柵(写真は国会前)
8・6ヒロシマ大行動実行委員会が5月18日から20日に予定しているサミット反対のデモの申請に対して、広島県警は5月18日から21日まで上記の地図の斜線部分を規制すること、規制エリア内のデモを認めない旨の「説明」を行なってきました。規制のエリアについては写真のような蛇腹ゲートや柵のようなバリケードを設置して人や車の通行を規制する事を明らかにしました。
また、これと合わせて広島市は5月18日から21日の平和公園の立ち入り規制、および規制エリア内の区民文化センターなどの市民会場を休館にして会場貸し出しの取り消しを行なってきました。
サミット会議は元宇品のプリンスホテル(原爆ドームから約6キロ南)で行うにもかかわらず、なぜ4日間にもわたって平和公園を挟む幅1キロから1.5キロの地帯を警察が制圧しなければならないのか。まさにG7による「広島占領」です。
明らかに平和公園とその周辺で戦争反対、核反対の声を上げさせないための政治的弾圧そのものです。サミット期間中、全世界のマスメディアが広島を注目するからこそ、労働者市民が平和公園に近づくこと、政治的アピールをさせないための規制です。この規制の実態ことがG7広島サミットが全くの不正義で広島市民から全く歓迎されない内容の戦争会議であることが示されています。
広島市中心部では学校も保育園も休みになるところが続出し、仕事を休まざるを得ない人が大勢います。にもかかわらず休業補償さえせず、「サミットなので協力してください」とこの状況を強制しようとしています。ふざけるな!
私たち実行委員会は4月20日、広島県警に対して、あくまでも計画通りのデモ申請を正式に行いました。公安委員会などがどのように判断するかはわかりませんが、不当な規制に対しては徹底的にたたかいます!
G7広島サミット粉砕、5・19デモに全国・全世界から結集し、戦争会議を粉砕しよう!