2023年3月27日月曜日

岸田首相のウクライナ訪問に抗議! 日本の参戦を許すな! 劣化ウラン弾使うな!

 




岸田首相のウクライナ訪問に抗議し、3月23日 お昼12時からと夕方17;30から広島市の本通り商店街で街頭宣伝を行いました。
岸田首相のウクライナ訪問は、戦争をやっている当事国、戦闘の行われているところに日本の首相として戦後初めて訪問するという極めて踏み込んだ行動です。ウクライナ戦争への日本の参戦を宣言したに等しい行為です。
また、G7の議長国として訪問したという岸田の言葉に示されているようにG7広島サミットがまさにロシアとの戦争をエスカレートさせていく戦争会議になることがますますはっきりしました。
さらに、この日、イギリスからウクライナに供与される戦車に劣化ウランの砲弾が使われることが明らかになり、その点でも徹底的に弾劾する行動となりました。劣化ウラン弾は被弾すると燃焼し、放射能を含む劣化ウランが塵となって拡散します。湾岸戦争、ユーゴスラビア紛争、イラク戦争などで使用され、イラク現地では放射能の影響と見られる先天性異常の子どもが産まれたりしています。イラクだけではなく湾岸戦争に従軍した米兵にもその影響が現れ、大問題になっています。米政府などは放射能の影響はないと言っていますが、大嘘です。
劣化ウラン弾の使用に対抗する形でプーチン政権もベラルーシへの核配備を発表しました。こうして戦争がどんどんエスカレートしています。
戦争を終わらせる道はウクライナに武器や戦車を送ることではなく、自国政府の戦争に反対する反戦闘争を全世界で発展させることです。今こそ、日本の参戦反対!武器を送るな!と声をあげよう!















2023年3月10日金曜日

【講演会】4/2 沖縄・琉球弧の島々を戦場にするな! 宮古島からの訴え 清水早子さん講演会

チラシのダウンロード

4月2日「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」共同代表の清水早子さんをお招きし、「沖縄・琉球弧の島々を戦場にするな! 宮古島からの訴え」として講演集会を開催します。

岸田政権はG7広島サミットでウクライナ戦争への武器供与=参戦を狙い、さらに米日共同で中国への侵略戦争に突き進もうとしています。

沖縄・琉球弧の島々を戦場にすることを前提にミサイル配備や自衛隊の配置が進められ、国会では「敵基地攻撃能力の保有」などを盛り込んだ戦争予算が決められようとしています。

「沖縄戦を繰り返すな」と沖縄・琉球弧の島々で米 軍・自衛隊の基地強化・ミサイル配備に反対して奮闘する清水さんをお招きし、今始まっている戦争をどうやって止めるか、大いに議論しましょう!






 

広島湾での日米合同演習弾劾! 海上自衛隊に申し入れ


2月27日から12日まで広島湾で自衛隊と米軍による合同演習に抗議し、3月7日海上自衛隊呉地方総監部に申し入れ行動を行いました。

沖縄・琉球弧の島々で行われている「離島防衛」訓練の一環とされている今回の演習は沖縄を戦場にして中国侵略戦争を行うための訓練です。わざわざその訓練を広島湾でやるというのは戦争会議=G7広島サミットと一体でヒロシマを反戦反核の街から戦争に協力する都市に変えていこうという意図の表れです。
呉の地元の仲間も参加し、その場でアピール。申入書を手渡しました。



 海上自衛隊呉地方総監部

    総監 伊藤 弘 様

8・6ヒロシマ大行動実行委員会

事務局長 宮原亮

連絡先 広島市中区袋町5-4-302

電話 082-245ー4810


広島湾における日米共同訓練を

直ちに中止することを求める申入書


 海上自衛隊は、2月27日から広島湾における初のの米海軍との共同軍事演習を強行している。私たちはこれに強く抗議し、直ちに中止することを申し入れる。


(1)中国への侵略戦争訓練を許さない!

 この軍事訓練は、2月16日から九州・沖縄で実施している日米共同訓練「アイアン・フィスト」と連動しており、台湾有事を口実にした中国への侵略戦争に向けた実戦訓練である。

 「離島防衛」などは、名目に過ぎない。沖縄・琉球弧の島々は日米政府によって「台湾有事」の最前線として位置付けられている。米軍や自衛隊の部隊が島から島へ移動し中国軍とミサイルを撃ち合うような戦争の計画が作られ、実戦訓練がくり返されている。自衛隊幹部は「申し訳ないが、自衛隊に住民を避難させる余力はないだろう。自治体にやってもらうしかない」と言い放っている。「離島防衛」と言いながら、中国への戦争の戦場にし、住民は見殺しにすると言うことだ。絶対に許せない。

 米バイデン政権は、台湾への武器支援を拡大し、対中国への軍事演習=戦争挑発を繰り返しており、「台湾有事」の名で中国侵略戦争を仕掛けているのである。岸田政権は、この中国侵略戦争に参戦するために、昨年末「敵基地攻撃能力の保有」を含む安保3文書の改訂を閣議決定し、大軍拡予算を成立させようとしている。日本全土に長射程のミサイルを配備し、核武装のための原発再稼働・新増設に踏み切った。そして軍事演習だ。何が「離島防衛」か。

 このような中国への戦争準備に被爆地広島の広島湾を使うこを絶対に許さない。


(2)G7広島サミットと一体の軍事訓練を許さない!

 5月G7広島サミットは、ロシア・中国の「核兵器による威嚇」「国際秩序の転覆」を非難しながら、ウクライナ戦争の拡大、さらには中国侵略戦争を核戦争として行うことを正当化するための会議だ。

 広島湾での初の日米共同軍事演習の強行は、これを証明するものである。岸田首相は、サミットの広島での開催を、「核兵器のない世界に向けた平和の会議」であるかのように宣伝しているが、全くの大ウソである。

 G7の支配者たちは世界中で戦争を行い、資源や市場を奪い、人々を貧困に追いやってきた。また、G7各国全てが核兵器禁止条約の批准を拒否している。その頭目がアメリカバイデンである。私たちはG7広島サミットに断固反対する。このG7広島サミットと一体の広島湾における日米共同軍事演習に反対する。直ちに中止することを強く求める。

 以上。

2023年3月7日

                              

 

2023年3月8日水曜日

平和教育教材からの「はだしのゲン」「第五福竜丸」の削除許さない! 広島市教育委員会に申し入れ

 


3月2日、広島市の公立学校で使う平和教育教材から漫画「はだしのゲン」がカットされるというニュースを受けて、広島市教育委員会に対して撤回を求める申し入れを行いました。3・8国際婦人デー集会実行委員会の皆さんも自分たちの申入書を持って一緒に申し入れされました。

申し入れの前日、ビキニ事件で被曝した第五福竜丸についての記事もカットされることが報道され、ますます怒りを燃やして申し入れ。対応した市教委の方は文書にて回答することを約束されました。

以下8・6ヒロシマ大行動実行委員会の申し入れ


申し入れ

小学生向け平和教材からの「だしゲン」削除の撤回を求める。

報道で「児童の生活実態に合わない」とか「誤解を与える恐れがある」、「漫画の一部を取り上げるだけで被爆の実態に迫りにくい」とコメントしていると言われている。
だしゲン全体を読めば明らかであるが、原爆投下によってどのような惨劇が起きたのか、そして原爆と戦争によってどれだけの人がその後苦しい人生を送らなければならなかったのかが作者の経験に踏まえて克明に描写されている。
それだけでなく、日本がアジアに侵略戦争を行い、日米戦争に突き進み、その結果として原爆投下があったこと。戦時下において言論弾圧が吹き荒れ、戦争に反対する者非国民」として徹底弾圧され排斥されていたこと。戦時下で国民生活困窮を極め、日々の食事にさえ不自由する現状であったこと。その一方で天皇をじめ戦争を引き起こし、戦争で利益を得たものたちが存在し、戦後も権力の座に居座り続けていることを暴露している。
引用した場面で「被爆の実態が伝わりにくい」のであれば、それ引用する部分に問題がある。現場の教員が伝えるための時間が足りないというのなら、伝えるための時間を増やすべきである。平和教育の時間を削ってきたの市教委自身でないか。

今回の決定岸田政権が敵基地攻撃能力の保有を含む安保3文書を閣議決定し、防衛費の倍増などの戦争予算を今国会で通過させようとしていることと一体である。G7広島サミットを契機にウクライナ戦争への日本の参戦とアメリカと共同で中国への侵略戦争に突き進もうとしていることと一体である。だしゲンで描かれた「新たな戦前」「戦時下」の状況に今まさに突入しているからこそ、市教委だしゲンの削除を決定したのでないか。G7サミットを前にしたこの決定G7広島サミットがまさに広島の反戦反核の思いを叩きつぶし、戦争に突き進むための会議であることを如実に示している。
新たな戦前・戦時下に突入している今だからこそ、だしゲンもっともっと読まれるべきであるし、そのためのきっかけとなるように教材にも積極的に掲載すべきである。
以上

2・23 ウクライナ戦争今すぐやめろ! 全国反戦集会に参加 



 2月23日 東京・芝公園23号地で開催された「ウクライナ戦争今すぐやめろ! 2・23 全国反戦集会」(主催:改憲・戦争阻止!大行進運動)に8・6ヒロシマ大行動からも大勢で参加しました。

広大生で全学連副委員長の太田蒼真さんが司会を、宮原事務局長がG7広島サミット反対のアピールを行いました。




黒塗り車の右翼が全国から大挙して妨害に出てきましたが毅然と跳ね返してデモを行いました。

集会・デモの詳しい報告は

http://stop-kaiken.blog.jp/archives/31721186.html



2023年3月3日金曜日

ウクライナ戦争やめろ!G7広島サミット粉砕! 2・18 デモ報告









 「G7サミットは戦争会議 被爆地ヒロシマを利用するな!」

 5月のG7広島サミットまで100日を切り、いよいよ攻防の本番を迎えた広島。三里塚・市東さんの農地強奪強行、「はだしのゲン」の平和教材から削除といった、「新たな戦前」に怒りを燃やし、8・6ヒロシマ大行動は、2月18日にサミット反対デモをやりました。
 午後3時30分から原爆ドーム前公園で前段集会。最初に自治労の女性労働者が、被爆地ヒロシマを徹底的に利用した岸田のG7戦争会議を徹底的に弾劾、大きな反対デモを実現すると力強く決意を述べました。続いて、婦人民主クラブ全国協広島支部の仲間が、3・8国際婦人デー記念3・5広島行動をアピール。今年はG7広島サミット反対!を掲げて、1917年革命の口火を切ったロシアの女性たちのストライキとデモのような闘いを実現しようと参加を呼びかけました。
 あいにくの雨をも吹き飛ばすような太鼓のリズムに合わせてデモ出発。まず、G7サミットがあたかも平和会議であるかのようなデマを流すサミット県民会議を弾劾し、本通り商店街から岸田広島事務所まで元気よくアピールしながら行進。「G7サミットは戦争会議 被爆地ヒロシマを利用するな!」「ウクライナ戦争今すぐやめろ! 中国への戦争やめろ!」「戦争のために増税するな! 岸田政権 打倒しよう!」などのシュプレヒコールに、「本当にそう」「やめてほしい」「怖い」と青年たちが反応が返ってきました。街ゆく人たちの気持ちと一体だという手応えをつかみました。
 デモ終了後には、即座に関西生コン支部への弾圧を許さない2・18全国統一アクションとして、ビラ撒き宣伝を行いました。