2024年10月19日土曜日

10・27 反戦女性集会に集まろう!




◆戦争反対! 戦争動員拒否!  子どもたちを戦場に送らんぞ!

イスラエルによるパレスチナ人虐殺では、本当にたくさんの女性と 子どもが殺されています。ウクライナ戦争も然り! 日本もアメリカと 一緒になって戦争を支えています。そしてアメリカの世界支配を維持 するために日米で、中国を敵として「打ち負かす」 戦争を着々と準備しています。

◆女性への性暴力許せん!

性が商品として消費され、子どもの目に入る場所にすら女性のポルノ があふれる日本社会。沖縄では、米兵による女性への性暴力事件が相 次いだにもかかわらず、何ヶ月も隠蔽されていました。戦争下では性 暴力が極限化します。

◆女性は子を産む機械じゃない!

「産めよ、増やせよ」!? 「異次元の少子化対策」!? 自分が食べていくのに精一杯で、子どもを持てない・持つ事に希望を 感じない社会が悪い! 女性は国に都合の良い出産マシンじゃないし、 我が子を戦場には送らないぞ。

◆福祉を削って軍事費に回すな!

国は、歳出を減らして軍事費を増やすと言って、社会保障の削減を 狙っています。住民の反対を無視して、沖縄には中国に向けたミサイ ル基地がどんどんつくられています。私たちのお金を、戦争に使う な! 困っている人たちの生活に回せ!

◆戦争を止め、女性が安心して暮らしていける 社会をつくろう!

非正規の多くの女性労働者、シングルマザーが 貧困に苦しんでいます。戦争も貧困もない、女性 が安心して生きていける社会は、すべての人に とっても暮らしやすい社会です。

◆どんな弾圧もヒロシマを黙らせる事はできない!  8月6日、集会禁止はね返し集会・デモをかちとった!

8月6日には平和公園全体を入場規制し、反戦集会を禁止するとい う、核戦争への踏み込みのためのヒロシマつぶしの攻撃がかけられま した。一歩もしりぞくことはできないと全国から駆けつけた仲間とと もに、原爆ドーム前に座りこみ、弾圧を許さず集会・デモ行進をかち とりました。

反戦・反核運動への弾圧、 8・6ヒロシマ暴処法弾圧で 不当勾留されている、5人の仲間を取り戻そう!

◆全世界で女性が立ちあがっている! 国際連帯で戦争をとめよう!

ガザ虐殺弾劾! パレスチナ連帯!中絶禁止反対!・・全世界の女 性・青年・学生が、逮捕・弾圧をおそれず行動しています。女性が行動の先頭にたつとき、大きな勇気と連帯の呼びかけとなります。私たちには力がある。国境を越えた連帯の行動で、戦争を止めましょう!

★女性が団結して声を上げ、社会を変える先頭に立ちましょう!★

中国侵略戦争に向けた日米演習「キーン・ソード25」弾劾連続行動へ!


10月21日(月) 「国際反戦デー」スタンディング 18:00 
         広島 本通り青山前
10月22日(火) 呉 海上自衛隊申し入れ
         14:00 呉地方総監部前 (13:30ゆめタウン呉集合)
10月26日(土) 岩国基地抗議行動
         15:00岩国駅前アピール
         16:00岩国基地へ申し入れ 岩国基地正門前
10月27日(日) 反戦女性集会
         14:00 広島市平和資料館 東館 地下1階 会議室2
         集会後デモ更新
11月3日(日) 全国労働者総決起集会/改憲・戦争阻止!大行進

 

総選挙で戦争翼賛国家への転換ねらう石破政権


 今夏8・6ヒロシマの闘いは、汚職・腐敗と戦争への怒りと結びつき、岸田政権を打倒するものとなった。岸田に代わり新しく登場した石破政権は、9条改憲と「核共有」=核武装、「アジア版NATO」の創設を公言する戦争突撃内閣だ。核戦争に突き進む日本帝国主義・石破政権を倒し、中国への侵略戦争をとめる、巨大な反戦闘争を巻き起こそう!

 労働者・学生の戦争と生活破壊への怒りに追い詰められた自民党と石破政権は、就任後史上最速となる解散・総選挙に踏み切った。この総選挙は自民・石破と、「日米安保基軸」で一致する立憲民主、維新、国民で中国侵略戦争へ突入するための挙国一致体制をつくるものだ。この総選挙にわたしたち労働者階級の選択肢はない。立民や共産をふくむ全勢力が、石破政権の戦争突進に沈黙を貫くことで戦争内閣を補完するものになっている。わたしたちの未来は「よりマシ」な選択肢の先にはない。戦争政府と総翼賛議会をまるごと吹き飛ばす反戦闘争=11・3労働者総決起集会こそがわれわれの選択肢だ!


中国侵略戦争のための巨大軍事演習

 なによりこの総選挙期間中1023日からはじまる日米の共同統合演習「キーン・ソード25」は、初めて中国を「敵国」として名指しした「キーン・エッジ24」を引き継ぎ、自衛隊約3万3千人、米軍約1万2千人が参加する実動演習=大軍事演習だ。オーストラリア軍やカナダ軍をはじめ、世界中の「同盟国」が参加し、NATO(北大西洋条約機構=東欧を爆撃し蹂躙してきた戦争機関)がオブザーバーとして参加する。帝国主義そろいぶみで「中国を打ち負かす」(米国家安全保障戦略)ための戦争訓練であり、これ自体が中国侵略戦争の火蓋を落とすものになりかねない重大な戦争挑発だ。

 世界戦争・核戦争の主戦場として、九州から沖縄・琉球弧にかけて軍事要塞化・ミサイル基地化が急ピッチですすめられてきた。沖縄・勝連分屯地の地対艦ミサイル連隊を先頭に、宮古、石垣、与那国、奄美に陸上自衛隊のミサイル部隊・計2600人の配備が進められている。

 「キーン・ソード25」は自衛隊や米軍の基地にとどまらず、沖縄・九州を中心に全国の民間施設が使われる。不発弾の爆発事故が起きた宮崎空港をふくむ12空港、20港湾がその対象とされ、日本全土が演習の舞台にされる。呉の海上自衛隊や米軍岩国基地はもちろん、東広島市内の河川にPFAS(有機フッ素化合物)を垂れ流してきた弾薬庫もすべて使っておこなわれる大軍事演習を許すことはできない!

 また、石垣島にはウクライナでも使われている高機動ロケット砲システム「ハイマース」も持ち込まれ、EABO(遠征前進基地作戦)を想定した訓練が予定されている。EABOとは、中国軍の防衛ラインを突破するための作戦だ。日米政府が言うような「中国の脅威」からの防衛でもなければ「自衛戦争」でも何でもないことは、火を見るよりも明らかだ!




今回のキーンソード25の演習計画(岩国市の発表資料より)。沖縄・琉球弧を戦場とするEABOの実戦訓練であることは一目瞭然


首都直下の大反戦デモで戦争政府を打倒しよう!

 9月25日には海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が初めて台湾海峡を通過した。戦争勃発にもなりかねない画歴史的な戦争挑発を、日本帝国主義が決断しているのだ。それは日本を最前線基地にして中国と核ミサイルを撃ち合う戦争=中国侵略戦争への「決断」にほかならない。

 今こそ戦争の元凶である日米の帝国主義政府を倒す反戦闘争が必要だ。1021日「国際反戦デー(1966年ベトナム反戦ストライキがおこなわれた日)」のスタンディングを皮切りに、「キーン・ソード25」と対決する諸行動(オモテ面)に集まろう!

 11月3日東京・日比谷野外音楽堂でおこなわれる11・3全国労働者総決起集会&改憲・戦争阻止1万人大行進は、戦争絶対反対を貫き闘ってきた労働組合が呼びかける、戦争政府打倒の大反戦集会&デモだ。8・6ヒロシマで岸田政権を倒した力を束ね、さらに大きくし、東京のど真ん中に帝国主義打倒の隊列を登場させよう!








広島地裁 小川貴紀、角谷比呂美、伊集葉瑠花 裁判官は 無実の5人を直ちに釈放しろ‼️ 8・6弾圧の公判を今すぐ開け!



 

昨年の8月6日原爆ドーム前の反戦反核集会に参加し、右翼の集会破壊から集会を守った5人が「暴力行為等処罰法」で逮捕されてから7ヶ月以上が経過しています(8・6ヒロシマ暴処法弾圧)。広島地裁はこの間、公判を開くこともなく、無実の5名を広島拘置所に拘束し続けています。

 10月8日、広島地裁は「公判前整理手続き」を開催しました。弁護団は直ちに公判の開催を求めましたが、裁判所はそれをさえぎって「公判前整理手続き」を強行したのです。


憲法違反の密室証人尋問を強行

 しかも、非公開の公判前整理手続きでなんと検察側の証人尋問を強行しました。裁判はその公正を保つために公開が原則です。そのことは憲法28条にも明記されており、特に政治犯罪や基本的人権に関わる裁判は「常にこれを公開しなければならない」と規定しています。

 こんなことは裁判官や検察官といった司法に関わる者であればイロハのイであり、当然知っていることです。

 密室での証人尋問という前代未聞の暴挙に弁護団は裁判官の忌避を申し立てましたが、裁判所は自分が7ヶ月以上も公判を開かず、裁判を長引かせているくせに、弁護団に対して「裁判を長引かせるための忌避」 などと強弁して即時に棄却し、証人尋問を強行しました。


警察が我が物顔で制圧する法廷

 この日の広島地裁は裁判所全体に多数の警察官が配置されていました。私たちが裁判所に5人の早期釈放を求める申し入れを行った後、法廷のある階まで移動したところ、何と「立入禁止」の貼り紙がしてあり、裁判所職員と警察官が立っていて中に入れないと言うのです。「立ち入り禁止」のガラス扉の中、法廷の前には警察官が陣取り我がもの顔で歩いています。しかも法廷の審問室の中から警察官が出てくるではありませんか! 支援者は排除し、警察は我が物顔でうろつく法廷で、警察官の証人の尋問を密室で行う。まさに戦時下の戦時司法さながらの状況でした。かけつけた支援者は怒りの声を叩き付けました。


袴田無罪! 8・6暴処法弾圧もでっち上げだ!

 袴田事件の無罪が確定しました。証拠を捏造までして、58年間も無実の袴田さんを「死刑」の罪に置き続けてきたのです。裁判所や静岡県警が「謝罪」をしましたが、謝罪ですまされることではありません。国家犯罪であり、責任者は処罰されなければなりません。

 8・6ヒロシマ暴処法弾圧も全く同じです。原爆ドーム前反戦集会への弾圧として、治安維持法と一体で制定された暴力行為等処罰法を使って5人を半年以上も経った後で逮捕し、8カ月も保釈せず接見禁止で家族の面会さえ認めず、広島拘置所に勾留しています。転向し「罪」を認めない限り出さないという「人質司法」そのものです。

 小川、角谷、伊集裁判官(この裁判は3人の合議)は袴田事件の過ちを今まさに繰り返しています!

 5人の保釈を直ちに認めよ! 接見禁止を解除せよ! 直ちに公判を開け!


裁判所に対する被告家族の抗議申し入れ(抜粋)

 2月28日午前7時、私たち家族が住む自宅に広島県警が家宅捜索を行い、夫を逮捕しました。この家宅捜索と夫の逮捕に「正当な理由がある」、「(一定の証拠に基づき)罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があり、逮捕の必要性がある」と許可を出したのは他でもない広島地方裁判所です。

 全く真面目に検討された様子もなく「証拠隠滅の恐れあり」と何を根拠に言っているのか、家族面会の申請が却下されていることに、本件が政治弾圧であることを感じざるを得ませんし、貴裁判所への強い憤りを感じます。

 「無実なんて争わないで」「娘のために帰ってきて」「戦争反対よりも家族を大事にして」と私たちに言わせたいのでしょうか。本件弾圧は私たち家族にかけられた「反戦運動をやめろ・やめさせろ」という転向強要であると感じています。(冨山さんの家族の申入書から)


 大正時代に制定された法律が、令和の時代の労働者たちの運動を弾圧するために使われようとしているのですね。驚きです。思想や言論の自由は日本国憲法で保障されているのではありませんか? 「厳粛な式典」を希求するあまり、集会を禁止して力によって押さえ つけようとすること事態が、愚かな過ちです。今回の理不尽な弾圧に強く抗議したいと思 います。(髙田さんの家族の申入書から)




護送されてくる5人を激励

裁判所前で抗議集会。この後刑事部に申し入れ。

2024年10月13日日曜日

11・3全国労働者総決起集会へ 8・6ヒロシマ大行動からもアピールします


11・3全国労働者総決起集会まで残りわずか。「日本最大の反戦集会」である11・3集会に8・6ヒロシマ大行動実行委員会としても多くの方の参加を呼びかけます。私たちも当日アピールを行います。

ビラの裏面のテキストを掲載します

ビラのPDF


戦争に向けた総選挙に選択肢はない!

労働者民衆の選択は11.3日比谷・大デモ!

「自衛隊明記の改憲」 「アジア版 NATO 創設」 「核共有」 などを持論とする石破首相は、就任からわずか 8 日で国会解散-総選挙に踏み切りました。

野党は 「裏金隠し」 としか言いませんが、 石破政権が 「納得」 も 「共感」もなく、 なりふり構わず解散 ・ 総選挙に打って出たのは、 2027年にも始まると言われている中国侵略戦争に向けた 「挙国一致」をつくり出すためです。

日米が中国を「敵国」とした大軍事演習

ウクライナ戦争の泥沼化、 イスラエルによるガザ虐殺と中東全域への戦争拡大が進む中、 米大統領選ではトランプもハリスも 「中国こそ最大の脅威」「中国に勝つ」 と叫び、 中国侵略戦争を構えています。 日本もアメリカと一体となって中国侵略戦争参戦へ突き進んでいます。 それは岸田政権が進めてきた日米同盟の大転換、 敵基地攻撃能力保有、 軍事費2倍化、 米軍 ・自衛隊の一体化、 沖縄 ・ 琉球弧の島々のミサイル基地化=軍事要塞化に示されています。 9月には海上自衛隊の護衛艦が初めて台湾海峡を通過しました。 10月23日から11月1日に行われる日米共同の大軍事演習「キーン・ソード25」 は、 中国を 「敵国」 と明示しています。

戦争を阻止する労働者の団結の力を示そう

米日帝国主義の中国侵略戦争が始まれば、 間違いなく第3次世界大戦です。 この戦争を絶対に、 始まる前に止めなければなりません。 しかし 「日米同盟を基軸に」 を掲げる立憲民主党から日本共産党にいたるまで、 この戦争を絶対に阻止しようとする政党は国会には一つもありません!石破自民か、 野田立民か、 こんな選択の中に労働者民衆の未来はありません。

11・3全国労働者総決起集会-改憲・戦争阻止1万人大行進は、 反戦デモとストライキを闘う全国、 世界の労働者 ・ 労働組合が先頭に立って、 「戦争を止め、 社会を変える力はここにある!」 ということを示す集会とデモです。

すべてのみなさんの参加を

問われているのは労働運動の変革です。自国政府の戦争政策に反対し、 殺し合うのではなく戦争阻止のために労働者が国境を超えて団結しようと呼びかけることは、労働組合の最も重要な任務です。 11・3日比谷集会&1万人大行進で、 労働者民衆の力を示しましょう。 戦争に反対し、 政治と社会の根本的な変革を求める労働者、農民、市民、学生の参加を呼びかけます!

2024年10月3日木曜日

8・6闘争の勝利から中国侵略戦争阻止の大決戦へ! 9・29広島反戦集会

宮原事務局長が講演



拘置所前で大音量で5人を激励


9月29日広島弁護士会館で「8・6の勝利から中国侵略戦争阻止の大決戦へ! 9・29広島反戦集会」が開催されました。8・6闘争に参加できなかった仲間や初対面の人も含め50名が集まりました。

集会の冒頭「岸田を打倒した2024年の闘いの記録」と題した動画を上映。2月28日の8・6ヒロシマ暴処法弾圧から平和公園立ち入り規制との闘い、辺野古土砂搬入を阻止した闘いをはじめ4~7月の安保・沖縄闘争、そしてそこから8・6ヒロシマの原爆ドーム前終夜座り込み闘争へ登りつめていった闘いを映像で振り返りました。改めて、日帝の「ヒロシマ圧殺」の攻撃に対して全力で反撃し、大勝利をもぎりとった地平を集会参加者全体で共有しました。

続けて、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の宮原事務局長から「8・6ヒロシマ闘争は何を切りひらいたのか」というタイトルで講演が行われました。

講演では中国侵略戦争とは何か、中国侵略戦争阻止闘争を大きくしていくために何が必要かという観点から提起が行われました。昨年1月のCSISのシミュレーションや9月6日の日経新聞などを使って、沖縄・琉球弧の島々を徹底的に「捨て石」にして、核兵器をも使う戦争として準備されていること、米帝の危機がこの戦争の原因であり、中国の戦争の原因があるわけではないこと、日帝は「国力としての防衛力」などと言って国のすべてを中国侵略戦争に動員しようとしており、関係のない人はいない事などを訴えました。

そして前夜からの逮捕覚悟の座り込み闘争の方針を公然と呼びかけたことで、むしろ参加者は拡大したことを述べ「戦争絶対反対で一歩も引かずに立ち上がれば、人々は必ず共に立ち上がる」と8・6闘争の勝利の教訓を訴えました。最後に日本の戦争国家化攻撃と闘ってきた勢力が結集する11月集会への結集を訴えました。

会場からの発言では、共同代表の室本けいこさんや大江厚子さん、被爆2世の仲間が自ら終夜座込み闘争を闘った解放感を語り、また8・6を闘った全学連大会で新しく副委員長となった陳さんからは10・7パレスチナ連帯デモへの決起が呼びかけられました。

暴処法弾圧を許さない会事務局からは、弁護団の公判開催要求を無視して10月8日に公判前整理手続きが開催されること、にも関わらず非公開で検察側証人尋問をやろうとしていることが明らかにされ、会場からは「軍事法廷だ!」と怒りの声があがりました。10・8裁判所前闘争への総決起を確認しました。

集会終了後、広島拘置所前からデモ。全学連の仲間を先頭に5人の仲間に対して大音量で激励を行いました。