広島市の教育教材から削除されたことで焦点になっている「はだしのゲン」。はだしのゲンの映画上映を行います。一緒に映画を見て、戦争のこと、核兵器のことを一緒に考えましょう。
10月9日(月・休日) 13:00 開場 13:30開会
東区民文化センター スタジオ2
「はだしのゲン」作者の中沢啓二さん
「平和がどんなに大切かということを分かってくれれば、僕の役目は終わるんです。戦争だけはどんなことがあってもするなよ。戦争は絶対しちゃいかん。核兵器は特にそう。あれ1発使われたらヒロシマ・ナガサキの破壊力じゃないですからね。絶対に無くしていくという世代を育てていかないといけない。それには漫画も1つの役目を果たしていけるのではないか。こういうことがあったのか、無くさなきゃいけないなという気持ちが子どもたちの心に根づいてくれたら作者冥利に尽きます」(2011 年当時。映画『はだしのゲンが見たヒロシマ』より)
平和ノートから削除された「はだしのゲン」
中沢さんから「だめなものはだめってどんな状況の中でもきっぱり言う」ことを教えられたと中沢さんを取材した渡部朋子さんはNHKの取材に語っています。それゆえに「はだしのゲン」は、核戦争危機の強まりの中で注目されました。
一方で広島市教委は、日本会議などからの圧力を受け、平和教材から削除したのです。
核抑止力を肯定する広島ビジョン(G7広島サミットで発表)、また現在の汚染水放出、大軍拡を進める岸田政権を見れば、ゲンはどう思うのでしょうか。
こういった時だからこそ、「はだしのゲン」を見て、考えてみませんか?