2024年10月13日日曜日

11・3全国労働者総決起集会へ 8・6ヒロシマ大行動からもアピールします


11・3全国労働者総決起集会まで残りわずか。「日本最大の反戦集会」である11・3集会に8・6ヒロシマ大行動実行委員会としても多くの方の参加を呼びかけます。私たちも当日アピールを行います。

ビラの裏面のテキストを掲載します

ビラのPDF


戦争に向けた総選挙に選択肢はない!

労働者民衆の選択は11.3日比谷・大デモ!

「自衛隊明記の改憲」 「アジア版 NATO 創設」 「核共有」 などを持論とする石破首相は、就任からわずか 8 日で国会解散-総選挙に踏み切りました。

野党は 「裏金隠し」 としか言いませんが、 石破政権が 「納得」 も 「共感」もなく、 なりふり構わず解散 ・ 総選挙に打って出たのは、 2027年にも始まると言われている中国侵略戦争に向けた 「挙国一致」をつくり出すためです。

日米が中国を「敵国」とした大軍事演習

ウクライナ戦争の泥沼化、 イスラエルによるガザ虐殺と中東全域への戦争拡大が進む中、 米大統領選ではトランプもハリスも 「中国こそ最大の脅威」「中国に勝つ」 と叫び、 中国侵略戦争を構えています。 日本もアメリカと一体となって中国侵略戦争参戦へ突き進んでいます。 それは岸田政権が進めてきた日米同盟の大転換、 敵基地攻撃能力保有、 軍事費2倍化、 米軍 ・自衛隊の一体化、 沖縄 ・ 琉球弧の島々のミサイル基地化=軍事要塞化に示されています。 9月には海上自衛隊の護衛艦が初めて台湾海峡を通過しました。 10月23日から11月1日に行われる日米共同の大軍事演習「キーン・ソード25」 は、 中国を 「敵国」 と明示しています。

戦争を阻止する労働者の団結の力を示そう

米日帝国主義の中国侵略戦争が始まれば、 間違いなく第3次世界大戦です。 この戦争を絶対に、 始まる前に止めなければなりません。 しかし 「日米同盟を基軸に」 を掲げる立憲民主党から日本共産党にいたるまで、 この戦争を絶対に阻止しようとする政党は国会には一つもありません!石破自民か、 野田立民か、 こんな選択の中に労働者民衆の未来はありません。

11・3全国労働者総決起集会-改憲・戦争阻止1万人大行進は、 反戦デモとストライキを闘う全国、 世界の労働者 ・ 労働組合が先頭に立って、 「戦争を止め、 社会を変える力はここにある!」 ということを示す集会とデモです。

すべてのみなさんの参加を

問われているのは労働運動の変革です。自国政府の戦争政策に反対し、 殺し合うのではなく戦争阻止のために労働者が国境を超えて団結しようと呼びかけることは、労働組合の最も重要な任務です。 11・3日比谷集会&1万人大行進で、 労働者民衆の力を示しましょう。 戦争に反対し、 政治と社会の根本的な変革を求める労働者、農民、市民、学生の参加を呼びかけます!

2024年10月3日木曜日

8・6闘争の勝利から中国侵略戦争阻止の大決戦へ! 9・29広島反戦集会

宮原事務局長が講演



拘置所前で大音量で5人を激励


9月29日広島弁護士会館で「8・6の勝利から中国侵略戦争阻止の大決戦へ! 9・29広島反戦集会」が開催されました。8・6闘争に参加できなかった仲間や初対面の人も含め50名が集まりました。

集会の冒頭「岸田を打倒した2024年の闘いの記録」と題した動画を上映。2月28日の8・6ヒロシマ暴処法弾圧から平和公園立ち入り規制との闘い、辺野古土砂搬入を阻止した闘いをはじめ4~7月の安保・沖縄闘争、そしてそこから8・6ヒロシマの原爆ドーム前終夜座り込み闘争へ登りつめていった闘いを映像で振り返りました。改めて、日帝の「ヒロシマ圧殺」の攻撃に対して全力で反撃し、大勝利をもぎりとった地平を集会参加者全体で共有しました。

続けて、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の宮原事務局長から「8・6ヒロシマ闘争は何を切りひらいたのか」というタイトルで講演が行われました。

講演では中国侵略戦争とは何か、中国侵略戦争阻止闘争を大きくしていくために何が必要かという観点から提起が行われました。昨年1月のCSISのシミュレーションや9月6日の日経新聞などを使って、沖縄・琉球弧の島々を徹底的に「捨て石」にして、核兵器をも使う戦争として準備されていること、米帝の危機がこの戦争の原因であり、中国の戦争の原因があるわけではないこと、日帝は「国力としての防衛力」などと言って国のすべてを中国侵略戦争に動員しようとしており、関係のない人はいない事などを訴えました。

そして前夜からの逮捕覚悟の座り込み闘争の方針を公然と呼びかけたことで、むしろ参加者は拡大したことを述べ「戦争絶対反対で一歩も引かずに立ち上がれば、人々は必ず共に立ち上がる」と8・6闘争の勝利の教訓を訴えました。最後に日本の戦争国家化攻撃と闘ってきた勢力が結集する11月集会への結集を訴えました。

会場からの発言では、共同代表の室本けいこさんや大江厚子さん、被爆2世の仲間が自ら終夜座込み闘争を闘った解放感を語り、また8・6を闘った全学連大会で新しく副委員長となった陳さんからは10・7パレスチナ連帯デモへの決起が呼びかけられました。

暴処法弾圧を許さない会事務局からは、弁護団の公判開催要求を無視して10月8日に公判前整理手続きが開催されること、にも関わらず非公開で検察側証人尋問をやろうとしていることが明らかにされ、会場からは「軍事法廷だ!」と怒りの声があがりました。10・8裁判所前闘争への総決起を確認しました。

集会終了後、広島拘置所前からデモ。全学連の仲間を先頭に5人の仲間に対して大音量で激励を行いました。









 

2024年9月28日土曜日

広島市に提出した「弁明書」


掲載が遅くなりましたが、9月17日に広島市に提出した「弁明書」をUPします。

これは、8月6日の原爆ドーム前座り込み集会に対して広島市が「広島市公園条例違反」を主張し、「過料5万円」を要求してきたことに対する「弁明」です。条例の手続き上、過料の請求に対してまず「弁明」を行い、その後正式な決定が出されると今度は「不服申立て」に進むという流れになります。
しかし、「弁明書」にも書いているように私たち実行委員会は8月6日の反戦反核座り込み集会についてなんら間違ったことをしたとは思っていません。むしろ8月6日の原爆の日に反戦反核の座り込み集会を平和公園で行うことを取り締まり、警察に排除を要請した広島市こそ、そしてイスラエルを招待した広島市こそ、全世界の人々から糺弾されているのであり、弁明すべきは広島市です。

松井市長は8月21日の記者会見や9月議会の過程で、来年は「厳粛な式典と表現の自由の調和」などということをいい始めています。議会では集会禁止を最先頭で叫んでいた山路議員さえ、8月6日の事については一言も触れることができませんでした。自分たちが行ったあまりの不正義、その怒りが岸田政権を打倒したこと、次は自分たちが打倒される番と戦々恐々として、ゴマカシ的に「表現の自由」などということをいい始めています。
しかし、「厳粛な式典」なるものの正体が、中国侵略戦争・核戦争をやるために、国家暴力・逮捕の脅しでヒロシマを「黙らせる」ことであったことが完全にハッキリした今、「厳粛な式典」と「表現の自由」の調和などというものは存在しません。差し迫る中国侵略戦争を絶対に阻止するために、戦争を進める国家と徹底的に闘うのかどうかの問題です。再び過ちの歴史を繰り返そうとする為政者たちに対して、ヒロシマが沈黙することはないでしょう。

私たちは今回の「広島市公園条例違反」をめぐる問題を、中国侵略戦争阻止の闘いの一環として、中国侵略戦争に対して被爆地ヒロシマはどのような態度を取るべきかという問題として、大問題とし、すべての人々と共に大きな議論を巻き起こしていく決意です。





2024年9月23日月曜日

9・29 広島反戦集会に集まろう!


戦争は止められる!

反戦反核運動つぶしの「平和公園入場規制」

集会禁止・強制排除を完全に打ち破った!
8月6日朝の原爆ドーム前は、反戦反核の声の圧殺を狙った政府・広島市長・国家権力による平和公園封鎖・集会禁圧攻撃を実力で打ち砕く歴史的闘いとなりました。規制・弾圧に一歩も退かず闘う決意と、核戦争を繰り返さないという「ヒロシマの怒り」が一つになって、1千人の反戦集会を闘いとったのです。

「8・6のように闘えばガザ虐殺も止められる」「中国侵略戦争も阻止できる」8・6闘争に参加した誰もが確信を持って語っています。


中国侵略戦争=核戦争を阻止しよう!

被爆79年の広島・長崎を前にして岸田政権は、7月末に日米2プラス2(外務・防衛閣僚会合)を開催し、日米安保を対中国の侵略戦争同盟として強化し、日米両軍の指揮統制の連携強化を決定しました。同時に「米国の核兵器と日本の通常兵器を組み合わせて」戦争をやるための「拡大抑止」協議を行い、核戦争の準備に踏みこみました。

7月末から8月初めに実施された日米共同実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」では、対中国の最前線である沖縄・九州を拠点に、米海兵隊、陸自水陸機動団やミサイル部隊が、公道や空港・港湾も使って全面的に実戦訓練を展開しました。

中国侵略戦争=核戦争に突進する岸田政権は何がなんでも「ヒロシマの怒り」を叩きつぶすため、昨年の8・6闘争に参加した5人を逮捕までして、逮捕の脅しで反戦反核集会をつぶそうとしましたが、逆に8・6の闘いは中国侵略戦争-世界戦争を阻止する反戦闘争の突破口となりました。あふれる怒りはついに岸田を政権の座から引きずりおろしました。


自民党総裁選ぶっ飛ばして巨大な反戦闘争を!

自民党総裁選は「どの首相のもとで中国侵略戦争をやるか」という「競争」です。河野太郎は拡大抑止の強化をしないと「日本も核開発をして独自の核抑止を持った方がいいという意見が(国内に)出てくる」などと主張、高市早苗は「拡大抑止をいうのなら非核3原則の持ちこませずは矛盾している」と主張。改憲と核武装に向かっておぞましい議論が展開されています。

8・6の勝利に続き、自民党政権を打倒し、中国侵略戦争を阻止する巨大な反戦闘争を作りだそう!


8・6勝利の地平を共有し、もっと大きな反戦闘争をつくりだすために集まって大いに議論しましょう! ぜひ多くの方の参加を呼びかけます。

9・19裁判所包囲デモ、拘置所激励行動

署名提出行動 地裁前で


9月19日、暴処法弾圧5人を取り戻すため、裁判所包囲デモを行いました。2月28日の逮捕以来7ヶ月以上にわたって公判を行わず、拘束を続ける裁判所と検察に対する抗議行動です。9月12日には裁判所は「無実を争っているから証拠隠滅の恐れがある」などというゆるしがたい理由で保釈を却下しています。酷暑の中で空調のない拘置所に拘束し続けることはそれ自身拷問です。絶対許すことはできません。

全国から寄せられた「5人の釈放を求める署名」1530筆(前回提出分合わせて4685筆)を裁判所に提出しました。

裁判所に対して抗議の声を集中しよう!

抗議先 広島地裁 082-228-0421
小川貴紀(裁判担当)
高田 優(保釈を棄却した裁判官)






拘置所前で激励の声をあげる

2024年9月15日日曜日

9・19裁判所包囲デモへ!

 


8・6闘争の勝利に続き奪還しよう

8・6ヒロシマ暴処法弾圧で5名の仲間が逮捕・起訴されて、半年以上経過しています。松井広島市長はこの5名の逮捕を理由に、反戦反核運動をつぶしを狙って8月6日の集会禁止を打ち出しました。私たちはこの弾圧を完全に跳ね返し、原爆ドーム前を解放区とし反戦集会をやり抜きました。戦争をおし進める岸田政権、ガザ虐殺を行うイスラエルの大使、この虐殺を自衛の権利として支持・支援する米国をはじめとするG7に対し、戦争反対、虐殺やめろの声をたたきつけました。
この勝利は今や「8・6ヒロシマのよう闘えば勝利できる。戦争を止められる」と全国に広がっています。逮捕の脅しで、しぶしぶ規制に従った人々にも勇気を与え、来年は跳ね返そうと闘いの火が燃え広がろうとしています。

金権腐敗にまみれた戦争政治に怒りの声をあげよう

岸田政権の意を受けて、この闘いの火を消すために行われた5名の逮捕の狙いは完全に打ち砕い
きました。この逮捕を許可し、今も5名への不当極まる勾留を行う広島地裁は恥を知れ。逮捕から半年、無実を訴えるから証拠隠滅するという決めつけで保釈を却下しています。半年以上も強制力でもって幼い子供や家族とすら会わせないのです。まさに人質司法です。
広島地裁は、5名に対して「反戦反核を訴えるのはやめろ」「運動や組織をやめろ」と、戦前の
ように戦争協力の転向を迫っているのです。そのためには、人生も家族も破壊しようとしているのです。それどころか今や検察庁や裁判所は、国家や政治家の犯罪をもみ消した奴ほど出世しています。戦争政治とともに裁判所や司法を変えなくてはいけません。そして、この戦争と腐敗を生み出す社会を変えよう。この社会変革の先頭で闘う5名の仲間を今すぐ奪還しましょう。
 
「5名の仲間(ヒロシマ・ファイブ)を今すぐ釈放せよ!」この声を逮捕・勾留を継続する広島地裁に抗議の声を叩きつけましょう。

長期勾留を今すぐやめろの抗議の声をお願いします 

抗議先 
広島地裁 082-228-0421
小川貴紀(裁判担当) 
高田 優(保釈を棄却した裁判官)

9・11市役所包囲デモ



9月12日から始まる広島市議会での新たな反戦反核運動への弾圧策動を打ち破るため、9月11日夕方、広島市役所包囲デモを行いました。
はじめて市役所包囲デモに参加する仲間や久々に行動に参加する仲間も加わって、意気高くデモをやりました。