2023年10月24日火曜日

11・12 ヒロシマ反戦デモに結集を!

11月12日、「イスラエル・アメリカのパレスチナ・ガザ攻撃をやめろ! ウクライナ戦争やめろ! 中国侵略戦争阻止! 大軍拡=大増税、戦争の岸田打倒!」を掲げてヒロシマ反戦デモを行います。
10月7日のハマスのイスラエル攻撃は、アメリカ・イスラエルによるパレスチナ人民に対する侵略戦争・虐殺・土地強奪と入植地拡大に対する積りに積もった怒りの爆発でした。特にイスラエルの極右ネタニヤフ政権はこの数年「パレスチナ人の土地はもともとユダヤ人のものだからいくらでも奪っていい」と主張するシオニストを入閣させ、実際に、オスロ合意さえ無視してイスラエル軍と入植者によるパレスチナ自治区への越境攻撃・入植地の拡大を進めてきました。ガザ地区は2007年以来イスラエルによって封鎖され、水も食料も日用品もまともに入手できず、まともな医療も保証されず、世界で最も低い平均寿命におかれています。
イスラエル・ネタニヤフ政権は「報復」と称してガザへの空爆を行い、地上侵攻を準備しています。パレスチナの人々の民族解放、人間的尊厳を求めるたたかいを武力で押しつぶそうとしています。
全世界で「パレスチナと連帯、イスラエル・アメリカはガザへの攻撃やめろ」の巨大なデモが爆発しています。

ウクライナ戦争、中東でのパレスチナへの侵略戦争、そして「台湾有事」と言って米日が準備する中国侵略戦争という3正面戦争という世界戦争が始まっています。
日本の岸田政権はアメリカ・バイデン政権の最大のパートナーとして一緒になって世界戦争に突っ込んでいます。昨年末の安保3文書改定で「敵基地攻撃能力(反撃能力)」保有を宣言し、防衛費の2倍化を決定しました。戦争のために庶民のための医療・福祉・公共サービスを切り捨て、大増税を強行しようとしています。
岸田首相はヒロシマ・ナガサキ、フクシマ、オキナワの反戦反核の声を押しつぶすために、広島サミットでG7の核保有を正当化する広島ビジョンを発出し、福島の汚染水放出を強行し、沖縄辺野古新基地建設を暴力的に強行しています。広島市議会では右翼議員を先頭に「はだしのゲン」の学校図書室からの排除、8月6日の反戦反核のデモや集会への規制が叫ばれています。
全世界で広がる「パレスチナ連帯、ガザ攻撃阻止! ウクライナ戦争やめろ!」のデモと連帯して戦争に突き進む岸田を打倒する反戦デモを日本中で巻き起こすことが必要です。被爆地ヒロシマから戦争反対・岸田打倒の声を上げましょう!

2023年10月22日日曜日

アメリカ・イスラエルによるパレスチナ侵略戦争阻止! 10 ・21 国際反戦デー 反戦反核ヒロシマデモ

八丁堀の岸田事務所前で怒りの声を上げる


原爆ドーム前で集会。

国際反戦デーの10月21日、イスラエル・アメリカによるパレスチナ侵略戦争阻止、ウクライナ戦争を今すぐやめろ、中国侵略戦争阻止! 汚染水放出やめろ! 中間貯蔵施設建設反対!を掲げて原爆ドームの前からデモを行いました。

集会では司会から、政府・マスコミの「テロ弾劾」の大合唱を弾劾し、パレスチナと連帯し、米バイデン政権の最大のパートナーとして世界戦争に突き進む岸田を打倒しようと訴え。

また、広島大学の太田さんがサミット弾圧を口実とした大学当局による呼び出し=処分策動との闘いを報告、呉からは中国侵略戦争で沖縄・南西諸島に兵站輸送をになう海上輸送群の司令部が呉に置かれることに対する怒りのアピールが行われました。またユダヤ人にルーツを持つ留学生からもパレスチナと連帯するアピールが行われました。

集会後に広島市内をデモ、多くの人、特に若者や外国人が圧倒的注目。八丁堀の岸田事務所前では「戦争反対・岸田打倒!」の声を叩きつけました。






 

2023年10月17日火曜日

ガザ軍事侵攻やめろ! ウクライナ戦争とめよう! 国際反戦デーヒロシマデモ


パレスチナへの侵略戦争やめろ! ガザへの大虐殺をとめよう!  

 イスラエルによるガザへの軍事侵攻を止めよう! ハマスによるイスラエルへの10月7日の攻撃は70年以上に及ぶイスラエルの侵略・占領・虐殺に対する積りに積もったパレスチナの人々の怒りの爆発です。

 イスラエルはアメリカの中東石油支配のために作られた軍事基地国家です。毎日のように繰り返される虐殺と破壊、投獄と拷問、入植地の拡大に対して、パレスチナの人々は営々たる抵抗を繰り広げてきました。米欧日はイスラエルによる虐殺と民族抑圧を一貫して支持してきました。

 07年にイスラエルによって封鎖され「天井のない監獄」と呼ばれるガザ地区には、約220万人もの人々が閉じ込められています。物資の出入りも厳重に制限され、食料や医療品などが慢性的に不足。住民は救援物資がなければ生きられない極限状態を強いられています。

 イスラエルは今年7月にもヨルダン川西岸への軍事作戦を行い。今年に入ってから10月7日までに少なくとも247人がイスラエル軍に殺害され、今も約5千人が拘束されています。

 ネタニヤフ政権はハマスの攻撃を「戦争犯罪」と非難。ガザを「悪魔の街」と呼び、「ハマスが拠点とするあらゆる場所を廃虚にする」として空爆による無差別殺りくを開始し、さらに、地上軍による軍事侵攻を開始しようとしています。

 全世界で広がる「パレスチナを解放せよ!イスラエルの侵略戦争やめろ!」の声をともに上げよう!(写真はロンドンでのデモ)


世界戦争・核戦争を阻止しよう!

 アメリカは「ロシアを抑え、中国を打ち負かす」(米国家安保戦略)という世界戦略のもと対ロシア戦争としてウクライナ戦争を進め、中国との戦争に突き進もうとしています。

 超大国の座から没落するアメリカが、世界支配の再確立をかけて中国との戦争を決断していることが戦争危機の根本原因です。ガザ攻撃も中東石油支配の危機を巻き返そうとする帝国主義の絶望的あがきです。岸田政権はウクライナへの武器輸出・参戦を狙い、軍事費2倍化・大軍拡を進めています。

 このまま世界戦争で人類が滅ぶのか、それともパレスチナの闘いと連帯し、全世界の労働者民衆が力を合わせて戦争と抑圧のない世界を作るのか、歴史の分岐点に立っています。


はだしのゲン削除、汚染水放出・8・6反戦デモ弾圧許すな!

 岸田はヒロシマ・ナガサキやフクシマの反戦反核・反原発の闘いを叩きつぶすことに必死です。広島市の平和教材から「はだしのゲンを削除し、広島サミットで「G7の核は必要」「原子力は必要」という「広島ビジョン」を発表。原発事故汚染水の海洋放出を強行しました。しかし広島サミットには怒りのデモが爆発。8月6日の岸田の式典出席にも抗議の声が叩きつけられました。

 岸田・国家権力・右翼市議・広島市当局は8月6日の反戦反核集会とデモを弾圧・規制しようとしています。まさに「はだしのゲン」で描かれた戦時下の言論弾圧が始まっています


10・21 国際反戦デーのデモに参加を!

 10月21日は1966年ベトナム戦争反対ゼネストを日本の労働組合が全世界に呼びかけたことに始まった国際反戦デーです。

 全世界で「イスラエルの軍事侵攻反対!」ウクライナ戦争直ちにやめろ!」という反戦闘争が闘われています。沖縄では辺野古新基地建設強行のための岸田政権の意を受けた反動判決に対して、絶対に基地を作らせないと不屈の闘いが継続しています。巨大な反戦反核デモで、戦争・大軍拡・原発推進の岸田政権を打倒しよう!

 

2023年9月18日月曜日

はだしのゲン 映画上映会に集まろう

広島市の教育教材から削除されたことで焦点になっている「はだしのゲン」。はだしのゲンの映画上映を行います。一緒に映画を見て、戦争のこと、核兵器のことを一緒に考えましょう。

  10月9日(月・休日) 13:00 開場 13:30開会

  東区民文化センター スタジオ2




「はだしのゲン」作者の中沢啓二さん


「平和がどんなに大切かということを分かってくれれば、僕の役目は終わるんです。戦争だけはどんなことがあってもするなよ。戦争は絶対しちゃいかん。核兵器は特にそう。あれ1発使われたらヒロシマ・ナガサキの破壊力じゃないですからね。絶対に無くしていくという世代を育てていかないといけない。それには漫画も1つの役目を果たしていけるのではないか。こういうことがあったのか、無くさなきゃいけないなという気持ちが子どもたちの心に根づいてくれたら作者冥利に尽きます」(2011 年当時。映画『はだしのゲンが見たヒロシマ』より)


平和ノートから削除された「はだしのゲン」


 中沢さんから「だめなものはだめってどんな状況の中でもきっぱり言う」ことを教えられたと中沢さんを取材した渡部朋子さんはNHKの取材に語っています。それゆえに「はだしのゲン」は、核戦争危機の強まりの中で注目されました。

 一方で広島市教委は、日本会議などからの圧力を受け、平和教材から削除したのです。

 核抑止力を肯定する広島ビジョン(G7広島サミットで発表)、また現在の汚染水放出、大軍拡を進める岸田政権を見れば、ゲンはどう思うのでしょうか。


 こういった時だからこそ、「はだしのゲン」を見て、考えてみませんか?  

 

汚染水海洋放出やめろ! ウクライナ戦争とめよう! 反戦反核デモ





9月10日、汚染水の海洋放出やめろ! ウクライナ戦争とめようと訴えて、反戦反核デモを行いました。

原爆ドーム前で集会を行い、岸田事務所までのデモを行いました。

途中、若者たちが何人も飛び入り参加。岸田への怒りの声をともにあげました。

終了後、実行委員会の会議を行い、汚染水問題についての学習会を行いました。

2023年8月17日木曜日

戦争やめろ! 岸田への怒り爆発 8・6ヒロシマ大行動報告





 被爆78周年 8・6ヒロシマ大行動はウクライナ戦争を直ちにやめろ! 中国侵略戦争阻止! 世界戦争・核戦争阻止を掲げ全国からおよそ700名が結集して開催されました。平和記念式典に岸田が出席し、サミットと広島ビジョンを賛美し、G7の戦争と核保有を正当化しようとしましたが、これを「ヒロシマの怒り」で打ち砕きました。G7広島サミットに続いて「ヒロシマ・ナガサキの闘い」、被爆者を先頭とした日本の反戦反核闘争をつぶそうと目論んだ岸田政権の思惑は完全に吹っ飛ばされ、逆に広島ビジョンへの怒り、戦争と大軍拡への岸田に対する怒りがほとばしる8・6ヒロシマ闘争となりました。広島に来た岸田が記者会見でまず広島ビジョンについて「釈明」するところから始めなければならなかったのはそれをよく表しています。
 ウクライナ戦争開戦から2年目となる8・6ヒロシマ闘争。アメリカが「ロシアを抑え、中国を打ち負かす」(米国家安全保障戦略 昨年10月)という中国侵略戦争・世界戦争戦略を打ち出しての8月6日。アメリカ・NATOの兵器供与が激化し、戦争がどんどん激化する中、本気で核戦争を止めるために声を上げ、行動することが求められた8・6でした。
 岸田政権はG7広島サミットで2万4000人の機動隊を動員し、G7の戦争と核保有を正当化する広島ビジョンを発表しました。サミット賛美の大キャンペーンを展開し、サミット反対・戦争反対の声を押しつぶそうとしました。広島を沈黙させ、反戦反核運動をつぶし、戦争反対の運動と意思を解体することを目論みました。しかしG7広島サミット粉砕の実力闘争でそれは打ち砕かれ、逆に広島ビジョンに対する怒りが各所から噴き出しました。
 岸田政権は8・6ヒロシマー8・9ナガサキでG7広島サミットを賛美し、G7広島サミットで貫徹できなかった反戦反核闘争の圧殺を目論みましたが、完全に破産しました。
 6日朝には岸田政権の尖兵である右翼・日本会議数十名が結集して反戦反核集会の妨害を試みましたが、8・6ヒロシマ大行動に集まった全国の仲間の固いスクラムによって一瞬にして吹き飛ばされました。全国から結集した600名の仲間と原爆ドーム前での集会を勝ち取り、岸田の式典出席弾劾のデモを貫徹。広島ビジョンを美化し戦争と核保有を正当化しようと試みる岸田の演説に対して徹底弾劾するコールを叩きつけました。
 午後、県立総合体育館での集会では長崎の被爆者土井玞美子さんのアピールをはじめ、被爆者、被爆2世のアピール、福島、沖縄のアピール、全国で反戦反核をたたかう労働組合や学生からのアピールが行われました。また、韓国・大邱から参加した全教組大邱支部の教育労働者、イラクから参加した医師のフサームさんからもアピールが行われました。集会後の広島市内デモでは沿道から多くの声援が寄せられました。
 6日の行動に先立つ5日午後には全国の教育労働者が呼びかける反戦デモが行われ、夕方には広島ビジョン弾劾! 大軍拡・戦争の岸田打倒!を掲げた集会が東区民文化センターで行われました。
 全ての取り組みを通じて、世界戦争・核戦争を止めるため、いますぐ、さらに大きな反戦闘争を巻き起こしていくこと、戦争に突き進む岸田政権を打倒するために行動することが打ち出され、参加者全体の決意となりました。
 全国からご参加いただいた皆さん、賛同いただいた皆さん、ありがとうございました。戦争をとめるため、さらなる行動に取り組んでいきましょう。





























 

2023年8月3日木曜日

G7の核保有を正当化する広島ビジョン許すな! 岸田事務所に署名提出行動

 



8月1日、「広島ビジョン」反対の署名提出を行いました。

署名運動開始から約一か月、545筆の署名を提出しました。
対応は、岸田文雄事務所の秘書でした。
岸田首相が核の抑止力を正当化した広島ビジョンを打ち出したことに抗議し、今年の式典に参加しないように岸田首相本人に伝えるよう申し入れし、署名を手渡しました。
今までもINF反対署名の提出の際も対応した秘書ですが、対応がかなりひどくなってしまいました。プライベートな空間だから署名提出の際の写真一つ取ってはいけないというのです。国会議員の公な事務所の応対場所さえもプライベートというのは、おかしな話です。(首相官邸の忘年会の写真の問題は「身から出た錆」だと思うのですが・・・。)今回の署名を出した証として署名の写真だけは撮ることを認めさせました。
被爆者を始め、多くの市民が広島ビジョンに抗議していることなどを知っているか問いただしましたが、「主義・主張の違いがある方」という言い方でまじめに取り合おうとしませんでした。
岸田首相の姿勢がこの秘書の在り方に表れていました。
8月6日の朝、式典に参加する岸田首相に怒りの声をもっと広島、全国から集めて、たたきつけなければと決意させられました。すぐさま夕方に本通りに登場し、広大の学生とともに街宣を行いました。仕事帰りの多くの方が立ち止まり、署名に協力していただきました。
この怒りや思いを8・6の朝に結集させていきたいと思います。