米朝会談は世界戦争の危機を加速
改憲・核武装阻止の大決戦に突入
8・6ヒロシマ大行動の賛同・参加の拡大に全力を!
第3回実行委員会を開催
6月17日に第3回8・5国際反戦反核集会実行委員会を秋葉原で開催し、22日には広島での第3回実行委員会を開催しました。8・6ヒロシマ大行動に向けて準備と組織化が進んでいます。
6月12日の米朝会談をどう見るかがいずれの実行委員会でも討論となりました。
アメリカの利益のためなら核兵器の使用を公言してきたトランプ政権と労働者民衆を犠牲にしながら核・ミサイル開発を進めてきたキムジョンウン政権がそれぞれの利益と延命のために取り引きを行なっています。それは結局は戦争・核戦争の危機をより激しくつくりだすものでしかありません。G7の崩壊、トランプ政権の貿易戦争は世界戦争の危機の時代に突入していることを示しています。6・12 米朝首脳会談は、南北の労働者民衆が求める真の「平和と統一」を実現するものではないこと、労働者民衆の戦争絶対反対のたたかいと国際連帯こそ、戦争を止める力であることを改めてはっきりさせました。
改憲と核武装に突き進む安倍
特に、今回の米朝会談情勢の中で完全にはじき飛ばされた安倍政権がここでますます改憲と核武装に突き進もうとしていること、そのために今国会を延長し、働き方改革法も成立させ、9月からの臨時国会で国民投票法を制定し一気に改憲発議に行こうとしていることを見なければなりません。
日本共産党などが米朝会談を賛美し「もはや改憲を行う理由はなくなった」などと言っているのは改憲・核武装に突き進む安倍政権の凶暴な意志から目を背け、大決戦を前に労働者民衆に「武装解除」を迫るものです。
改めて今年の8・5−8・6闘争が国際的にも、歴史的にも決定的な闘争となったことを明確にして成功に向かって力を合わせて全力で取り組むことを確認しました。