トランプ「広島・長崎」 原爆正当化発言弾劾!
新たな世界戦争・核戦争をとめよう!
被爆80周年8・6ヒロシマ大行動'25
◆6月21 日、アメリカ軍はイランの地下核施設に対し、世界最大級の超大型地中貫通爆弾「バンカーバスター」14 発を投下。トランプ大統領は「あの一撃で戦争は終わった。広島や長崎と本質的に同じだ」と発言しました。広島・長崎への原爆投下を正当化しながら、イラン核施設への大爆撃を自画自賛したのです。日本政府はこれを容認し、松井・広島市長はトランプ暴言に抗議もせず「トランプ大統領に広島に来てほしい」などと言うのみ。一方で今年も8月6 日に反戦反核の声をあげようとする被爆者・二世をはじめとする労働者、学生、市民らを排除するために、「平和公園立ち入り規制」を強行しようとしています。絶対に許せません!
◆ウクライナ戦争、ガザの虐殺、イラン爆撃ー世界に戦火が燃え広がる中、米欧日はじめ各国は競い合って大軍拡に突き進んでいます。新たな世界戦争・核戦争の最大の震源は、台湾争奪をめぐるアメリカ帝国主義と中国の激突です。ヘグセス・米国防長官は、「(中国と)断固戦い、勝利する準備ができている」(6 月1 日アジア安保会議)と宣言しています。日本はアメリカと一体となって、東アジア全体を「一つの戦域」とする対中国の共同作戦体制づくりを推進しています。沖縄・南西諸島軍事要塞化、岩国基地強化、呉「防衛拠点」建設、すべてが日本全土を中国侵略戦争の出撃基地とし、戦場にする計画として進められています。
◆この戦争は核戦争に行き着きます。アメリカは毎年平均10 兆円以上を投じて新型核兵器開発を進め、ロシアや中国もこれに対抗しています。「世界は新たな核軍拡競争時代に入った」と言われ、日本でも元政府高官・元自衛隊幹部らが「非核三原則を変更しアメリカの核兵器を日本に配備せよ」と提言しています。