2025年10月28日火曜日

米日の中国侵略戦争阻止! トランプ・高市打倒! 11・23ヒロシマ反戦デモ


 

高市政権打倒! 国際反戦デー10・19広島反戦デモ




10・19広島反戦デモ

10・21高市打倒を掲げ本通りでスタンディング
 

86実が10・19広島反戦デモと10・21国際反戦デースタンディング

 

 10月19日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の呼びかけで、10・21国際反戦デーの行動として、10・19広島反戦デモを行いました。原爆ドーム前に集まった仲間は、極右・排外主義の高市政権発足という事態にトランプ・高市は打倒しかないと、決意を新たにしました。

 デモ出発前の集会では、8・6ヒロシマ大行動の宮原亮事務局長が基調を提起。10月20日からの自衛隊統合演習、高市政権の登場、そして日米首脳会談という攻撃と対決し、11・2全国労働者総決起集会への大結集を実現しようと訴えました。帝国主義としての没落を中国侵略戦争=世界核戦争で突破しようとするトランプ政権、日本の高市政権もこれを改憲と戦争・核武装の絶好の機会として積極的に中国侵略戦争に参戦しようとしています。8・6ヒロシマつぶしや、岩国・呉の侵略拠点化を絶対に許さず、パレスチナ人民と連帯し世界中の労働者民衆と団結していきましょう。

 続いて高陽第一診療所労組の矢田三恵さんが、イラクから研修で来日されているファラ医師の報告会を前日に行ったことについて述べました。イラク戦争が終わって二十数年も経つのに、いまだに劣化ウラン弾の被害が深刻であるにもかかわらず、多くの患者は劣化ウラン弾が原因と知らされていないとのことです。ファラ医師が広島のように復興をと言われたことを受けて、なによりも世界中から核と戦争をなくすことでファラ医師の思いに応えようと訴えました。最後に婦人民主クラブ全国協から井上千代さんが、高市は「初の女性首相」と持ち上げられているが女性差別と排外主義をさらに激化させるのが高市と弾劾し、差別・排外主義と闘う運動を前進させようと訴えました。結集した仲間は意気揚々と市内デモへ。多くの若者が一緒にこぶしをつき上げてデモに応えるなど、繁華街では圧倒的注目でした。

 国際反戦デー当日の10月21日には、繁華街で反戦を訴えるスタンディングを行い、高市を打倒する11・2全国労働者総決起集会への結集を訴えました。ちょうど高市政権が発足したこの日、高市は絶対許せないといって11月集会への賛同をする人も現れました。高市よりもっと激しく高市打倒を訴えてこそ、労働者民衆の怒りと結びつくことができると実感しました。実力闘争で帝国主義を打倒し、中国侵略戦争を阻止しましょう。

2025年10月13日月曜日

高市政権打倒! 国際反戦デー10・19広島反戦デモー10・21国会開会日スタンディングに集まろう!


 

トランプ・高市打倒!中国侵略戦争阻止の反戦デモを!


米日による中国侵略戦争阻止

 米トランプ政権は中国侵略戦争・世界戦争に向かって突進しています。

 でたらめな関税・経済政策、財政赤字巨額化、ドル信任低下、株式バブルの一方での雇用・景気減速、インフレと人民の生活苦増大という危機の中、国内の移民への襲撃、民主党政権州への軍隊出動、国防省の「戦争省」への改称などを進めています。

 トランプ政権が10月に公表する新たな「国家防衛戦略(NDS)」では「米国第一」「力による平和」という帝国主義の本性をむきだしに「米国本土の防衛」と「中国による台湾の軍事制圧の抑止」を最大重点として打ち出しています。それは米本土の戦場化も見据え、中国侵略戦争に突っ込んでいくということです。

 9月30日には世界に800人以上いる将官以上の米軍幹部のほぼ全員を招集し会合を開催。そこでは米軍を「生ぬるい合法性ではなく最大限の殺傷力を、政治的正しさではなく最大限の破壊的効果を追求する」と宣言。「新しく復元された戦争省の唯一の任務は戦争遂行、戦争準備、勝利のための準備だけ」「防御だけでなく戦争の準備を」「米軍の戦闘力の強化だけに集中する」と強調しました。

 戦後の世界体制の基軸であったアメリカが逆に世界体制の破壊者として1930年代のヒトラーのように登場しています。「台湾有事」の戦争危機を生み出しているのはアメリカの側です。


日本の中国侵略戦争参戦を阻止しよう

 日本政府は2022年の安保3文書改訂以来政府はアメリカとともに中国侵略戦争に参戦する体制をつくってきました。防衛費を2倍化し、ミサイルを全国に展開し、中国を敵国とした軍事演習を繰り返してきました。

 参院選での自民党大敗の危機の中で極右高市が総裁として登場しましたが、公明党は連立離脱し早くも政治的危機を爆発させています。

 重要なことは9月には国民民主党が「スパイ防止法案」の今秋臨時国会提出を目指した中間報告書案を、日本維新の会は「9条2項(戦力不保持)削除」「国防軍明記」を柱とした改憲提言を発表するなど中国侵略戦争に向かって戦争のできる政治体制を競い合う政界再編が始まっているということです。

 高市自民党も改憲勢力もぶっ飛ばし、戦争阻止の巨大な反戦闘争・デモを巻き起こそう!


パレスチナと連帯し、排外主義・差別と闘い、戦 争阻止を

 トランプが主導した「パレスチナ和平」はアメリカ軍も投入してガザ軍事占領を継続するものです。パレスチナ人民の10・7蜂起に示された「帝国主義の支配を終わらせろ」という命がけの叫びに応え、軍事占領やめろ! 米日帝国主義を打倒する反戦闘争を爆発させよう。

 戦争情勢の中でトランプの移民襲撃、参院選での「日本人ファースト」など外国人への排外主義、女性差別、障害者差別などが吹き荒れています。戦争を阻止するために差別・排外主義を絶対に許さず徹底的に対決しなければなりません。

 8月6日原爆の日には不当な集会規制・警察による集会弾圧に対し、被爆2世や女性を先頭に体を張った座り込みで対決し、打ち破りました。国家権力の弾圧に屈せず戦争絶対反対、差別・排外主義絶対許さない運動が戦争を止める力です。

 国際反戦デ―記念10・19広島反戦デモに集まろう!

2025年10月11日土曜日

女性差別者擁護・反戦反核運動破壊を行う太田蒼真共同代表の解任を決議

 8・6ヒロシマ大行動実行委員会は昨日10月10日実行委員会会議を行い、また本日10月11日、女性解放学習集会を行いました。

実行委員会会議での討論に基づき、学習集会参加者の総意で、女性差別者を擁護し、8・6ヒロシマ大行動や改憲・戦争阻止!大行進運動の破壊をおこなっている太田蒼真君を共同代表から解任することを決議しました。

8・6ヒロシマ大行動で共に闘う仲間の皆さん、および私たちに支援と期待を寄せていただいている多くの皆さんに、このような女性差別を擁護し自ら差別者としての姿を示すとともに、反戦反核運動破壊に手を染める人物を運動の指導者の中から生み出してしまったことを謝罪します。そして決議文中にもあるように私たちのこれまでの女性解放闘争に対する敵対的なあり方を自己批判し、運動の変革をかけて、太田蒼真君も含む石田グループによる運動破壊を絶対許さず、徹底的に対決しぬく決意です。中国侵略戦争阻止・核戦争阻止の闘いと一体で差別・排外主義との闘い、女性解放闘争をともに闘い抜く運動に自らを変革し闘い抜きたいと思います。

以下決議文です。


2025年10月4日土曜日

暴処法弾圧裁判が結審 圧倒的勝利感で無実主張 検察の論告・求刑を徹底弾劾






10月3日、8・6広島暴処法弾圧裁判(広島地裁、角谷比呂美裁判長)の第8回公判が開かれました。多くの仲間が駆け付けた法廷で、検察の論告・求刑、弁護団の最終弁論と被告団の最終陳述が行われました。
前回の公判では、工学博士の小川進さんが検察側「証拠動画」を力学的に解析し、被告団による暴行はなくむしろ右翼や広島市職員が参加者に暴行していたと明らかにしました。今回検察は自らの鑑定でもって反論することができず、ただ「信用できない」と切り捨てるのみでした。また、8・6大行動実行委の宮原亮さんの「8月6日はずっと反戦反核の行動をする日だった」との証言にも触れられませんでした。それなのに、右翼の襲撃を排して反戦集会を開こうとすることを「独善的で身勝手で悪質」と言いなして松木誉明さん、西納岳史さんと古郡に懲役1年6カ月、冨山小太郎さんには「指揮者で責任重大」、髙田暁典さんには「『前科』の執行猶予経過からすぐの犯行なので矯正施設に収容すべき」と言いなして懲役2年を求刑しました。私たちは無実ですから「被告団による暴行」など立証できるはずもなく、しかしそのことを開き直り、偏見と悪意でもって被告団を犯罪者に仕立て上げようとしたのです。そもそも「被害者」とされる人物が一度として法廷に出てこない異常な裁判です。
弁護団は54㌻にわたる弁論で、検察のデタラメな論告・求刑を徹底的かつ全面的に批判しました。そして、「被告人が無実であることは検察側証拠動画から明白。本件はあからさまな革命派つぶしの弾圧であり、公訴棄却されるべき」と突きつけました。
被告団も検察と裁判所を徹底弾劾する意見陳述を行いました。中国侵略戦争が始まる中で2023年8月6日原爆ドーム前集会を開催したその行動が正当であること、被告団の完全黙秘・非転向の闘いがその後の24年8・6広島の学生・青年・女性たちの実力闘争につながったことなどを述べました。逮捕・長期勾留によっても私たちの団結は崩されず、完全黙秘・非転向の闘いによって逆に団結は拡大しているのです!
総じて、私たちの反戦反核闘争の圧倒的正義を示すことができました。同時に反戦反核闘争をつぶすためならば矛盾だらけでも逮捕・起訴する検察・警察らの犯罪を暴き切る裁判闘争とすることができました。
広島地裁は結審を宣告した後、弁論と被告団意見陳述を十分に検討する時間を取ろうとせずに「判決言い渡し」を約1カ月後の11月18日と指定しました。国家権力の有罪策動を粉砕し、無罪判決をかちとろう。
反戦闘争つぶしは反戦闘争の拡大で、打ち破っています。今年の8・6ヒロシマ闘争は被告団も参加してスクラムを組み、集会を守り抜きました。これからも闘い続けていきます。石田反革命を粉砕し、11・2全国労働者集会大結集で無罪戦取へ進撃しよう!(広島暴処法裁判被告・古郡陸)

 

2025年9月24日水曜日

2025年9月22日月曜日

中国侵略戦争のための軍事演習弾劾! 9・21岩国闘争


 

9月11日から開始された実動演習「レゾリュート・ドラゴン25」に対し21日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の呼びかけで岩国駅前でのスタンディングアピールと、米軍岩国基地への抗議デモを行いました。

 演習の一環として、岩国基地では中距離ミサイル発射装置「タイフォン」の国内初の展開訓練が実施されています。中国・朝鮮半島を射程に入れ、実戦展開を想定したものです。また一体で、空母艦載機のFCLP訓練(滑走路を空母の甲板に見立てて離着陸を行う訓練)も行われています。

 岩国駅前でのアピールを始めるやいなや、市民から注目が集まりビラが受け取られ、怒りの声が寄せられました。

 その後、岩国基地正門に向けてデモ。「タイフォン配備反対」「岩国・呉を侵略拠点にするな」の声に沿道の住宅から注目が集まりました。怒りと危機感が充満しているのです。

 参加者は「中国侵略戦争・核戦争阻止!」と力を込めて抗議しました。