという安倍首相の出席・発言を阻止するのはヒロシマの使命ではありませんか。
 7月5日中国新聞朝刊の「オピニオン」という紙面で、広島テレビ三山社長が、「騒がしい8・6」「「鎮魂と祈りの日」を再び」と言って、8月6日の平和公園周辺でのデモ行進をやめろと言っています。絶対に許せません。安倍首相が福島を切り捨て、再び戦争に踏み込んでいるとき、どうして黙って安倍首相を迎えることができるでしょうか。「騒がしいのがいけない」というなら、「騒がしさ」を作っているの安倍首相に抗議すべきです!被爆者とヒロシマにとっての戦後・被爆後の70年は、プレスコードから始まる一貫した「黙れ」の攻撃に対して、病いや生活苦、差別の中、労働組合に結集し被爆者団体を結成して声を上げ、闘い続けた歴史でした。一度として静かにしておれない日々だったのです。テレビ会社の社長が新聞紙面を大きく使って、再び戦争に踏み込む安倍首相を広島に静かに迎えろと説教するなどは絶対に許せません。

 松井市長は、安倍首相の式典出席要請を直ちに撤回することを求めます。
 なお、回答は、7月15日までに文書にてお願いします。            
以上。

               2014年7月9日
               被爆69周年 8・6ヒロシマ大行動実行委員会
                 (共同代表)
                下田礼子(反戦被爆者の会)
                中島健(被爆二世)
                大江厚子(セイブ・ザ・イラクチルドレン広島代表)
                室本けい子(NPO法人よもぎのアトリエ)
                大江照己(国鉄西日本動力車労働組合委員長)
 

7・6街頭宣伝〜解雇撤回の福屋包囲デモと一体で

 谷口事務局長がアピール

 7月6日に、8・6ヒロシマ大行動の街頭宣伝を行いました。安倍政権による集団的自衛権行使の閣議決定に対して、安倍首相が8月6日に広島に来て祈念式典に出席することなど認められないという怒りが満ちあふれています。
 街頭宣伝の後、アクオ西日本による谷口さん(8・6ヒロシマ大行動事務局長・広島連帯ユニオン組合員)の雇い止め解雇撤回を訴えて、福屋包囲デモを行いました。「アクオ西日本は谷口組合員の雇い止めを撤回しろ!福屋にも雇用責任があるぞ!外注化反対!福屋は外注化をやめろ!闘う労働組合を作ろう!団結して闘おう!」 と広島のど真ん中で訴えました。
 何としても労働者を労働組合に組織して、労働者・学生・民衆の団結で、本当に解雇を撤回させたい。そして、本当に安倍政権を打倒したい。8・6と解雇撤回が一体の闘いとなりました。労働者の団結、8・6を闘うすべての仲間の団結の中に、勝利への道はあります。



韓国から参加される民主労総の仲間を紹介します


左が林福南さん(イム・ボンナム 城西工団労働組合委員長)、右は広島連帯ユニオン壹貫田書記長。2013年11月に城西工団労働組合事務所にて。

右が金憲柱さん(キム・ホンジュ 民主労総慶北一般労組副委員長・慶山移住労働者センター長)、左は李東碩さん(国鉄闘争全国運動呼びかけ人・広島大学准教授)。6月20日に開催された日韓セミナー「外注化・非正規職化と闘う日韓地域一般労組の現状と課題」にて。

朴昭映さん(パク・ソヨン 医療連帯大邱支部非正規組織局長)

2014年6月29日日曜日

被爆69周年8.6ヒロシマ大行動へ|ビラ第1弾ができました

https://sites.google.com/site/86hiroshimadaikoudo/files/140806bill.pdf?attredirects=0&d=1
被爆69周年 8・6ヒロシマ大行動
World Rally to Abolish All Nuclear Plants and Weapons in Hiroshima 2014

ヒロシマ・ナガサキと福島の怒りをひとつに
労働運動と国際連帯の力で 全原発廃炉・核廃絶

福島切り捨て・原発再稼働・原発輸出を許すな!
被曝させるな! 福島の子どもと労働者の命を守れ!
安倍たおせ! 国際連帯で改憲・戦争=核戦争への道をとめよう!

8月5日(火)

18:30〜20:30(開場17:00)
広島市東区民文化センター 大ホール
全原発廃炉・核廃絶ヒロシマ世界大会

8月6日(水)

7:00〜 8:15  原爆ドーム前 8・6ヒロシマ・アピール集会
8:20〜 9:20  首相式典出席弾劾・中国電力包囲デモ
12:30〜14:00 広島県立総合体育館  8・6ヒロシマ大行動大集会
14:30〜16:00 8・6ヒロシマ大行進(市内デモ 平和資料館前解散) 

関連行事

8月5日(火)東区民文化センター各会場にて
12:30開場〜  産別労働者交流集会(国鉄、自治体、教育、郵政、医療など)
14:30〜16:30  避難・保養・医療運動交流会
14:30〜16:30  解雇撤回・非正規職撤廃!日韓連帯集会
16:40〜18:10  青年労働者交流集会/全国学生集会

会場案内

東区民文化センター→広島駅新幹線口から新幹線高架橋沿いに東へ徒歩10分
広島県立総合体育館→広電「原爆ドーム前」から北へ徒歩6分(375㍍)

主催

被爆69周年 8・6ヒロシマ大行動実行委員会

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福島の子どもや労働者の命を放射能の危険にさらしたまま、原発再稼働に突き進む安倍政権が、「国民の命を守る」と称し、集団的自衛権行使=改憲・戦争に突き進んでいます。戦争、原発と被曝労働、労働時間制限や解雇規制の撤廃—そのすべてが労働者の命を犠牲にし、1%の支配者の利益を守るためのものです。自民党・石原伸晃の「金目」暴言に象徴される「命よりカネ」の新自由主義。その行き着く先こそ戦争です。
 福島の怒りとひとつになり、新自由主義・安倍戦争政治と対決し、8・6ヒロシマに集まりろう。東アジア、ウクライナ、イラク、世界中に戦争の危機が高まる中、ヒロシマから全世界に核と戦争に絶対反対でたたかう国際連帯を呼びかけましょう。
 被曝労働拒否を貫く労働組合を中心に、被爆者の闘い、放射能から命を守る避難・保養・医療の取り組み、学生運動、農民運動、あらゆる運動が結びつき、その団結の力が国境を越えて広がるとき、核と原発をなくし、戦争をとめることができます。この展望をつかみ明日を生きるために、8・6ヒロシマへ! 
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被爆69周年8・6ヒロシマ大行動実行委員会
■共同代表
下田禮子(反戦被爆者の会)
中島健(被爆二世)
大江厚子(セイブ・ザ・イラクチルドレン広島代表)
室本けい子(NPO法人「よもぎのアトリエ」)
大江照己(国鉄西日本動力車労働組合委員長)
■よびかけ人(2014年6月18日現在)
李東碩(広島大学大学院総合科学研究科准教授、国鉄闘争全国運動よびかけ人)
石井真一(国鉄水戸動力車労働組合委員長)
市川潤子(ふくしま合同労働組合委員長)
宇都宮理(愛媛県職員労働組合委員長)
大石又七(ビキニ被爆者・元第五福竜丸乗組員)
倉澤憲司(広教組組合員、「8・6」年休被処分者)
斉藤征二(元全日本運輸一般労働組合原子力発電所分会長)
佐藤幸子(福島診療所建設委員会よびかけ人)
椎名千恵子(3・11反原発福島行動実行委、ふくしま共同診療所運営委員)
品川孝司(元三浦半島地区教職員組合書記次長)
城臺美彌子(ナガサキの被爆者)
鈴木光一郎(酪農家、全国農民会議共同代表)
鈴木達夫(弁護士、すべての原発いますぐなくそう!全国会議NAZENよびかけ人)
鈴木範雄(広島連帯ユニオン委員長)
高山俊吉(弁護士、憲法と人権の日弁連をめざす会代表)
田中康宏(国鉄千葉動力車労働組合委員長)
土井淑平(鳥取県・ウラン残土市民会議)
富田晋(沖縄北部合同労組委員長)
西川重則(とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長)
野田隆三郎(岡山大学名誉教授)
百武拓(広島大学学生自治会委員長)
平野綾子(広教組組合員、被爆二世)
布施幸彦(ふくしま共同診療所医師)
松井英介(岐阜環境医学研究所)
松浦武生(島根人類愛善会会長)
間山政茂(南部バス労働組合委員長)
三浦正子(婦人民主クラブ全国協議会代表)
三角忠(8・6 広島-8・9 長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会事務局長)
宮原亮(広島連帯ユニオン青年部長、被爆三世)
森川文人(弁護士、反原発弁護士運動代表)
森末一義(高陽第一診療所労働組合委員長)
矢山有作(元衆議院議員)
山田真(小児科医)
吉沢正巳(「希望の牧場・ふくしま」)
吉原美玲子(被爆者、キリスト者、NAZENヒロシマよびかけ人)